自分を好きになるにはどうしたらよいのでしょうか?
初めて質問させて頂きます。
私はどうしても自分を好きになれず
自分に自信が無いです。
中学1年生の時に両親が離婚し
私自身の意思で父のところに残りました。
家族構成は父、父の両親、弟2人です。
私はおばあちゃん子で育ちました。
離婚してから経済的に厳しくなり
父と祖母が喧嘩ばかりするようになりました。
私はそんな2人の喧嘩を見たくなくて
いい子でいるように、勉強も頑張りました。
嫌われたくなくて捨てられたくなくて
一生懸命明るく頑張り続けました。
しかし、喧嘩は激しさを増すばかりでした。
祖母は高齢なのにまた、私達を
子供として育てて行くことにストレスを感じてました。
父は全く父親らしくなく
両親に甘えて生きてきていたので
私達を育てることを
重荷に感じていたと思います。
段々と私がうまれてこなければ
みんな幸せだっただろうな。
と思うようになりました。
ある日、左腕を剃刀で切りました。
とてもとても痛くて血が流れ落ちました。
こんな自分消えてしまえ。と
どんどん自分が嫌いになっていきました。
剃刀で切る傷も増え、切る深さも
深くなっていきました。
気付いたら左手首から二の腕まで
切った痕が線のように並んでいました。
汚い腕です。醜い腕です。
夏でも長袖で過ごしました。
時が経ち成人して仕事を始め
恋人ができ自分のことを
ちょっとずつ好きになってきた時
恋人に振られました。
自己評価が低い。ネガティブな発言ばかり。
一緒にいて疲れる。と
私自身、知らず知らずのうちに
そんな風に彼に思われていたんだと思い
すごく衝撃を受けました。
自傷行為の傷痕も見られてしまい
ため息をつかれました。
変わるから別れたくないと言いましたが
わがまま言わないで、
人は簡単に変われないから、
君は変われない。
君と付合った事で恋愛がトラウマになった。
と言われ泣く泣く別れました。
今でもふとした瞬間
胸がズキズキと痛みます。
あの日から自分が大嫌いになり、
左腕の傷痕が汚くてたまりません。
こんな自分を好きになるには、
愛してあげるにはどうしたらよいのでしょうか?
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
良い言葉を口にしよう
自傷行為は今もかな?
もしそうだったらこっちもね。
http://hasunoha.jp/questions/5550
リストカットの跡は、「シリコンジェル」のようなお薬である程度は改善するようです。
さらに傷跡隠しテープやファンデーションを使うなどして、目立たなくできると良いですね。
さて、自分の事を好きになる方法ですね。これはね、実は、あなたと似たような質問がここにけっこう来るんですよ。だから、あなたのように「自分が好きになれない」気持ちは、ぜんぜんおかしい事じゃないですよ。
そのような質問には、私は「他の人のいいところを見つけて、声に出してほめることです」と答えています。
http://hasunoha.jp/questions/5104
http://hasunoha.jp/questions/4063
http://hasunoha.jp/questions/3956
あなたの口にしたことは、そのまま脳に届きます。脳はそれを、他人の事であっても自分の事と認識し、良い気持ちになるそうです。つまり、他人の良いところをほめ、口に出すことは、あなたの脳にも良い効果があるのです。
また、他人の良い所を探すことは、ご自分の良い所を探す訓練にもなります。それに、あなたが他人をほめることで、その方からなにか、あなたをほめるひとことがくるかもしれません。ほめてくれたら、お世辞とか社交辞令ととらずに素直に受け取り、大切にしましょう。
あんまり無理しないでね。すこしづつ、ゆっくりゆっくりです。
宗教を持つことではないでしょうか
よく「三歳(または五歳)までにどれだけ愛されたかでその人の人生が決まる」みたいに言われることがあります。たいへん頻繁に言われることなので、たぶんそういうものなのでしょう。しかしそれは運命論ですね。そうでない人は、「ハイ、それまでよ。お気の毒さま」ということになります。家庭に恵まれなかったら自己肯定感が低いままで終わる、そんなことでいいんでしょうか。
宗教というものが必要とされるのは実はこの点にあると思うのです。大人になってから宗教に出会ってキリスト教の神や仏教の仏さまに対する信仰心を得て、精神的充足感を得るに至った人の話は多いです。つまり、まさにあなたのために仏様がおいでになるとも言えます。
私は浄土真宗の僧侶なので、浄土真宗のことしか分かりませんが、私の宗旨ですとまず信頼できるお坊さんか信者さんに出会われることから始まると思います。
大分ということですが、吉元信行先生にご相談になっては如何でしょう。大谷大学名誉教授で仏教の形而上学を専攻されていましたが、カウンセリングにも造詣が深い方です。お若い頃、ソーシャルワーカーをなさっていた時期がおありだそうです。そのときの経験から仏教が人の現実の悩みに有効な示唆をあたえてくれるとお考えになられるようになったそうです。
住所や電話番号などは寺院住職でもあり、著名な方でありますので容易に調べることができるでしょう。facebook上の友達の藤岡俊彦に聞いた、とおっしゃってもよいですよ。私も決して先生とじっこんというわけではありませんが、困っている人に知らん顔をする方ではないと思います。
ご自身を活かせる場所がある
それはお寺です。
その傷が自己否定の傷ではない、認めて欲しいという証なのは理解しています。
だからこそ痛みと悲しみと絶望を知っているその左手で人を救うのです。
まずは南無妙法蓮華経を唱えるお寺で行事のお手伝いをさせてもらいなさい。
事情を話せば断るお寺はありません。
仏様とのご縁を結べば必ず自分を好きになれます。