やっぱり、死が怖いです。
何度も失礼します。
最近生活していてやはり、死が怖くなりました。
感染症の影響で多くの人が亡くなり
そのことが、あたかも自然なように
連日報道され、人の死が生活の中で
より身近(不謹慎ですみません。)
に当たり前のようになってきていて
いつ死ぬかわからない、まだ自分はやるべきことができてない
という負の感情がブクブクと浮かび上がってきてしまいます。
また、これは先ほどのものと違うのですが、
9月3日の夜に見た夢で、夕方に
一人で習い事(文化系)の練習をしていると、
習い事の先生(故人)が先生の住む母屋から出てきて、
自分の隣に座って話すという夢を見ました。
先生にいくらかの自分の悩み事を聞いてもらった後、
「向こうでは、どうしているのですか」
と聞いたところで先生が答える前に
目が覚めてしまって、そこから
「先生が何を言おうとしていたのだろう」と
モヤモヤが続いています。
以前の質問で死と向き合って、
そこから生きていく意味を見つける
というお知恵をいただいてとても参考になったですが、
自分自身が死と向き合うことができなくて
生きていく意味の追求も止まってしまっている気がします。
お坊さんの思う死の恐怖と向き合う、よける、折り合う方法や
お坊さんが普段それと付き合う方法を教えていただきたいです。
先生がどのようなことを言おうとしていたと思われるのか、
ということもできれば教えていただけると嬉しいです。
お忙しい中申し訳ありませんが、よろしくお願いします。
乱文失礼しました。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
死の正体を知る
でんさま
「死が怖い」というのは、「おばけ」と一緒でその正体を知らないことによるからでもあります。
その正体を知れば、枯尾花的に怖さもなくなるものとなります。
下記の書物がその正体の理解に役立つかと存じます。
チベットの生と死の書 (講談社+α文庫)
ゲルク派版 チベット死者の書 (学研M文庫)
秘密集会タントラ概論(法藏館)
死といかに向き合うか、その助けにもなるかと存じます。
川口英俊 合掌
質問者からのお礼
川口英俊先生
ありがとうございます。
3冊のうち2冊図書館にある本だったので
貸し出し予約をしてみました。
確かに死の怖さは正体が見えない、
何なのかわからないというところにあると
自分で考えてみて思いました。
まだまだ怖さを克服して前を向いて歩くには
時間がかかると思いますが頑張っていこうと思います。
貴重なお教えをありがとうございました。
追記:
実際に読んでみました。
風と意識が溶けるという考え方は少し難しかったですが
勉強を進めてみようと思います。
まだ、死への恐怖は消えはしませんでしたが
この死者の書を起点に勉強を進めて、
徐々に答えを見つけようと思います。
改めてありがとうございました。