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疲れました。満たされない

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よろしくお願い致します

子供の頃は軽いネグレクトで、ここにいるのに誰も私を見てないような生活をしていました。姉は友達の家に行き家にいないことが多く、一緒になにかを遊んだ・楽しんだような記憶はありません。今思えば、私は物心つく前から堪らなく家族の愛情に飢えていました

そんな状態のまま、大人になった姉は引き続き奔放で、早い段階で家出をした挙げ句、お金にも性にもだらしなく自業自得としか言えない借金を背負いました
しかし家出に対する悪態をつきながらも、親は何かと姉の面倒を見ていました。自分達の老後のために貯めたお金を切り崩してまで補填したり。姉の離婚時に姉の生活保護の手続きを代行したり、日用品や食糧の買い物の金銭的な手伝いや面倒な送り迎えをかって出たり
勝手に家出した姉にショックを受けたと言っていたにも関わらず、随分と必死に手厚いサポートをしていました

一方同時期、私は姉の件で相当な苦労と無理をした親を見ていたので親を心配させないように金銭的余裕を持つとか、なるべく親の側にいるとか、異性との交際に慎重になるとか、こまめに近況を伝える等私なりに親に気を遣い、仕事も頑張ってきました。が、人付き合いの下手さと仕事の出来なさが災いし、私は精神の病にかかり連鎖的に体の持病が悪化し、社会からドロップアウトしました
子供の頃から人見知りで人付き合いがとても苦手だったので、相談者や友達は勿論いません…

何度も自殺を考えて、その度に思いとどまりましたが10年経った今でも希死念慮は消えません
父も姉も、私が精神的にも肉体的にも病気になっても、私が苛まれてる病気が一体どんなものなのか、知識として調べようとすらしてくれません
まるで私なんか最初からいなかったかのよう

私にはもう、生きていくのが辛すぎます。ベッドから起き上がるのも困難なくらいです。楽に死ねるのなら、明日死んでも良いと思っています
恐らく私が死んだりいなくなったとしても、姉や父はなんとも思わないのでしょうが…

親に助けてもらっているのに、「人生なんとかなる!」「理由をつけてやりたいことをやらない人生は勿体ない!」が口癖の姉が憎いです
親の愛情が欲しかった嫉妬なのかもしれません。疲れてしまいました
私はこの家庭に生まれて、今までここに生きている意味があったのでしょうか

とりとめがなくすみません。長々と失礼しました

2022年7月17日 4:09

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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

あなたはよく頑張っていますね

林檎 様 相談ありがとうございます。

あなたはよく頑張っていますね。精神的にも肉体的にも辛い中頑張っていると思います。本当に優しさとか愛情が必要だったんですあなたには。
だって、「ご両親に苦労を掛けないように」が、あなたが生きていく上での必要なこととあなたは、学んだからです。それには、優しと愛情、温かい心が必要だったんです。それがあなたの心のエネルギーになったはずだったんだと、私は思います。
ところが、あなたは、感じなかった。優しさや愛情を。さらに成長期には虐めにもあい、辛い時期をわかってもらえなかった。
それでも頑張って生きている。サバイブしていますね。
それは素晴らしいことです。

今のあなたの状況は、あなたに責任はなく、あなたが選んだ状況ではないと思います。つまりそれは、優しさとか思いやりとか、愛情自体を受けいることが難しくなりますね。

あなたは気づかないかもしれませんが、愛情や優しさは、自分の中にあると思ってください。あなたが「ご両親に心配させては」と思ったのは、あなたの中にある優しさです。あなたは本来優しく、温かい人なのです。そのことをどうぞ心に留めてください。本当に優しく温かく、思いやりのある人だと思います。あなたは。

気づいてもらえないし、解ってもらえなかったから、疲れていいのです。
ゆっくり休んでいいんです。心にエネルギーを溜めていきましょう。
自分の中の優しさに焦点をあてて、あなたが生きたい生き方を見つけていきましょう。私はそう思います。
一礼
追伸:お礼メッセージありがとうございました。罪悪感を感じる必要はありません。あなたがこれからのために必要な期間なのです。どうぞ自分を大切に、自分に思いやりをむけて、心に温かさがあることを確かめながらいきましょう。大丈夫。大丈夫。 再礼

2022年7月17日 8:26
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有り難し
おきもち

お寺の法務(法事などのご先祖の供養)と 唱題行・写経・法話・カウンセリン...
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普段一緒にいないからチヤホヤされているだけ

愛情がある、ない、はわかりませんが子供が離れていると親は気になるものです。
一緒に住んでいる子にはしないけど、1人暮らしをして外に出ている子がたまに帰ってくるとお客さまのようにチヤホヤするでしょ。それってどこの家庭にもある良くあることです。

比較すると違って見える。でもそばに入れると言うことが一番の幸せだし得るものがあります。仏教では慈愛と言いますが、それは戴くものではなく、与えるものです。人と比較し、あの人と同じようにもしくはそれ以上とご自身で先に想定して器を用意し、これ一杯になるまで人に愛情という水を入れてもらうのを待っているということはなかなか難しいことです。

比較というのは頭の中のご自身の作り事、違うのは当たり前です。違う人違う人生です。目の前のそのもの今あなたの体に触れている環境になりきってその場その時っきりの人生を歩むことが、仏道ということです。悲しい時は泣いたらいい。周りの環境を変えようとすることをやめ、慈愛の心で身近な人のために生きてみる。そうしたことが人生に変化を与えます。
親は子を大切に思っています。心のどこかで。表現の仕方が違うだけです。安心して良いのではないですか。

2022年7月17日 6:20
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有り難し
おきもち

禅宗 曹洞宗 僧侶。神奈川県西部円通寺住職。小学校教師。 悩みを吐き出す...
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質問者からのお礼

邦元様
回答有難うございます
最も立場が近しい存在とは言えあくまで姉は姉、私は私の体(器)は別のもので、比べるものではないのですね
しかし求めるものではないとは言え、不仲でもないのに家族間で「最近調子はどう?」とか、そんな言葉すら貰えないのは、家族としても物悲しいですね…

釋様
回答有難うございます
叱責を受けてもおかしくない私の取り留めのない相談に、温かいお言葉を本当にありがとうございます
大分長い時間を休んでしまっているような罪悪感も覚えますが、釋様のお言葉を胸にもう一度深呼吸をしてみようと思います

未熟ゆえ言葉足らずで申し訳ありませんが、お二方とも本当にありがとうございました

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