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なぜズルした人ばかりが幸福に暮らすのか

回答数回答 1
有り難し有り難し 20

私は小さな頃から大変苦労してきました。                 

けれど小学校の担任から「正直すぎる」と虐められるほど、正直に人を傷つけずに生きてきました。              

                   
けれど世の中を見渡すと結局はズルした人が幸せになっています。

                   
数日前叔母にも「もっと他人を利用しなさい」と言われました。

                   
いとこたちもほぼ全てのレポートを親にやらせて大学を卒業して今は良い会社に入りマンションで一人暮らしして海外旅行に行ったり、大学を不正で出てヨーロッパに恋人と住んで楽しそうな様子をLINEで送ってきたり、奨学金を不正取得して親に返済してもらったいとこが結婚して子供もできて幸せに暮らしています。

                   
親も親戚もソレを「要領が良い」と言って「あの子たちはようやっている」と言います。

                   
親にや親戚やいとこたちの方が正しいのですか?

                   
また誠実に正直に生きる人ほど騙されたり、社会に受け入れられず、不幸になるのは何故ですか?

                   
また、現世でそれを修正するのはどうすれば良いですか?

                   
よろしくお願いいたします。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

他人と比べることで、自分の良さや生き方を見失ってしまうんです

質問読ませていただきました。

正直者がバカを見る。本当に仰るとおりで、要領よく悪知恵が働く人の方が幸せに生きているように見えます。
心中お察しいたします。

さて、仏教の考え方では、今さえ良ければいいという考え方は、善しとされません。生命というものを、現世のみとは考えないのです。過去世があって、現世があって、来世がある。そうやって連綿と繋がっていくのです。
ですから、今を楽しむために悪いことをするなら、その報いは必ずどこかで受けなければなりません。
ですから仏教で言うなら、正直者は馬鹿を見ないのです。自信を持って堂々と正直に生きれば良いんですよ。

また、世間は世法(世間の法・法則)で動いております。残念ながら、今の政治制度や法律では、やはり悪知恵が働く人の方が面白可笑しく生きることが出来ます。
しかし、そこに流される必要はありません。
自分は自分らしく生きて、自分なりの幸せを見つければ良いんです。他人と比べることで焦ってしまい、自分の良さや生き方を見失ってしまったり、否定してしまったりするんです。
他人は他人、自分は自分、このスタンスでいいんですよ。

私もたとえ損することになっても、自分に自信を持って、顔を上げて進めるような生き方を心がけて生きたいと思います!

ちなみに、「現世で修正する」のであれば、それこそ政治体制を変革できるような権力者か、法解釈を左右できるほどの学者にでもならない限り難しいでしょう。
そこではなく、ご自身の考え方を見直してみることの方が、必ずご自身の将来のためになりますよ。

何か少しでも参考にしてみて下さい。
不安でも追加の相談でも何でも良いので、必要ならばプロフィールを参照いただき、メールやZOOMの個別相談をご利用くださいね。

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質問者からのお礼

ご回答いただきありがとうございます。                 

今、体調を崩している事もあり
今までの人生を振り返る事が多く、
                   
その時感じるのは
小さな頃からほとんどの人が
親にブランドの服を買ってもらったり
土日は家族で外食したり、
           
                   
そうでない人も
仲良く家族で過ごしたり、
友達と楽しく遊んだり
                   
好きな学校へ行ったり…
                   
私はそういうものが何も無かったのか
と思うと、
                   
自分は生まれて来なくて良かったのに
と思います。
                   
やはり、
人がしているフツーの事は
したいと思いますが
                   
今回いただいた
「自分らしく」と言う言葉を
大切にしたいと思います。
                   
藤川誠海様も
自分に損になっても
自信を持つ生き方を心がけていきたい
と、ご自身の思いをお書きになってくださり、
                   
「私だけではないんだ」と
心強く思いました。
                    
本当にしんどい世の中ですが…
                   
ありがとうございました。

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