死ぬことが怖い。
はじめまして、始めて投稿させていただきます。私は幼い頃から死ぬことに対して過剰なまでに恐怖を感じてしまうたちでした。
母親が死んだらどうしよう、弟が死んだらどうしよう。そんな事を母に伝えては不安で泣きだし暫く落ち込むような子供だったそうです。
大きくなってそれは少し収まってきたのですが、ここ数年理不尽に殺されると言うことにまた一段と恐怖を感じてしまいます。
具体的に言うと凄惨な事件、戦争などです。
現在大切な家族がいて美味しいご飯を食べれてお風呂や洗濯で清潔を保てて、布団で眠る。コロナ禍で友達とはなかなか会えませんが連絡を取るツールはあるし、片思いですが好きな人もいます。
仕事はお給料が安いし大変ですが自分でお金を稼いで微々たるものですが毎月貯金も出来、過剰な贅沢は出来ませんがたまに好きなものも買える。
お金持ちではありませんが幸せだと実感しています、感謝もしています。
たまにですが祖母の写真に手を合わせたり、気分を害してしまうかもしれませんが神様に祈ったりもしています。
でもその生活がある日不条理に突然無くなったら?通り魔に襲われてしまったら、戦争や侵略で酷い目にあって殺されてしまうのでは。
自分も含む私の大切な人たちが恐ろしい思い、痛い思いをして死んでしまうようなことがあったら?
そんなことばかり考えて毎日不安と恐怖で眠れなくなり、震えてしまい、嘔吐してしまいます。
人間はいつか死ぬとわかっているのですが、それでも他者の手による理不尽な死というものが怖くて仕方ありません。
特に最近の社会情勢を見ていると不安でどうにかなってしまっています。
何かアドバイスを頂けたら嬉しいです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
心のアレルギー体質
花粉症や食物アレルギー等の反応は、肉体の防衛システムが健康を守ろとして過剰反応してしまんですよね。
それの精神バージョンがあってもおかしくありません。
花粉症の人の身体が花粉に必要以上に反応してしまうように、あなたは、死の恐怖に敏感に反応してしまう体質なのかもしれません。
ですから、まずは「私は心の花粉症だ。私みたいな人が一定の確率で世の中に存在するのは自然なことだ」と、自分で自分の体質を許してあげましょう。
感覚が敏感すぎることはストレスになりますが、特殊能力があるとも言えます。
あなたの防衛システムは超高性能なのです。
恐怖を感じたら、「あ、今日も私の防衛システムは人類トップレベルで機能しているな」と、司令官のように見守ってあげましょう。
ところで、死にたくないのは、動物だけでなく、植物も同じかもしれません。
しかし、植物の防衛システムは鈍くてスローです。植物には、敵が来ても逃げる能力がありません。トゲや毒で守るタイプはありますが。
それに比べて動物は素早く逃げたり闘ったりできます。
せっかく人間に生まれて敏感な防衛システムを備えているのだから、あなたには
あなたにしかできない命の守り方ができる可能性があります。
恐怖というアプリが起動しているのを、冷静に観察する別アプリも持ちたいものです。
瞑想などは、心身を観察するアプリになるかもしれません。
なお、南無阿弥陀仏と念仏を唱えれば誰でも極楽浄土に往生できますから、恐怖しながらでも念仏できれば人生のハッピーエンドは確定です。
質問者からのお礼
時間を割いてくださってご回答ありがとうございます。冷静に観察するアプリ、持てたらとても嬉しいです。