どうやって死の恐怖を乗りこえていますか
回答 2
有り難し 11私は死ぬのがとても怖いです
死んだら天国や地獄があるのか、生まれ変わりはあるのかなど気になってしまいます
これまで良くない事もいろいろしてきました
地獄が存在したら行くかもしれないです
無記や毒矢の例えなどで仏様は死後の事は考えなくて良いと仏様は説いていたらしいと少し聞いた事があるのですが、とてもじゃないが悟りなど開けそうにない私には死後、人間がどうなるのか考えてしまい恐れています
毒矢の例えの一方で仏教では天国や地獄の存在や生まれ変わりをも説いたりしていますが実際には、仏教ではそれらはあると考えているのですか?
仏教における死後の世界の事を教えて頂けませんか?
誰も死んだ事がないので本当には死後の世界があるのか、生まれ変わりがあるのかは分かりかねるのかともと思いますが、僧侶の皆様はどうやって死の恐怖から解放されていますか？
お坊さんからの回答 2件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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安心して下さい
拝読させて頂きました。
あなたの死への不安や恐怖を読ませて頂きました。その様に思われるのは決してあなただけではありません。全ての人が死への不安や恐怖を抱えているのです。あなたのお気持ちを心よりお察しします。
私達は毎日の生活の中でどうしても悪しき考えや言葉や行いをしてしまって罪を犯してしまいます。人を憎んだり恨んだり復讐したいと思う気持ちもあるでしょう、あれも欲しいこれも欲しいと欲に駆られてしまうそんな私達です。ですからその罪を犯した報いは自ずと自分に戻ってくるのです。
とはいえその様な愚かな私達を仏様は決して見捨てたりはなさりません、その様な罪深い私達を必ず導き救い取って下さいます。
私達には与えられた寿命があります、その期限が来た時にも必ず仏様が私達をお導きなさって下さり、先に往かれた親しい方々やご先祖様方が私達をお迎えなさって下さいます。そして皆さんと一緒に仏様のお浄土にて心から安心するのです、一切の迷いや悩みや苦しみから救われて一切の怒りや憎しみや貪りの心を捨て去り心清らかに円満になっていくことができるのです。そして皆さんと一緒に安らかにご成仏させて頂くことができるんのです。どうか安心して下さい。
そして全てを仏様にお願いしお任さなさるのです。「南無阿弥陀仏なむあみだぶつ」とおとなえし「どうか私をお救い下さい、私や大切な方々をお導きなさって下さい」と心から祈りお願いなさって下さいね。あなたのその願い・私の祈りを仏様は必ず優しく受けとめて下さいます。そしてお導きなさって下さいます。
あなたがこれからの未来を仏様を信じ心豊かに皆さんと一緒に生き抜いていかれます様に、そしてあなたが必ず仏様に救われて導かれていきます様心より仏様に祈っています。至心合掌 南無阿弥陀仏なむあみだぶつ
スマナサーラ長老の
『死後はどうなるの？』角川文庫をお読みになると死後のことが簡単に分かると思います。お勧めします。
毒矢の譬えも無記も一般世間の仏教好き？の間でずいぶん誤解されているように思えます。無記については「無記の意味」というタイトルで学会誌に発表しました。INBUDSというインド学仏教学系の検索、あるいはCiNiiという学術全般の検索で出てきます。そちらもご参照くださいますと幸甚です。
質問者からのお礼
お礼のコメントが遅くなり申し訳ありませんでした
藤本様、大変興味深い本を紹介して頂き、ありがとうございました
無記について文章は英語が苦手なので読めませんでしたが、こちらも紹介して頂きありがとうございます
Kousyo Kuuyo Azuma様
回答の中に私に対する温かみを感じさせて頂きました
ありがとうございました
