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死が怖くてたまらないです

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閲覧ありがとうございます
20代後半の子供2人の母です

コロナが流行し、たくさんの方が感染し苦しい思いをし、亡くなられた方もいらっしゃいます
それがニュースで毎日取り上げられ、予防を徹底する日々を送っています
そんな中、突然死というものに強烈な恐怖を感じる様になりました
今までは特に死に対し、日常の中で考えることもありませんでした
それが今、怖くて怖くてたまらないのです
なんでもない、ふとした瞬間に恐怖を感じるのです

例えば、コロナに子供が感染したら、どうしたらいいのだろう
自分が感染したら、何週間も隔離ということになったら、万が一重症化したら1人で死んでいくのか
大切な人がいなくなってしまったら
そんな風に考えて、近所のスーパーにも行きづらくなりました

コロナだけでなく他の病気や怪我も怖いのです
上の子が幼稚園に通っているのですが、大怪我したらどうしよう、給食を喉に詰まらせたらどうしよう、犯罪者が突然幼稚園に侵入したらどうしよう
スヤスヤ眠る子供を見ては、息が止まってしまってないかと夜何度も確認してしまいます

こんな風に頭の中が不安でいっぱいで、心が壊れそうです
以前自分がどんな風に考えて、毎日を過ごしてきたのか思い出すことができません
こんな風に不安になってしまった時、どうやって意識を他のことに向けたら良いのでしょうか
現在パニック障害の治療を受けています
それとほぼ同時に死への恐怖を抱きました
医師には相談していますが、『大変だね、趣味を見付けたら』と言われました
24時間考えているわけではなく、掃除をしている時、お風呂に入っている時、ふと考えてしまうのです
どうか助けてください


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

何が起こるか分からないからこそ、今を大切に生きていきましょう

質問読ませていただきました。

死への恐怖にとらわれて、心悩まされておられるのですね。
心中お察しいたします。

さて、ひまわりさんが想像して怯えておられることは、実は至極当然のことなのです。
どういうことかと言うと、人というのはいつ何がおこるかわかりません。事故に遭ったり、犯罪に巻き込まれたり、災害に遭ったり、大病にかかったり・・色々な可能性があるのです。しかし、「自分は大丈夫だろう」とタカをくくって、他人事だと思って生活しているのです。それは、若ければ若いほどその傾向は強いのではないでしょうか。

ですから、何が起こるかもしれない世の中で無事平穏に過ごせていることに感謝して、一日一日を大切に生きていけばいいのです。
起こってもいないことをあれこれ想像するよりも、今目の前の幸せをかみしめて生きる、これが大切だと思いますよ。その積み重ねが、必ずひまわりさんの幸せな人生の道となっていくでしょう。
もし何か起これば、その時々に応じて新たな道を見つけていくしかないのです。そういう割り切りも必要だと思いますよ!

何か少しでも参考にしてみて下さいね。

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