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離婚調停を起こされています

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夫に離婚調停を起こされています。今月後半に1回目です。

原因は私の酒に酔ってのDV(年2~4回 警察が来たこともあり)、虐待(過去に飲んで子どもに1回ずつ怪我をさせたことあり)、モラハラ(家事や夫のやることについて文句を言う)です。
先月初旬に警察に相談されて、夫子どもと分離措置となり私は実家にいます。また弁護士から夫子どもへの接近禁止、連絡禁止の通告が来ました。直後に電話をし、泣いてこれまでのことを謝り、お酒は飲まないモラハラしないと伝えました、反省が少しは伝わったのか夫も電話口で泣いていました…

別居して初めの頃は弁護士に秘密で連絡は取り合っていて、子どもに関しては別と言われ会わせてもらってもいました。離婚したくない私とは会うたび口喧嘩になっていましたが…
その後連絡を取り合う中で、夫の出す条件をのむなら離婚別居をやめてもいいと言われました。子どもが、できたら離婚してほしくないと言ってくれたり、私も謝り続けていたからかもしれません。
もちろん条件を飲んで、夫から弁護士に離婚別居をやめようかと思うと相談はしてくれたのですが、結局調停はすると言われました。取り下げはしないと。
それに対して私はつらい条件もあったけど、受け入れたのにと悲しいやら腹が立つやらで仕事で忙しい夫に何度も連絡をしてしまいました。
それに夫がついに激怒し今日、弁護士から再度連絡しないように厳しい通告を私に送ってきました。
夫が激怒したのは私の身勝手な行いや夫の気持ちを考えず、自分のつらさばかり主張した結果です。本当に今になって自分の行動が恥ずかしいです。
今日から調停までの2週間くらいもちろん一切連絡は取らないようにしますが、ここまで怒らせてしまった人が許してくれることなどあるのでしょうか?
また私は調停までにどうするべきでしょうか?
ご教示ください。よろしくお願いします。


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

仕方がないこと。

してしまったことは、してしまったこととして受け入れなければなりません。

今できることは、精一杯誠意をあなたなりに見せて、後は待つということです。
相手の気持ちを変えようとか、あなたが自分の思いをただ相手の情に訴えても逆効果ですよね。

後悔してももう時は戻りません。現実を受け入れ、待つということ。お子さんが大切なら余計に感情的になってはいけません。
お酒はやめたほうがいいですね。
どんな結果になっても、それは今後のあなたの人生の学びにしてください。謙虚に。大前提として、ご自身が蒔いた種であることを自覚した上での行動でないと、良い方向には進みませんから。お辛いとおは思いますが、良い方向に向かわすための辛抱の時ですから。

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禅宗 曹洞宗 僧侶。神奈川県西部円通寺住職。小学校教師。 悩みを吐き出す...
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夫にも責任の一端はあるでしょうが、まずは自分の言動の反省を


子どもが、できたら離婚してほしくないと言ってくれたり

子供さんの気持ちをよく考えてあげましょう。質問の冒頭に書かれてましたが、第三者はやよいさんのことをDVとモラハラの加害者であるとみています。警察や児童相談所もそういう目で見ているように思います。調停になったら、調停委員も同じような目でやよいさんのことを見ます。そして、DV・モラハラという色眼鏡でやよいさんのことを見て、審理・調停を進めると思います。御自身がそういう種を蒔いたことを覚悟しなければなりません。「弁護士から再度連絡しないように厳しい通告」によって、みずから更に不利な状況を招いてしまいました。

 当然やよいさんにも言い分があると思います。言い分が有っても、それを聞いてもらうためには相手からの信頼信用が必要です。現状では、調停に関しては不利なことだらけです。

1,家族家庭とはどういうものか、よく考えましょう。そして、自分はどういう役割を果たすべきか考えましょう。今までの自分の言動を振り帰り、何故引き起こしてしまったのか、反省しましょう。
2,やよいさんに限らず、人の心は弱いものです。強く決意したつもりでも、すぐに揺らいでしまうことも多いのです。自分の言動を反省するためには、まずは専門家に相談しましょう・
3,お酒はやめましょう。一人でなんとかしようと思っても無理です。専門医の診察を受けましょう。断酒会に入会しましょう。この2点の行動を実行すれば、調停委員の心証をいくらかでも良くすることが出来ます。これをしなかったら、調停委員は離婚を勧めると思います。
4,お酒を飲んだ時以外でも、感情が突っ走って過激な言動になってしまったこともあったと思います。精神科医か心療内科か臨床心理士などのカウンセリングを敵的に受けましょう。夫や子供さんと同居し生活していくためには、この取り組みが不可欠だと思います。

 やよいさんが100%悪いとは思いません。夫側にも反省すべき点があるとは思います。でも相手を非難すれば、やよいさんが不利になるだけです。調停の場において、やよいさんの過去の言動について聞かれると思います。事実関係について誤認がある場合は、丁寧に説明し誤りは正しましょう。但し、感情的にならないことです。家族を大事にしたいという思いを伝え、自分の過去を反省し、改善しようとしている意欲を示すことです。

 

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 目の前の方の悩みや気持ちをしっかりと受け留め、心を開いてもらうように努め...
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質問者からのお礼

ありがとうございます。
子どもが大切だし、一緒にいられるようにするには待つしかありませんよね、もっと早く気づくべきでした。
ありがとうございました。

調停で夫を傷つけたことを誠心誠意謝りたいと思います。

吉田様、ありがとうございます。
調停に関してのアドバイスもすごく参考になりました。落ち着いて、感情的にならないよう反省したことや改善への意欲を主張することを心がけます。ありがとうございました。

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