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父親と未だにちゃんと話せません。

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私は幼稚園から小学校卒業まで、父親と離れて暮らしていました。

理由は今はそうでもありませんが、父親の借金や女性問題(最近明らかになった)、暴力、家庭よりも仕事が優先という父の性格が原因でした。
たまに父親が私と母が暮らす家まで来て、ちょっとご飯食べて…みたいなことを繰り返していました。
その時は寂しい、というより自分に父親はいないんだと幼いながら思っていました。
同い年くらいの子ども達がお父さんと遊んでいる姿を見るのが、腹立たしく感じることもありましたが。

それから中学入学をきっかけに、家族3人で暮らすようになりました。

でも父親と私はよく喧嘩をして、父親に殴られたりというのもたまにありました。

今はそういったことも少なくなりましたが、やはりどこか父親と距離があります。
正直、このままで良いと思っているところもあります。
父親に何か質問しても聞いてない、「知らん」の一言で会話が終わる、それは今は当たり前になってしまっています。

でも就活を始めて、かつて会社を経営していた父の凄さや、仕事の大変さを感じ、このままで良いのかなと思っています。
「ありがとう」の一言さえもそっぽを向いて言う自分が恥ずかしくなりました。

自分の素直じゃないこの性格ふくめ、ちゃんと父親と向き合いたいです。
ご助言お願いします。


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お坊さんからの回答 4件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

口下手なお父ちゃん かもしれません

①(^<^)オトコってのは基本的に話が下手な生き物だと思ってください。
その理由はファミリーレストランに2時代に入れば女性たちは楽しそうにずっとお話をしているけれど男性客は独りであったり、静かにしている人もいます。
②ああ、お父さん、あまり自分の感情や気持ちを上手に出せる人じゃないんだ、でいいんじゃないでしょうか。父親のキャラを理解する、ということです。
③あなたが父親の不完全を肯定することです。
アナタがお父さんに理想を強く求め過ぎてしまい、そのギャップがあまりにもかけ離れているのであなたが帰って傷付くのです。
現実のお父さんは、あなたが思い描いている世間の立派なお父さんではありません。
むしろどこの家庭にもそんな理想的なお父さんは、外には良く見せようとする人は多いですが、どこの家庭も(ウチの檀家さん情報によると)みんな大体ソトヅラよし子さんと、ソトヅラよしおさんなのだそうです。
芸能人の理想ママ、理想パパアピールも立場上やっているだけであって、実際家庭が冷え切っていたり、見せかけであったり、どの家庭もいろいろありますよ(^<^)。
④お互いに誤解を無くすためにお手紙を
アナタがお父さんに思っている気持ちを手紙にすることです。返事ももらうことです。
意思疎通ができないことがお互いの誤解の最大の原因です。
まず娘さんであるあなたの気持ちが別にお父さんを怨んでいないよ、ということを表明するだけでもお父さんにとっては後ろめたい気持ちが軽減される者となるはずです。
お父さんも内心あなたに申し訳ないと思っている、ああ、どうせ許してくれないだろうな、と思っていると思います。お互い人間ですから、失敗、行き違い、すれ違い、感情的になってしまうことはあります。それを赦し合えてこそ家族というものです。
手紙は思っていることがちゃんと表現できます。
まず、あなたから一歩、踏み出してあげてください。

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有り難き縁

私も、父が子どもの頃から、仕事ばかりで、一月に良くあって二三度、遊んだ記憶も、あまりありません。

すずさん、成長なさってはじめて分かる事も、有ります。

お父様と、同じ場所に立つまで成長なさったのですね。

ありがとう 一言が、出ないのですよね。

でも、おやこです大丈夫。

案外、案ずるより産むが易し

そんなものだったりしますよ。

言葉に出しにくかったら、ご飯に誘って、さりげなく伝えて見るとか。

成長なさった、すずさん、お父様はきっと喜んでいますよ。

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長谷雄蓮華 (ラジ和尚)
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記念日はそのためにあるのではないでしょうか?

 親子は結構もめるもので、未だに平行線という家庭も少なくはありません。ワシも話は出来ますが、未だに抵抗はあります。ワシの父親は厳しいというより機転が利かない。柔軟性が足らない。せっかち。このような性格で上手く持っていくにはちょっとしたエネルギーが必要です。ワシは取り敢えず反面教師として見ております。
 すずさん、どうしても父親と和解したいなら、母親と協力して、父の日、勤労感謝の日、誕生日(両親か、本人のどれか)、結婚記念日、他記念日に食事に行き、贈り物をすると会話が出来ませんか?和解も出来そうな気がします。はっきり言って定石ですが・・・。
 父と娘が真の和解を見せるのはあなたが結婚する時ではないでしょうか?「菊作り、花見るときは影の人」(吉川英治)。今の時代にそぐわない発言で、申し訳ありません。でも、一つの方法として受け止めてください。
 最後に、親孝行とは親に何かすることではなく、あらゆる人や物に対して親切にすることです。どんな環境や境遇で生きていたかは詳しく分かりませんが、親にとって人に悪いことをする子より親切に接している姿を見た方が親としては安心します。これこそ、真の親孝行です。親も自分の事を見直すきっかけにもなります。これは『正法眼蔵随聞記』(道元禅師語録)懐奘著に示されております。
 参考になりましたか?なりませんね。

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お父様をこっそりと、しかし真っ直ぐ見つめ続けてください

私も時期は違いますが、父とは中学の時から一緒には住んでおりませんでした。
父の暴力的な態度から両親が離婚したからでした。
(すずさんとはかなりケースが違いますが)

最初は凄く嫌な父に見えていました。

でも、時期が経ち私が大人になってから、父の姿や言動を改めて思い出して
父の気持が遅ればせながら解るようになりました。
凄く不器用な、でも心の奥には優しさを秘めた真面目な気の小さい父でした。
そう気がついたとき、父との再会が楽しくなり
普通に会話が出来るようになりました。

心配しなくても、「ありがとう」を言える時が必ず来ます。
自然に話せる時が来ると思います。

だから、それまではジッとお父さんを真っ直ぐ見つめてあげてくださいね。

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仏道に入門して40年が経ちました。 死ぬまで修行を続けるのがお坊さん...
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質問者からのお礼

ご回答ありがとうございました!
だいぶ前の話にはなってしまいますが、産まれて初めて父の日にプレゼントを贈りました。
言葉としては何も言われませんでしたが、自分が渡したものであれほど喜んだ顔を見たのは初めてでした。
普段とは違う父の表情を見て、前向きに考えられるようにもなりましたし、たまに母経由ですが相談もできるようになりました。
皆様ほんとうにありがとうございました。

ゆっくり歩み寄っていきたいと思います。

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