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お付き合いしたい方が僧侶です。

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有り難し有り難し 25

こんにちは。
先日結活パーティに参加し、お坊さんとカップルになりました。

なかなか雰囲気の良い方で、番号を交換しましてこれから何度か個人的にお会いしたいなと思うのですが、お寺に嫁ぐのは大変と聞きました。
お会いしたばかりなので詳しい話を聞いてはおりませんが、今はお父様が住職をなさっており、ゆくゆくは彼がお寺を継ぐようです。

アラサーなので結婚を視野に入れたおつきあいをしたいと思うのですが、そのお話を聞いて少し迷っています。
お坊さんと結婚するとここが良い、ここが良いなどの具体的なお話があればお聞かせ頂けると幸いです。


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お坊さんからの回答 3件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

良いところだらけです

具体的に良いところと言われると、私自身は望んで僧侶になったし、家内も望んで(…だと思うのですが)僧侶の妻になったので、良いところだらけだ、という回答になってしまいます。詰まる所、orange03さんがご結婚に望む物が何かによると思います。
例えば、恋愛のゴールが結婚だと思われるのならば、ひたすらに恋を成就させれば良いですし、安定した生活を結婚に望むのならば、とりあえず家賃無料の住む場所が得られます(もちろん新築する場合は、ローンが発生しますが)。

普通の奥様と少し違うだろうと思われるところは、
・友達や親戚でも無い人から、「早く、男のお子さん(跡継ぎ)を」と言われます。
・会社員と違い、昼でも夜でも亭主がうちにいます。
・子どもにジョニーとか、ミッシェルとかいう名前をつけたくても、もっと坊さんっぽい名前にしろと言われます。

すみません。3つ目はほとんど冗談ですが、あくまでそういうお寺が多いというだけで、そうでないお寺やご住職もたくさんおります。
不安なのは当然です。未知の世界でしょうから。でも、じゃあ、どの世界なら知っているかといえば、案外少ないのではないでしょうか。そもそも結婚自体が未知の世界です。この人となら、そこを歩いていける、と思われるのでしたら、どうぞ我らのお仲間に!

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住職のかたわら、大道芸人PRINCOちゃんとして幼稚園保育園など各種施設、...
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良し悪しはご本人のものですので。。。

逆に、小生が、我が妻を見て思う事を申し述べます。

応対には苦労しているようです。
電話、あるいは直接のご訪問などで、言葉がわからなかったり、
親戚関係などがわからない等で、怒られた事もあったと聞きました。
特に電話対応だと、相手もニュアンスで伝えようとされるため、
意志の疎通がとれないことが多々あったようです。
でも、真摯に応じることで、逆に喜んでもらえたとも申しておりました。

お寺同士のお付き合いにも苦労があるようです。
うちの場合は、親戚縁者がおぼうさん、という家系で、
妻は一般の出身ですから、そのあたりがいまいち理解できないようです。
今は親戚関係が疎遠になることが多いわけですが、うちのように
縁者がみな坊さんだといやでも会わなければならないもので、
辛い~(><;)と言っていた事を思い出します。
しかし、おなじ境遇は、それぞれ親戚に嫁いだお嫁さんたち皆、感じて
いるために、愚痴りあい笑い合いながら、なんだかんだとお付き合い
しているように見えます。共通の敵がいる、という感じでしょうか♪

ここからは、妻を見てておもしろいなあと感じたことです。

グラニュー糖が御供物で上がると歓喜してます。
小生、グラニュー糖は、あまり沢山あっても仕方がないよなあと
思っていたのですが、料理好き・菓子パン作るのが好き・ケーキは別腹な
わが妻にはいくらあっても足りないもののようで、こんなにたくさん頂ける
喜びを、心から噛みしめているようです。

我が寺には畑があるので、お手伝いに来てもらっている農家さんに
御願いして、自分用の「うね」をつくってもらったようです。
好きな野菜などを植えて育てて、食して、楽しそうです。

すこし、うーん、だいぶ?天然なため、いつもニコニコしているのですが、
近所の方からも「お寺の嫁さん」ということで、可愛がってもらっているようです。

とまあ、半分以上が食べることが主になったようですが、
それなりに楽しんでいるように思います。

良し悪しは、それぞれの境遇にあります。
でもそれを「楽しむ」ことが、大切なのではないかと、思うのであります。

どうかそちらの和尚様と幸せになって下さいね(*´∀`)❤
合掌

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おきもち

坊守さん・お庫裏さん・裏方さん・お大黒さん

orange03様

川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。

住職の奥さんのことを坊守さん・お庫裏さん・裏方さん・お大黒さんとの呼び名から連想されますように、お寺を支える、守るという重要な役割を担うこととなります。

下記の問いにてもお答えをさせて頂いておりますが、お坊さんとのご縁、それは、その方とのご縁だけではなく、尊い仏様とのご縁、仏法を取り巻く関係各位の皆様とのご縁、つまり法縁にも繋がり、誠に有り難いことでございます。

問い「帰国子女はお坊さんの奥様になれますか」
http://blog.livedoor.jp/hasunoha_kawaguchi/archives/1003003557.html

『・・お寺へ嫁ぐのに大切となる心構えとしましては、仏法への理解、僧侶という職業に対しての理解、あとは、檀信徒さんや参拝者・相談者さんとの人付き合いへの対応となりますかね。。人付き合いでは色々と包容力や寛容力も必要になってくるかもしれません。そして、実質的にお寺の経営は坊守・御裏・寺庭婦人の力量によるところも大きくあります。・・』

『・・お寺の規模や檀信徒数にもよりますが、色々と法務のお手伝い、掃除、寺務・雑務等も含めて、更には日常の家事、やがて子どももできれば子育ても加わってと・・大変なことはやはり大変になります。・・あとは、やはり何よりも仏法を扱う「志」が大切になるのではないかと存じております。・・』

問い「お寺の後継者ぎがいません。 」
http://blog.livedoor.jp/hasunoha_kawaguchi/archives/1003000258.html

『・・とにかく、仏法を扱うには、やはり何よりもその志が大切になるかと僭越ながらにも存じております。その志を滋養させていけないと、結局は、嫌々に、仕方なしに、適当にとなってしまい、あまり檀家・信徒様のためにならず、先々においても宜しくないのではないかとは存じます。・・』

参考となりましたら幸いでございます。お幸せを祈念申し上げます。

川口英俊 合掌

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おきもち

Eishun Kawaguchi
最新の仏教論考はこちらでご覧頂くことができますが、公開、非公開は随時に判断...
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質問者からのお礼

皆様お答え頂きましてありがとう御座いました。
確かに特殊な職業かなとは思いますが、どなたと結婚しようと必ず今とは環境が変わるものですよね。
皆様のお話を聞いて、私の父が祖父の仕事を継いで、母と結婚してからも両親とも年に休みが3回しかないほど忙しかったということを思い出しました。
大切なのはそのような環境下におかれても二人でやっていける方を見つけることですね…!
大変そうですが、何よりそれ以上に身になることも多いようなので、お寺のことにとても興味が沸きました。

婚活パーティで出会った方とは、職業にこだわることなく今後も良いお付き合いをさせていただこうと思います!

「お坊さんと出会い、恋愛、結婚」問答一覧

何が正しいのかわからない。

私は地方の檀家寺に生まれました。 幼い頃から父にお坊さんになること以外の道を許されず、反論すると暴力や大切なものを壊されたりしてきました。 逆らうことができ学生時代は本山に寄宿しながらの修行生活をしました。 しかし、修行を終え娑婆に帰ってから、自分でやりたいことを選べなかった後悔と青春時代を失った後悔に襲われました。 それと同時に本山から帰ってからは周り(寺族、檀家様、周りの寺院)からの期待が大きくなっていました。 住職が私のいない間に周りのお寺や檀家様に「息子は望んで家を継ぐために本山に修行に行ってる」と意気揚々と話していたそうです。 それだけではなく住職は結婚したら将来同居がすぐできるように二世帯住宅を完成させていました。 結婚しても、食卓でも仕事の話やすぐに機嫌を損ねると癇癪を起こし暴力を振るってきた父と一緒に生活することは相手のことを考えると私はできませんが、、、。 そんな日々が数年続く中で住職から荒行に行くようにいわれました。 私は生まれつき身体も弱いですし、正直行きたくありません。 本山での修行中は家を継ぐ決心や僧侶になる発心がない状態でした。 しかし、逃げずにいたのは本山よりも癇癪を起こす住職の方が怖かったからです。 今は祈祷寺でもないのにこれ以上、修行をしたくないという思いがあります。 そのことを父に話すと癇癪を起こし泣きはじめます。 もちろん、修行道場は自分自身の信仰あって成立することです。望んでもいけない人が大勢います。 縁あって寺に生まれたからといって私のような中途半端な人間が僧侶を志してはいけないと思っています。 本山から帰ってきてからは上記で書いたことや、父の癇癪や、親の言う通りに生きない罪悪感(荒行に行かない)で押し潰されそうになり鬱病になりました。 今は療養施設に入っています。 最後にですが私は決して僧侶という仕事は嫌ではありません。大切な生き方だと思っています。 ①僧侶の皆様は自分の将来をどのように決めてきたか。 ②本山で修行し、周りや親の期待されているが荒行に入らずに今後もその期待に応えれない罪悪感をどうしたらいいのか。 ③私のような人間が僧侶を続けて良いのか。 応えられる範囲でご教示ください。 よろしくお願いします。

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彼氏にどう接したらいいか

最近彼氏にどう接したらいいのかわかりません。 彼氏はお坊さんの修行中で、遠距離2年目です。二、三ヶ月に一回くらい私から会いに行く関係が続き、婚約的なことまでしました。 先月の私の誕生日に会いに行く予定で、クリスマスと1日しか違わないので誕生日のお祝いも楽しみにしていました。 しかし、1日前に電話が来て、彼の祖父が危篤だと連絡があり、会うのを取りやめました。私の誕生日当日も、彼から電話があって慰めて欲しい的な内容でした。 とても自分勝手で最低ですが、わたしはこのことがあってから彼氏が少し好きではなくなりました。 会ってくれなかったことがショックなのではもちろんなくて、本当に気持ちの整理がつかないので理由がはっきりわかるわけではないんですが、、、、 その後もお正月は法事やらお寺のイベントやらで、何の連絡もなく、寂しいのに連絡も声も聴かせてくれない彼氏ならいらないとおもうようになってしまいました。 久しぶりに電話しても、仏教のことばかりでなんだか思想を聞かされているような気がして、彼氏と喋っている気がしません。 遠距離が始まる前に、いまは我慢して欲しい、そうしたら絶対幸せにすると言われたので今まで我慢しましたが、果たして住職になった暁に私のこの寂しさを埋めてくれるのか不安になってきました。 私がまだ未熟だから、未来の幸せより今の幸せを優先してしまうのは自覚していますが、私の時間も有限です。 婚約までしていますが、どう気持ちの整理をつけたらいいかわかりません。 まだ少し好きなので、なんとか前に戻りたいです。どうしたらいいのでしょうか。 長々とすみません。

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お寺の息子さんとの恋愛

先日出会った方が島のお寺の息子さんでした。その日から毎日連絡を取り合い食事にも何度か行きなかなかいい雰囲気で、今後進展がありそうです。 しかし、母にいい感じの人がいると話をすると島のお寺の息子という理由で「恋愛はして欲しいが、結婚はして欲しくないから応援はできない。私は関わらないから好きにやってくれ」と言われました。 反対される理由としては、 ・寺に嫁げる品格ではない(私が男っぽくガサツな性格なため) ・家柄(結婚時のお金のことなどを考えているみたい) ・島(相談ができるような相手がいない、実家からも遠い) ↑のようで、話した次の日から明らかに態度が冷たく突き放されていると感じます。 私としては数年彼氏がいないので、上手く行けばいいなと思っています。しかし先を見据えた時に母がこのような考えをすることも理解できます。 正直、将来の事は交際を始めないと考えることができません。交際をする中で相手のご両親に会う機会や、島に行く機会があるはずですからそこで先を見据えて考えることが出来るのではと思っています。 このまま交際に発展すべきか、それとも母の意見を聞いて諦めるべきか悩み苦しんでいます。

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住職に恋したをしてしまいました。

今、通っているお寺の住職様に 恋をしてしまいました。 最初は、恋心なんて全くなく 私が僧侶になりたい得度を したいとご相談に行ってから の出会いになります。 そして、僕が師匠になるには 周りとのコミニケーションや 信頼関係を深めてから なので、プチ修行だと思って 参加出来る行事には参加して 周りとの縁を深めなさいと アドバイスを頂き月3回程 行ける行事には全て行き 通わせて頂いている現状に ございます。 そうして、いろいろお話しを したり行事に参加して行くうちに この人の力になりたい この人の周りの人の力に なりたい、この方の大切な 方を寄り添い助け合って 守って行きたいと思うようになりました。 ですが私は、住職様に恋心すら伝えていません。なぜなら周りの目が気になるからです 相手の立場を考えてるからこそです。 私が伝えて住職が困ってしまったら この気持ちが周りにバレていつしか 周りからの印象が悪くなったら 住職様の立場がないなと ただ、住職様が疲れている顔を一瞬見せた 時がありまして。 頑張っているのはわかります。 わかるんですが、無理しないでください。 と伝ると僕が頑張らないと 誰が頑張るのよと笑顔で返された 時があり、あぁこの方はいつも 辛くとも周りばかり考える人だなって 優しい人だなって だからこそ、こんな優しい仏様の ような人を失いたくない。 皆にはこの人が必要だ。 だから力になりたいと益々 思えました 僧侶になりたいと言っておいて 恋心を持つなんてよくない 事だとは思っております そんな疑問をもつなかで 皆様に質問させてください。 僧侶になる事だけが皆を 救える道でしょうか❓ 私は最近、誰かの幸せを思うのが 愛であると感じます 僧侶にならずともボランティアで お手伝いをし住職様のサポートをし 住職様の大切な方達を守る。 僧侶にならずとも愛は伝える 与える事は出来るのではないか と思うようになりました。 そして、愛とは自分の者にする 為の支配ではなく この人に元気でいて欲しい。 この人が生きていてくれたら 十分幸せだ。 それだけで私は幸せになれるのです。 お互いが助け合い思い合い 慈しみあい生きる事が幸せです。 他に地位も名声もなく 健康に生きる誰かの笑顔幸せが 見れたら幸せなのではないかと 皆様の意見をお聞きかせください。 私の愛は間違いでしょうか。

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