親との関係悪化でうつに…
今年大学4年生になるものです。
少し前から体の不調が続き、大学から勧められた病院に行ったところうつということが分かりました。
原因は大方見当がついています。
母親との関係悪化があるのではないかと感じています。
昔から母はいわゆる毒親と言われるような人でした。しかし、親を悪く言ってはいけない、親のせいにしてしまうのはダメだと思い母を毒親だと思わないよう過ごしてきました。
しかし、母との関係が悪化していくと同時に目に見える形で体の不調が出てしまうのです。
今現在、大学は実家から遠い距離にあるため一人暮らしです。病院に行くことが出来たのも1人だったためです。以前にも母に不調を訴え、病院に連れていって欲しいと頼みましたが、心療内科、精神科のような病院は人をダメにすると言われ連れていってもらえませんでした。
恐らく、その頃から患っていたはずなのに放置してしまったため悪化し、今では日常生活が困難、希死念慮すら出てきてしまう始末です。
今年から就活も始まってしまいます。
母は実家に帰ってくるよう求め、一緒に暮らすように言っておりますが、私は関東のほうで就職したいと考えております。
ですが、このまま不調が続けば就活はおろか、大学卒業すら出来ないかもしれません。うつのことも母に話すのが怖く伝えておりません。
こうなってしまったのは母のせいだと思ってしまう一方、ここまで育ててくれた人に対してなんてことを思っているんだ、こうなったのは自分のせいだという自責の念に板挟みになっていて非常に辛いです。
どうしたらいいのでしょうか。何かお言葉をいただきたいです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
自分の事を優先してくださいね
誰かのせいではありません。
うつ病は誰でもなる心の病なのです。
そして、時間をかければ治ります。
勉強や就活が困難なら1年間休学した方がいいかもしれませんね。
お医者さんや大学と相談してみましょう。
もし休学するなら、お母さんにも病院の診断書を送って説明するか、もしくは、お母さんと一緒にお医者さんの説明を受けてもいいでしょう。
ところで、就職先は関東でもいいのですよ。
お母さんを説得するのはたぶん難しいので、秘密裏に就職先を探して、2カ月分の生活費を貯めて、大学卒業したらもう自由です。
後からお母さんごめんねと謝ればいいのです。
あなたは真面目そうだから嘘はつけないかな。
そんな時は、スキルアップの為にはココで働かないとダメなの。
しっかり経験を積んで将来的には地元に帰るから。
と言ってもいいです。
娘の幸せが親の幸せなのだと思ってください。
私も娘が居ますが、そう思ってます。
自分の問題と親の問題を分けて考えましょう。
こんにちわ。拝見いたしました。
体調の不調が続き、うつと診断されたとのこと。気落ちされているのではないでしょうか。体調がすぐれないと気持ちも上向きにならず嫌なことばかり考えてしまいつらいですよね。お察しいたします。
原因も検討がついているとのこと。自分自身を見つめる力がおありなのですね心強いです。HALさんがお考えのとおり「親を悪くいってはいけない」というルールが自分自身の心を縛ってしまっているのでしょうね。一方で母親を大事にしたいと思う気持ちもあるのではないでしょうか。
まずは自分の問題と親の問題とを分けて考えましょう。自分自身の心はHALさんが考えるべきことですが、母親の心は母親のものですからHALさんが抱える必要はありません。母親ではありますが「一人の心の強さもまた弱さも抱えた他人の女性」でもあるのです。親離れするとは自分の親でもありつつ「一人の他人の男性(女性)」としても見ることが出来るということだと思います。
「親のことは悪くいってもいい」「親の言うことをきかなくてもよい」「自分が自由に生きてもよい」と念じてみましょう。(声に出すとなお良いです)自分の「固定観念」を徐々に緩めていくことから始めてみましょう。そして自分を大切にする人を大切にすることから始め、自分を大切に扱ってくれない人は今の自分ではどうにもできないので仏様にお任せすると考えてみましょう。
最後に私の祖母が私に言った言葉を紹介しておきます。私の祖母は「おまえが生まれてきたこと、その事でもう一生分親に幸せを与えたのだからもうすでに親孝行は終わっているのだよ。それ以上を欲するのは親のエゴだからおまえが悩む必要は無い。自分に余裕が出来た時でよろしい」と常々言っていました。
HALさんは親思いのとても誠実な方だとお見受けいたしました。ただ、大事にする「方法」はたくさんありますよね。自分が楽しそうに生きる。その事が一番だと思います。きっと希望はあります。今は充電期間。先は明るいです。仏様も見守ってくださっています。
合掌