態度が冷たいと責められた
職場で、突然態度が冷たくなったと責められました。
私は、人のちょっとした嫌なところは、誰にでも嫌なところはあるのだからと、普段はあまり見ないようにしているのですが、それが何度も繰り返されたり、自分のコンディシションが悪い時には我慢できなくなり、その人を避けたり、応対が冷たくなったりしてしまいます。そうなる前に相手に伝えられたらいいのですが、相手が気が強くて威圧的な人だと、どうせ言っても理解してもらえないし、かえってこちらを悪く言うのだろうと、伝えるのも億劫になってしまいます。
私としては、相手に原因があって私の態度が変わっているのだから責められる筋合いはないと思いますし、普段から意固地で人の話に耳を貸さない相手に問題があるので、自分のことを棚に上げて随分勝手なことを言っているなと感じます。
相手は私の態度が変わったことが、自分に原因がなかったかどうか振り返ることもありませんでした。
でも、同じようなことを繰り返したくないので、相手を変えることができない以上、私はどのように心持ちを変えたら良いのかアドバイス頂けたらと思います。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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相手のために時間をかけるか
相手から「冷たい」と言われないようになりたい場合は、相手のために使う(付き合ってあげる)時間を増やしましょう。
また、相手が幸せそうに笑っている姿や、相手が何かに成功してガッツポーズしている姿や、相手が悩み苦しみから解放されて胸をなで下ろしている姿を想像しましょう。
相手を「よく見たら可愛いところがあるな」と慈しみましょう。
次に、相手から「冷たい」と言われても平気へっちゃらでいたい場合は、相手の言葉はただの音波、空気の振動にすぎないと思って、引きずらないようにしましょう。
同じことを何度も何度も考えてしまうと、それだけで脳・神経が疲れます。
それが怒りや憎しみの煩悩による思考ならば、ストレスになってあなた自身を苦しめます。
だから、怒りの妄想雑念は素早くストップし、別のことを考えるようにしましょう。
仕事や家事を鼻唄混じりでご機嫌にやったり、
「南無阿弥陀仏(なむあみだぶつ)」
「なむあみだぶなむあみだぶなむあみだぶ」
と念仏を唱えて仏様の平等の救いを喜んだりしましょう。
質問者からのお礼
願誉浄史様
ご回答ありがとうございます。
私はこれまで相手のためにある程度の時間を使ってきたつもりです(仕事に集中したいのに、くだらないおしゃべりや自慢話を聞かされてきました)
怒りや憎しみの煩悩による思考がストレスになっているのはその通りなので、その都度、できるだけ早めに切り替えていきたいと思います。(ストレスがさらなる怒りを呼ばないように)
怒り、憎しみの気持ちは重たいものですね。早く手放せるようにします。
ありがとうございました。