母親に理不尽な対応をしてしまいます
私の母親は毒親です。
私が幼い頃から、母はお酒を飲んでは暴れて私を罵倒し、殴り、目の前で自殺をしようとし、時には首を絞められたり、家から突き落とされそうになった事もありました。
ですが、母はお酒さえ飲まなければ比較的普通の人間です。
理不尽な罵倒や自分勝手な言動などは時折ありますが、暴力も振るいませんし、こちらの話も真剣に聞いてくれます。
これまでの受験などにおいても、こちらの意志を無視してしまうところは時折ありましたが、それでも私のことを沢山考えて相談に乗ってくれていました。
母は根っからの悪人ではありませんし、それは私も理解しています。
悪いのはあくまでお酒を飲んでしまった時の母であって、普段の母はまともなことも言いますし、その全てを否定するべきではないと思います。
ですが最近、母と話していると、どうしてもあの人が憎く思えてきてしまいます。
母が決して理不尽な事を言っていない、何なら私が100%悪くて注意されている時ですら、理不尽に罵倒されているような気がして反抗したくなってしまいます。
理不尽な罵倒と正当な注意の違いはわかっているつもりです。
わかっているのに、どうしてもお酒を飲んだ母を許し切れなくて、普段の母と酔った母を混同してしまい、普通の注意や叱咤ですら素直に受け取れずに冷たい態度を取ってしまいます。
こんな私は実家を出るべきだとはわかっているのですが、
これまで、母に言われるがままの進路を選び、母に言われるがままの選択ばかりをしてきたため、
私のような人間が一人で生きていける気が全くしません。
食べ物も、身につける服も、化粧も、私が選んだものは全て大層悪いものなのではないかと思えて、いつも一人では何も選べません。
家を出たいと母に訴えても、お前は一人では生きていけない、向いていないと言われてしまうと、こんな私ではその通りだと思ってしまいます。
このまま母の言いなりで生きていくのも嫌ですし、まともな時の母に理不尽な態度を取ってしまう自分も、それで悪くなる家庭の空気もとても嫌です。でも自分がまともな人間になれる自信もありません。自分の言動の端々に母の面影を感じて死にたくなります。
私は今後、どう母と向き合えば良いのでしょうか。
乱文で申し訳ありません。
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あなたの足であなたの選ぶ生き方を。多くの喜びや支えにも出会う
自分に自信がない、何も出来ないように、思い込んでいる気がします。
どんな親に対しても、思春期に反抗心が生まれたり、私のやりたいように〜と失敗や経験を繰り返しながら、精神的にも自立していくのだと思うのです。
あなたは、お母さんの状態に振り回されながら、その時々で萎縮し、お母さんに合わせて(合わせざるを得なくて)生きてきたのだろうと思います。我慢したり、機嫌を伺いながら、自分を出せないときもあったのではないですか。それでも、お母さんの言うことに納得もしながら生きてきたのですよね。
だから、今から飛び出して、自分判断で生きていけるのだろうかと、不安にもなっておられるのだろうと思うのよ。
でもね、いつか皆 親元を離れて自立していくときがきます。あなたの足で、あなたの選ぶ生き方を。そこにある喜びや経験に、多くの学びや成長がありますよ。いろんな支えにも出会うでしょう。
お母さんとの距離も、上手く取れるようになってくるのではないかしら。
ハスノハも頼りながら、あなたの背中をそっと押させて。
気持ちを切り分けてみて下さいね
拝読させて頂きました。
あなたがお母様との関係でとてもお悩みなさっておられるのですね、自分が取ってしまう態度もどうかと疑問に思われているでしょうし、これからの未来についても不安に思っておられることでしょう。詳細なことは分かりませんがあなたのお気持ちを心よりお察しします。
親子関係ですから他人にはなかなか分かりえないことではありますが、お話お聞かせ頂く中でお母様も精神的に追い込まれていたりアルコール依存症のような病になっておられるように感じます。
お母様は普段何気なく過ごしてはいても様々なストレスや不安や怒りや恐れを抱えているのではないでしょうか。
お酒を飲んだ時の状況も踏まえて一度専門医の診察を受けてその診断の上で治療等をなさっていかれてはいかがでしょうか?あなたもお母様の精神的な状況を専門の方々の診断の上で考えながら見ていくことが望ましいと思います。
でなければあなたの心の中ではお母様への怒りやうらみや憎しみが増幅していくばかりではないかと思います。あなた自身もその思いにかられてしまい、精神的にも追い込まれてしまうように感じます。
ですから病のついても切り分けて考えながら距離を置いていくことが望ましいのではないかと思います。
あなたは成人してこれらからあなた自身の未来を歩んでいかれるのです。お母様とあなたの人生は別物です。それぞれに人生があるのです。そしてそれぞれの人生を尊重していくことが大事だと思います。
家を出る出ないはあるかもしれませんが、いずれにせよあなたは自らの人生を歩んでいかれます。お母様とは精神的にも生活面でも適度に距離をとりながら気持ちを切り替えていきましょう。
あなたが健やかに成長なさっていかれて己の人生をしっかりと歩んでいかれ、お母様のご自分の人生を心豊かに生き抜いていかれます様に、それぞれの人生を心から尊重し合いながら幸せに生き抜かれます様心より祈っています。
根っからの悪人で無い方が、対応は難しい。
お母さまとのご対応、どう向き合っていけばいのか?
とても難しいことですね。
完全な悪人であれば、一刻も早く迷うことなく行動に移すことができます。
しかし、根っからの悪人では無いからこそ、「何とかならないか?」「自分が何かできることはないか?」などと思い悩み、より振り回され続けてしまうものだと思います。根っからの悪人で無い方が、対応は難しいのです。
その大変な難しさの中、ご相談者さまはよく頑張ってこられました。
そして、お二人のご関係についてですが、
お母さまが、いろいろご相談者さまに干渉し、コントロールしようとすること、「一人では生きていけない」など、ご相談者さまの自立を妨げる行いなど、お母さまはご相談者さまに精神的に依存しています。
また、ご相談者さまも「一人で生きていける気が全くしません」とさまざまな判断をお母さまに頼って依存しています。
お互いにお互いを頼り合っている、依存しあっている。いわゆる「共依存」です。
この関係は、いつまでも続いて良いものではないですし、いつか、より大きな心の負担をともなう破綻の危険性があるもので、できるだけ早期に、お互いの心が自立できるように対応することが大切だと思います。
そのためには、相談者さまは、一日も早く、家を出て独立することが大事です。
今のまま継続してくことも一つの道ですが、お心大変です。
新しく自立することも一つの道ですが、お心大変です。
どちらの道もお心大変ですが、新しく自立する道の方が、今後に向けて前向きな選択につながると思います。