心の病を克服して役に立ちたい。
私は15年前からパニック障害を発症しています。重症ではありませんが、車に乗っている時に発症したので、今でも車が苦手です。当時、仕事、祖母の食事とお世話、母の介護(今は2人とも亡くなりました)と無我夢中にやっていましたが、その5年後に発症しました。亡き母も自律神経が弱く複数の心療内科に通っていました。そして、いとこも心の病を発症しています。心の病は遺伝とかも関係あるのでしょうか?それか考え方や性格が似ているからそういうものを引き起こすのでしょうか? 私は過敏なので、相手が何を思っているのか、察知してしまうので、とてもしんどくなる事があります。もっと広い心で物事に動じない強い心になりたいのです。今、助けてくれている周りの人に今度は役に立てる人間になりたいです。あれこれと頑張ってはいますが、どうすれば、思い方、考え方が変われますか?どうぞよろしくお願いいたします。
お坊さんからの回答 1件
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ボランティア活動をしてみよう
パニック障害の発作はいやなものですよね。私も同じ病気で現在薬を飲んでいます。
ジョンソン・エンド・ジョンソンの医薬品部門の日本法人「ヤンセンファーマ」のホームページによると、うつ病は、「なりやすい遺伝的素因やストレスを受けやすいまじめな性格など、本人がもつ生物学的要因や心理学的要因が素地としてあり、それに外的なストレスなどの環境要因が作用することで発症が促されると考えられています」としています。ある程度は遺伝も関係あるのかもしれませんね。でも遺伝でなくても、なる人もいらっしゃるので、なんともいえません。
私はこの病気になったことで、昔以上に人に優しくなることができました。なるべく人が傷つかないようにしゃべり、行動するようになりました。人に優しくすることで、自分へのストレスも減ります。また、今まではよく犬に吠えられ、さわることも出来ませんでしたが、発症後は、散歩中のワンちゃんが親しげにわざわざ私の所に来てくれるようになり、さわる事ができるようになりました。不思議ですよね。
あなたも、パニック障害を通じて、心の優しい人になっていると思いますよ。
さて、あなたは、何か人の役に立ちたいと考えているのですね。さすが、優しい人です。
私の場合、パニック障害を持ったまま、地元消防団に入ったり、自治会の役員をしたりしています。優しい心になってしまった私は断れなくなってしまったのです(笑)
あなたもどうでしょう?消防団や自治会役員などをやってみたらどうでしょう?このような活動はボランティアです。頼まれると断れないような優しい人たちの集まりなので、ストレスも少なく、居心地がが良いですよ。消防団や自治会の役員でなくても、何か気になるボランティア活動はないでしょうか?そのような活動を通して、パニック障害を持ちながら人の役にたつことができると思います。
質問者からのお礼
お忙しい中、回答を頂きありがとうございます。同じつらさを分かってくれている住職さんからの言葉は心に響きます。と、同時に住職さんでもいらっしゃるんだと思うと、私は特別ではないんだ。と捉える事ができました。ボランティアは昔からやりたい事なので、そういう機会をみつけたら、是非やってみたいと思います。私は住職さんと違って、犬が大好きなので(笑)行き場のない犬を救えるボランティアに参加したいです。本当にありがとうございました。