心が弱ってしまい生き辛いです
今、仕事は人手不足で大変だけど、好きな仕事につけて幸せです。天職だと思っています。
子供には恵まれなかったけれど、旦那との暮らしも、幸せです。本当に大切にしあえる人に出会えて、感謝しています。
素敵な人に沢山出会えて、私には、幸せがたくさんあります。
でも、心が疲れています。
旦那にも、こんな私でごめんね、ごめんねって言ってしまいます。自信を持ってって言ってくれるのに、それに答えられていません。
自分に自信がありません。
…
過去の相談でも書きましたが、隣人のことでトラブルが何度があり、それ以来度々トラウマのようにあの日言われた言葉やあの悪夢の姿が蘇り、自分が嫌になります。
私はあの日、全力で否定し罵倒されました。私も隣人は嫌いです。人の心をえぐるような事ばかり言っています。
でも嫌いと思う自分の心さえ、汚いって思えて余計に嫌になります。
休日、辛い日は家にいないようにしています。関わりたくないから、家から逃げます。
引っ越して新しい地に移れば、前向きに生きていけるのか…本気で引っ越しも考えますが、解決出来ずにいます。
嫌なこと、辛かった記憶を乗り越え、前に進めばいいのに、心が止まってしまう。
このまま、ふっと消えてしまいたい…
それでも、大切な人や、大切な場所のために、ちゃんと生きなきゃって思います。
ふっと死にたい…とつぶやく自分を、直したい。
私は、駄目な人間かもしれません。完璧にはなれない。
でも、もっと笑って胸張って生きなきゃいけないですよね。
職場などでは、明るくハツラツと生きていますが、ふとつらさがよみがえり、心が苦しくなります。
生き辛さから抜け出す強い心になりたくて、もがいています。
こんな人、他にもたくさんいるのかな…
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
お力抜いて下さい…力抜いて良いのです。
お辛い気持ちお察し致します…。
でも、今あなたは「天職」に就くことが出来て幸せだとおっしゃっています。また夫君との暮らしにも幸せを感じていらっしゃる…何よりです。そんな今の暮らしを大切になさって下さい。
そして、そんなあなたを悩ませているのが「ご近所トラブル」なのですね。『全力で否定し罵倒され』たとおっしゃいます。そんな隣人がいる場所で暮らしていかなくてはならない…本当にお辛いことかと思います。
隣人であればこれからも会うことはあるでしょう。考えれば考えるほど辛くなりますね。
だったら…「考えるの止めましょう」
別に会っても挨拶しなきゃいけないわけではありません。そのまま通り過ぎて良いのです。何も考える必要はありません。だって毎日多くのお方とすれ違っているでしょうが、その時に何か考えますか? 何も考えずそのままで良いのです。
『自分に自信がありません』…自信なんて持たない方が良いのです。「自信は煩悩」ですから、そんなものは捨て去るべきものです。
『ちゃんと生きなきゃ』『自分を、直したい』『もっと笑って胸張って生きなきゃいけない』…書き連ねると何かお感じになりませんか。友人がそのようなことをおっしゃっていたら、あなたならどんな言葉をお掛けになりますか…。
そうです…力抜いて下さい。あなたはあなたとしてあなたの人生を生きれば良いのです。強くて立派で賢くて弁の立つ、隣人なんか蹴散す位の…そんな人格を目指さないで下さい。そのような「今の自分では無い自分」を求める心こそが、御自分を苦しめます。なぜなら、それこそが無い物ねだりの煩悩だからです。
あなたはありのままのあなたで生きていけば良いのです。
人間は生き物ものだから、基本的にいい加減で「なあなあ」なのです。
だから御自分にも、また周囲の人に対しても「結論」を出さなくて良いのです。
どうぞお力抜いて下さい…いえ、あなたの肩の力を抜くのが、あなたの心の重荷を取り除くのが「仏様の御仕事」です。そして今もあなたのために仕事をなさって下さっています。
そのことを受け止め、どうか日々に仏様を仰ぎ、仏様への感謝の人生を歩まれますように…御多幸を念じ上げております。
質問者からのお礼
ご回答ありがとうございます。
私もできれば、考えずにいたいです。忘れたい。なのに頭の中にあの罵倒する姿が浮かんできてしまいます。本当に忘れたい。考えたくないです。人格を否定されるようなことを長年かけて少しずつ言われ、回を追うごとにエスカレートしていきました。そして、私も自分は駄目な人間なんだと思うようになりました。
でも、どんなに私達の悪口を言いふらされようと、本当の私達夫婦を知っている人たちは、味方になってくれます。
だから、そんな大切にしてくださる人を、私も大切にして生きていこうと思います。
隣のことを考えないようにして、もう少し、肩の力を抜いて生きてみます。
ありがとうございました。