自分の全てが嫌いです
はじめまして。18歳女です。
受験へのストレスで、過去の自分を頻繁に思い出します。あんなこと言っちゃったなー、あんなことしちゃったなー、あれは性格悪かったなーなど、上げたらキリがないです。
親や友達に相談すると「そんなの誰だってしてるレベルだし、考えすぎだよ!性格悪いなんて思わないし、むしろあなたは良い方だよ」と言われます。実際そうなのかもしれませんが、自分で自分のことが許せません。
本当は勉強しないといけないのに、机に座るとずっと過去の行動が頭をぐるぐるして、涙が出てしまいます。結局勉強もできず、そんな自分が余計嫌いです。
まとまりのない文で申し訳ありません。
どうしたら過去の自分を受け入れられますか?
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
認めることです
拝読させて頂きました。
その様な愚かな自分を先ず認めることです。私達は間違ったことをしてしまったり、人を傷つけてしまったりするようなことを平気で言ってしまうその様な愚かな存在であるのです。
そんな愚かな自分のことを神仏やあなたのご先祖様方に心から手を合わせて告白なさって下さい、そして心から反省して懺悔してみて下さい、そして神仏やご先祖様方にお任せしましょう。そんな愚かな自分をどうか宜しくお願いします、善き方へと導き頂きます様宜しくお願いしますと心から祈りましょう。
神仏やご先祖様方はあなたの全てを受けとめて下さいます。全てを受け入れて下さいます。そしてあなたを心から見守り続けて下さいます。どうか安心して下さい。
あなたはそうしながら人として成長を遂げていくのです。
あなたは失敗したり人を傷つけてしまう様なことをしながら学んでいくのです、そしてこれからその様な愚かなことはしないようにと心がけながら成長なさっていくのです。
ただ自分を責めて追い込むよりもふさぎ込むよりも、自分をダメなやつだと卑下するよりも全て神仏やご先祖様方にお伝えなさりお任せなさっていきましょう。そして目の前のことにしっかりと向き合いましょう。
「脚下照顧」(きゃっかしょうこ)自らの足元をしっかりと見て確認しそして前を向いて歩んでいきましょう。あなたはいつも神仏やあなたのご先祖様方に見守られています、いつも支えられているのです。あなたを心から応援してますね。頑張って下さいね!
勉強に取り組みましょうよ…大丈夫です!
『どうしたら過去の自分を受け入れられますか?』…とおっしゃっていますが、実際は「どうしたら受験勉強に集中できますか?」という問いだと頂きました。
受験勉強…お辛いでしょうね。若き方への試練とも申せます。
でも、こんな辛いことが実はずっと前から続いているのです。それは受験・受験勉強に意味があるからでしょう。
学びは大切です…何のために? あなたが人生をしっかり生きるためにです。
そして試験は…ある意味で試練です。勿論 楽勝と感じている人もいます(それは猛勉強の結果にたどり着ける境地です)から一概には申せませんが、ただ試練無く生きていると人間的成長が見込めません。やはり極度の緊張や、焦燥感、適度(過度でしょうか…)なストレスといったものも、人間には特に若き時に必要なのです。
受験の結果は三通りに分かれます。「①懸命に頑張り、合格した」「②懸命に頑張ったつもりだが、不合格になった」「③大して勉強しなかったので、やっぱり不合格だった」…この三者の中で一番学びが大きいのは②です。悔しさ、不条理の実感、発奮等いろいろな思いが押し寄せ、深く考え、結果 人間的にも成長します。
そして、③は一番宜しくありません。「もっと頑張れば、自分だって合格できたよ!」とヘンな自信によって自分を擁護さえするのです…これは見苦しいでしょう。
さあ、あなたの選択肢は①か②しかありませんね。
結果はどっちでも良いのです(無責任で申し訳ありません)。受験は過程こそが大切なのです。その経験が人を成長させるのです。
さあ、勉強しないのを「過去の出来事」のせいにしないで、どうせならその過去の出来事の起きた年度の「過去問」に取り組みましょう。
それが解けたなら…その時の問題は解けた…「過去の出来事の問題も解消した!」ことにしちゃいましょう。
大丈夫です。やれば結果は出ます。まだ時間はあります。さあやりましょう…後悔無きように。
『若いときにこそ、仏法は嗜(たしな)みなさい』…浄土真宗の蓮如上人のお言葉です。どうぞ、あなたは「若いときにこそ、勉強に精を出しなさい」と言葉を変えてでも受け止めて下さい。
みずみずしい頭脳はたくさんの知識を吸収できます。現実に、あなたの頭脳は吸収したがっています。勉強は分かれば楽しいですしね…。
嬉しい受験結果報告をお待ちしています…さあひと頑張りですよ!
私なりの勉強方法の提案です
状況はご自身で把握なさっている通りで間違いなさそうです。試験まで間がなく集中すべき時なのに、受験のストレスゆえに不安定になり、勉強に集中できない、ですね。私も中学受験から経験してますから、痛いほど分かります。
本当なら少し勉強を忘れて、2-3日思いっきり遊んでストレス解消するのが一番良いです。しかしそんな気になれないのがこの時期ですよね。
そこで以下、私なりの提案です。まず起床したら、食事など朝のルーティンを済ませます。出来たらそのルーティンに散歩など軽い運動も加えて下さい。身体にも心にも良いので。
机に座ったら、好きな音楽を聞きながらでも出来る勉強(暗記系や簡単な数学の問題など)から始めます。集中モードに入ったら音楽を切り、集中力が切れるまで勉強します。要するに、余計な事を「考えない」のは難しいので、敢えてBGMで頭のキャパを圧迫し、簡単な勉強で集中モードに切り替えるんです。
集中力が切れたら、ゆったりするか、散歩など、好きなやり方で頭を休めて下さい。休むと、勉強した内容が整理され、分からなかったことが突然分かることがあります。
以上を繰り返し、お風呂や夕食など夜のルーティンを行います。寝る前は胃腸を冷やさず、ストレッチなどで身体をほぐしましょう。
なお、どうしても無理な日はあります。それはそういう日です。そういう日はあります。ぽぽた様のせいではありません。
一日を通して、なるべく楽しいことを考えたり、話したり、行って下さい。ネガティブな思考が入り込めないように。
心が乱れたと感じた時には深呼吸を意識してみて下さい。人は、心が乱れると呼吸が乱れます。呼吸を整えると、心は勝手に休まります。受験当日もお勧めです。
また、受験では何をすべきかは明確ですので、何をしないか(だらだらスマホをいじらない等)を明確にしてあげると、効率的に時間を使えます。
身体に気をつけてくださいね。もう充分頑張ってこられた事と思います。後は、よい結果がありますよう、念じております。