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自己嫌悪をどのように許してあげればよいのでしょうか。

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初めましてお坊様。社会人3年目になる男です。
表題の通り、自己嫌悪に陥ることが多く、よく落ち込みます。

自己嫌悪の内容はさまざまです。

仕事を例にすると、「上司の求めていることがいまいち把握できず、余計な回り道をしていて、結果としてすぐ終わるはずの仕事がこじれてしまう」なんて事がありました。

こんな事があると「俺は本当にだめだな」と落ち込むのですが、ではそれを克服するために何かするのか、というとそうでもない。果てには「上司ももっとわかりやすく言ってくれればいいのに」と考え始める。

仕事ができない自分とそれを克服しようとしない自分、さらには人のせいにし始めるガキな自分と、どんどん自分が嫌いになってしまい「俺みたいな屑はもうだめだ」となってしまうのです。

仕事だけであればまだいいのですが、人付き合い、自分が好きだったはずの趣味など、様々な事で自分の欠点が目につき、自己嫌悪を引き起こしてしまいます。

どうやったらダメな自分、自己嫌悪を許してあげられるのでしょうか。
もっと楽しく生きたいです。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

自己嫌悪を反省に

置き換えるといいと思いますよ。

【反省】
とらえ方や自分の普段の行動・あり方を振り返って、それでよいか考えること。
そしてそれを次につなげていくことです。

そのためには、自分の行動に責任を持つことが大事です。
主体的になって、自分で選択し行動して、うまくいかなかったら「なぜだめだったか」「次はこうしよう」「これは人に任せよう」など選択していきます。

他人や環境のせいにはしないように。
自分の欠点は、自分で克服できますから。
でも、急拵えじゃだめなんです。
三匹のこぶたの話の通り、見た目だけの藁の家は簡単に吹き飛ばされます。
コツコツ苦労して作った家はどんな災難もはねのけれます。

自分の心に頑丈な家を作りましょう。

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質問者からのお礼

お坊様

ありがとうございます。
自己嫌悪を反省とする。でも急にはできないのでこつこつと。
こつこつと少しずつあり方を変えていけるように頑張ります。

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ