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聖天信仰におけるご真言について回答受付中

回答数回答 1
有り難し有り難し 8

聖天様を信仰しております。
毎日、聖天様のご真言千反をお唱えしております。
聖天様は自宅に仏像をお祀りすることは絶対にいけない(十一面様も軽くお祀りすることもよくない)と聞いております。
聖天行者様以外が、聖天様のお姿を見ることはよくないとも聞いており、ネット等にある仏像や仏画等も見ることはよくないとも聞いております。
毎日聖天様のご真言を唱える上で、仏像も画像等も意識におかず、お札のみに対して、聖天様をどのように意識して真言を唱え続ければ良いのか、どのように聖天様に意識を繋げていけば良いか、どうしても体感的にわかりません。
どのようにすれば良いのでしょうか?
また、ご真言も含めお経も、本来は阿闍梨様にお授け頂いた上でないと、密教として越法罪になると聞きます
やはり、ご真言を知っていたとしても、正式に阿闍梨様にお授け頂くべきでしょうか?
もうひとつ、事情があり、ふたつのお寺の聖天様のお札をお祀りしているのですが、やはり、別々にご真言をお唱えした方が良いものでしょうか(おひとつは単身の聖天様、おひとつは双身の聖天様、また、おひとつの本地は十一面様、おひとつの本地は千手様になります)
以上、長々となりましたが、ご指導のほどどうぞ宜しくお願い致します

2021年9月11日 21:28

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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

天部神への勤行や真言について

masaさま

聖天・歓喜天信仰は信仰への篤さと共に誤解が色々ございます。天部神のことにつきましては、下記の拙回答が参考になるかと存じます。

歓喜天様について
https://hasunoha.jp/questions/22249

天部神への勤行や真言も、何か現世的な利益を求めて、あるいは、誤謬があれば障り、祟りがあるなどとか、そういったことを気にするのではなく、いかに仏道精進、仏道成就へと繋げるものとなるのかが大切なことになります。

それは、悪い行いをなさずに、善い行いに努め励みて、心を清らかにすることになります。

基本的には六波羅蜜(布施・持戒・忍辱・精進・禅定・智慧)の実践となります。

六波羅蜜を実践する中で天部神への勤行や真言も(あくまでも)その補助的な一要素として役立つものとなります。

しっかりと仏道精進に取り組んで参りたいものでございます。

・・

基本的に天部の神々に関しましては、仏教では「護法善神」としてお祀り致すことになります。

尊い仏法を護って頂く、あるいは、仏道を歩む者に厄災がないように護って下さるお立場となります。

仏道を歩む者への厄災としては、「四魔」が代表的にあり、陰魔、死魔、煩悩魔、天魔となりますが、それらを避けて、修行が精進できるようにお護りを頂くということになります。

聖天様(歓喜天様)は、護法善神の中でも、日本においては、特に現世利益的な側面が強いとされているため、民間信仰的には篤いところがあるのではないだろうかと存じます。

また、聖天様(歓喜天様)は、観音菩薩様の化身(応身)とされてもいるため、ある意味では観音信仰の強さにも通じるところであるのかもしれません。

とにかく、聖天様(歓喜天様)への現世利益の祈願による成就というものがあったとしても、その先としての悟り・涅槃へと向かうところへと確実に繋げて参りたいものとなります。

まあ、仏教徒、仏教信仰者に、まさか聖天様(歓喜天様)が何か悪さをする、罰を当てるということなど、まずあり得るはずはありません。

ですから、あまり気にされ過ぎないことと、それよりもより仏教の修習に努めて頂ければ、尚、聖天様(歓喜天様)もお喜びになられて、お護りを頂けるようになるのではないだろうかと存じます。

川口英俊 合掌

2021年9月12日 8:40
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川口 英俊
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