人類を見限るべきでしょうか
戦争が始まってしまいました。
紛争から発展して〜などというものではなく、宣戦布告をもっての古典的な戦争です。
たくさん人が死ぬでしょう。
たくさんのものが壊されるでしょう。
とても悲しいことです。こんなことにはなって欲しくなかったです。
私の人生はどうだっていいものだったんだなぁと思います。このような人の生き死にに比べたら、私の好きなものがどうとか推しが心配でどうとか、とてもとても些末なことに感じられます。
私が何かを叫んでも何の役にも立たないどころか、大事な人にまで飛び火するかもしれません。私には何も出来ません。
私はもうこの世に見切りをつけた方が良いのかもしれません。
あれだけ各国で平等だの平和だの声高に叫んでいるんだからこれから人類が少しづつでも良くなっていくかもしれない、などと思わない方が良かったのかもしれません。所詮こんなものだったのでしょう。
もう人類を見限るべきでしょうか?
もう何も良くなることなんて無いのでしょうか?
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
“縄張り争いをするライオン”なら見限りますか?
戦争は悲しいことですね。
たくさんの人が死ぬでしょう。
しかし、知っておいてほしいことがあります。
生物とは、それが人間であれ、魚であれ、鳥であれ、自分とその周りを守り、戦うものなのです。
平和は私たちの願いです。
それは、私たちにとって平和の方が都合がいいからです。
決して、平和の方が尊いからではありません。
でも、戦争の方が都合がいい人もいます。
今回のロシアなどがそうです。
彼らは平和だと困窮するのです。
ともすれば、「私が平和でいるためにお前は貧乏でいろ」と言っているのに等しい状況もたくさんあります。
そもそもの話、人間とはこういう生き物なのです。
世界史とは戦争の見本市です。
私たちは自分の仲間を生き残らせ、豊かにするために戦争をしてきたのです。
そして、今の戦争もそうです。
北朝鮮も、中国も、イスラム国も、ロシアも、アメリカも
全ての国は自国と、自国民の繁栄を願って争おうとするのです。
相手が憎くて殺しているのではないのです。
「そんなことをしなくても世界は豊かじゃないか」
そう言えるのはあなたが今日豊かに暮らせた日本国民だからでしょう。
だから、私も同じ気持ちです。
「戦争なんて馬鹿なことをしないでほしいものだ」と
傷つくことは無意味
拝読いたしました
誰かが戦争で傷つくことは
心が痛みます
でも
誰かが傷つくことで
善人ぶって自分が傷ついて無力になるのは
正直あまり考えられない人だと思います
必要なのは
傷ついた人を助けられる人になる努力をするべきではないでしょうか
お金があれば戦争が終了したら
戦争孤児に援助する そのために貯金するなど
できることはあるのです
安全な場所で安全に憂いている貴方を残念に思います
輪廻からの出離心
はるかさま
戦争、疫病、災害、飢饉・・私たちの世界では、嫌なこと、憎むべきこととも出会っていかなければならないという苦しみである「怨憎会苦」があります。
他にも代表的には四苦八苦と申しまして、生老病死、愛別離苦、五蘊盛苦、求不得苦といったものもございます。
このような苦しみと出会わなければならないのが輪廻という世界であります・・
皆、この輪廻の牢獄に囚われて苦しんでしまっています。
それは輪廻にある者全てにおいてでございます。
この度のウクライナ侵攻という残虐非道といえる決断を下したプ-チン大統領といえどもであります。
仏教では、この輪廻にある者全てを哀れみ、慈悲をかけて救うべき対象と見なければならないものとなります。そこに例外、差別は一切ありません。
地面に這っているアリ一匹でも、プ-チンさんでもであります。
皆が、この輪廻から離れることができるように、どうすれば離れることができるのか、それを説かれた教えが仏教であります。
是非、輪廻を厭うと共に、仏教を実践して頂ければ有り難いことでございます。
この戦争で命を落とされた方にご供養、善趣へ向けて追善申し上げます。
合掌
質問者からのお礼
平和でも困窮するんでしょうが、ウクライナ分の領地をぶん取ってもそれを養えるだけのお金が無いでしょうに…と思ってしまいます…はあ…もう諦めます…聞いて頂きありがとうございました…
中川龍伽様
そうですね、安全な場所でのほほんとしている私が愚かなのです
貯金を全額でも崩す覚悟をしておきます
ありがとうございました
eishun様
確かに自分好みの生き物だけいていい世界などあるわけはないですよね…
本当に誰にでも等しく慈悲を注げることができるように頑張ります…