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浄土への道のり。

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有り難し有り難し 25

先月に母が亡くなりました。
母は10年以上もの間、寝たきりだったので足も細く歩けません。
浄土への道のりは800里あると知って、ちゃんと浄土までの道のりを歩いていけるのか心配になりました。
御供えにミニカーやミニチュア自転車などをお供えしても良いのでしょうか?

2022年6月20日 12:40

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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

迎えが来るので大丈夫

南無阿弥陀仏(なむあみだぶつ)と念仏を称(とな)え、そのお念仏の声をお供えしましょう。
極楽へ往生するときは、阿弥陀仏や観音菩薩などの聖者達や、仏様の化身である蓮の華が迎えに来てくださると経典に書かれていますので、道程の心配はしなくても大丈夫だと思います。
極楽浄土を創建した阿弥陀仏は寿命と光明が量り知れない仏様です。
阿弥陀様の光明は宇宙の隅々まであまねく照らし、私たちを見捨てず救ってくださるのだそうです。

2022年6月20日 12:50
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有り難し
おきもち

がんよじょうし。浄土宗教師。「○誉」は浄土宗の戒名に特有の「誉号」です。四...
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身体はこの世に置いていく

ロイドメガネさん、はじめまして。質問を拝読しました。

お母さまが亡くなられたのですね。お悔やみ申し上げます。

亡くなられたお母さまは10年以上寝たきりで足が細くなり歩けないのですね。
浄土への道のりは800里あり浄土までを歩いていけるのか心配になったのですね。

私も同じような質問をご遺族から頂戴したことがあります。
生前はロイドメガネさんのお母さまと同じく足が悪く、死出の旅に立っても歩いて行けないから手伝いに行かなくてはいけないだろうかという質問でした。

私は「身体はこの世に置いていくから、足が悪くても問題はない」とお伝えしました。この世で役割を終えた身体は置いていき、魂は次の世界へと旅立っていきます。魂だけなら足が悪いことは問題にならないですね。

ロイドメガネさんの故人への供養としてミニカーやミニチュア自転車などをお供えしても問題ありません。故人が生前好きだったものもお供えになるとより良いと思います。

合掌

2022年6月24日 11:25
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有り難し
おきもち

徳島県の高野山真言宗寺院で住職をしています。 本山布教師心得として自坊の...
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質問者からのお礼

ありがとうございます。
毎日手を合わせるようにします。
本当にありがとうございます。

同じように家族を思う人がいるんだなと嬉しく思いました。
好きな物をたくさんお供えしようと思います。
ありがとうございます。

「供養全般」問答一覧

子供のお骨について

私は10代の頃、生まれた子供を出産数時間後に病気で亡くしています。 現在亡くなってから10年ほど経っており、その子のお骨についてです。 当時は10代で精神面も成長しておらず、世間的な常識も無知で、葬儀等の手続は全て母と祖母に任せてしまいました。 お骨は5年ほど自宅に置いてましたが、祖母やお世話になったお坊さんからは可哀想だから早く納骨堂とかに入れなさいと言われており、数年前に曾祖父母のお骨があるお寺へ納骨いたしました。 ですが、ここで1つ問題が。 私の自宅にはすでに子供の位牌と、小さいですが仏壇があります。 なのに、祖母がなんの断りもなく、祖母自身の家に私の子供の位牌をもう1つ増やしてしまったのです。 祖母曰く「貴女は忙しくズボラで、どうせ御陸前とかもやらないでしょ。私がやっといてあげるから!」とのこと。 それで私が今までにないくらい怒ってしまい、そこから祖母との連絡をしておりません。 いま思い返してみれば、私も自分の意思をきちんと伝えられなかったのも悪いですが、10年経った今でもやはり手放したくなかったという気持ちも強く、今回の件もありもう一度一緒にいたいと思ってしまっています。 また、すでに地元から離れているため、納骨堂へはほぼ行くことができないという理由もあります。 確かに一時期、自分のこともままならず出来ていなかったこともあります。 ですが、今はきちんと毎朝お水をあげたり、定期的なお供えや命日には御陸前もあげております。 だけど、これだけでは足りずなにも出来ていないのでしょうか...。 一度納骨堂へお願いしていても、もう一度一緒にいることはいけないでしょうか。 もし、一緒にいることが問題ないのであれば今後どういった供養をしてあげればいいのか、一般的な年忌法要のみでいいのでしょうか。 お忙しい中恐れ入りますが、何卒ご教授いただければと思います。

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経木塔婆の名前が間違っていました

先日、知人がお勧めしていたお寺のお坊さんに経木塔婆を複数頼みました。 一か月の供養の後、送られてきた塔婆ですが、名前を間違えない様にと申し込みの際、説明書きと口頭でも伝えたのに、複数お願いしたもののすべてで名前や戒名など、どこかしらが間違っていました。 連絡したところ、お経をあげて送りなおしてくれるとは言ってくれましたが、憮然としたものいいと、古いほうは当方で処分してもらって構わないという発言等で不信感を抱いてしまいました。 また、お寺さんの方から折り返し連絡しますと言っていましたが連絡も来ず…。 そのご住職はいろいろなSNSや動画サイトで二桁に近いアカウントをもち、仏教とおおよそ関係ない内容のものを毎日幾度も違う媒体ごとで更新しており、それをたまたま目にすることでどんどん気持ちが切なくなってしまいます。 先方のご住職にケチをつけたいわけではありませんが、ここまでSNSの更新頻度が高いのに戒名すら確認してくれないんだな、と思ってしまいました。 かなりの理由があって檀家寺以外に申し込んだものだったので、心が狭いのは重々承知の上で、新しいものも古いものも手元に置いておきたくないというのが正直な気持ちです。 重ねて、自分は霊感のようなものがあり、名前を間違えて行った供養は供養にならないと考えています。 お坊さん側からのご意見を伺いたいのですが、名前を全てで書き間違える、こういったことはよくあることなのでしょうか。 また、もう新しいものは不必要ですので作り直さず、今ある塔婆などは手元において来たくないので引き取ってくださいというのはできますでしょうか。 返金してもらいたいとは思っていませんが、誰のためかもわからない供養にお金を払ったことが気持ち悪く感じてしまうため、その分募金でもしてほしいのが正直な気持ちですが伝えたらクレームにしかならないですよね…?

有り難し有り難し 32
回答数回答 3

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ