先が見えません。
私は40歳の会社員です。性格は暗く後ろ向きです。昨年、能力もないのに管理職になり自分の不甲斐なさ、足りないものに今さら気付き、後悔を繰り返しています。私は今まで目標や何かに打ち込む事もなく漠然と生きてきたと痛感しております。高校・大学ではクラブ活動等しておらず、何でもできた時期に経験を積み重ねてきませんでした。特に大学では学校・バイト・家の繰り返しで友達もほとんどできず、これではまずいと思い、二回生の頃やりたい事を見つけたのでクラブに入ろうと聞きにいったら、その部の方も途中からでもいいと言ってくれました。それが最後のチャンスだったと思います。しかし、途中から入ってなじめないだろうとか余計な事を先に考え結局入りませんでした。その事を今だに毎日のように後悔し、今の情けない現状になっている、大きな原因であると思っています。その時頑張っていれば今よりは良い人生になっていたと思います。
今さら何を言っているんだという事ですが優秀な同期や後輩は部活など何かを頑張った経験があり明るく、コミュニケーション・仕事の能力も高いです。それに対し私は何でもできた大事な時期に何も考えずただただ無駄な時間を過ごしてしまいました。このまま仕事を続ける自信もなくなっており、先が見えません。自分の過去を振り返ると恥ずかしくて仕方ありません。どうしたらこの状況を打破出きるのか、後悔の繰り返しをやわらげる方法はありますでしょうか。
これからどのように生きていけばいいのか、生きていけるのか
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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挑戦すれば、それが今のあなたになる
こんにちは。
「能力もないのに管理職になり」と書いていますが、ご謙遜でしょう。
上層部からの一定の評価があったからこそ「管理職」に成れたのだと思います。
ただ、あなたの「能力」に対する上役の方々の判断に疑問を呈するよりも、ご自身がこれから与えられた立場を全うしてみせる、その姿勢こそがこれからのあなたにとって大切だと思います。
卑近な例ですが、私は40歳ごろから趣味でサックスを始めました。
教室なりに通い、人気のないところで日々練習して、なんとか地元吹奏楽団に入れてもらえました。本当についていくこと自体が困難を極めました。
何が困難かと言って、そもそも自分の能力が低いことです。
学生時代がからずっとやってきたベテランぞろいの中で、初心者の音、技術が低いのは自他ともに明らかです。そして、自分の何が良くなくて演奏がもたついたり、ずれたりするのかが分からない。分からないから、どう、何を聞いていいのかさえ分からない。周囲とのコミュニケーション自体も難しかったのです。
ある時、演奏会に向けて応援に来ていた一人が、高校時代の同級生(元吹奏楽部、有名吹奏楽団所属)であることに気が付きました。20年以上会ってないので、特に私は気が付けませんでした。
あれ、君は剣道部じゃなかったっけ、楽器やってた?と聞かれたので、私はつい最近始めたことなど一通り話すと、こう言ってくれたのを思い出します。
すごいな。俺は自分のやったことのない分野や、団体に所属して一からやろうというはことなど絶対出来ん。それだけでもすごいで、と。
私は、今まで自分の能力の低さ、周囲に迷惑をかけているのだろうという肩身の狭さばかりに目がいっていましたが、自分を見直す一つの投げかけをくれたことに感謝をしています。
卑近、かつ手前味噌のような書き方になって恐縮です。
ただ、あなたに伝えたいのは次のことです。
コミュニケーションが苦手ならば、スキルを磨く講座もありましょう。
思いつきで始めた何かがあなたの日々を変えるかもしれません。
自分が変われば、日常が変わる。
仕事もそうでしょう。
過去はどうあれ、
挑戦すれば、それが今のあなたになります。
自分をゲームのキャラだと思う
ゲームに喩えます。
あなたというキャラと、キャラで遊ぶプレイヤーを分けて考えてください。
使い慣れた強いキャラで遊ぶのも楽しいですが、弱いキャラや不得意なキャラを使って遊ぶのも楽しいです。
毎日毎日、瞬間ごとに心は浮かんで消えていきます。
つまり、あなたというキャラを操作しているプレイヤー(心)は瞬間ごとに入れかわっている。
ただ、キャラには履歴データが蓄積されているので、過去のプレイヤーがレベルアップしてくれていれば今日のプレイヤーは楽ですが。
さて、今日はどんなキャラでどんな敵に出会うでしょうか。
「部活経験なし」のキャラだとしても、今日のゲームを楽しみましょう。
質問者からのお礼
回答頂きありがとうございます。ご自身の経験も含めて私の状況を考えお答え頂き勉強になりました。とりあえず今出来そうな興味のある事をやってみようと思います。