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夫婦ってこんなものですか?

回答数回答 2
有り難し有り難し 23

いつも大変お世話になっております。
1年半の交際と10ヶ月の同棲を経て10月10日に入籍しました。
式は挙げないので婚約にまつわることは一通り終わったのですが、入籍した途端にギクシャクすることが増えてしまいました。
仕事が原因で私が適応障害(現在休職中)になり、主人は社内で大事な試験と研修を控えています。
タイミングも悪くお互い余裕がないのも原因かと思います。
一緒にいて楽しい時間はもちろんあるのですが、ネガティブになったりイライラしたり、嫌なところに目がいくようになってしまい、最悪な時は「離婚」という言葉が頭を過ります。
周囲に「今が1番楽しい時期だよね!」と言われる度心が痛みます。
結婚して1ヶ月なのになんだかなと思います。

夫婦ってこんなものですか?
心穏やかに過ごせる方法がありましたらご教授願います。

2022年11月8日 14:56

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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

深刻に考える必要はありませんよ…

『心穏やかに過ごせる方法がありましたらご教授願います』とおっしゃっていますが、その答えはあなたのご相談の直前の一文に既に出ていますよね。
…『夫婦ってこんなものです(か?)』と。
 夫婦ってこんなものだと受け止めればそれで良いのです。
 でも、そう簡単には受け取れないんですよね。
 『結婚して1ヶ月』ならば『今が1番楽しい時期だよね!』なのはフツーかも知れませんが、あなた方ご夫妻は既に1年半の交際と10ヶ月の同棲を経ていらっしゃいます。既に『今が1番楽しい時期』は過ぎたのかも知れません。
 いえ、だからもうダメなのではなくて…今までの彼氏彼女の関係から「夫妻」になっていくのです。成長していくのです。進化(深化)していくのです。
 夫婦とは関係性です。
 関係はお互いが努力して作り上げていくものです。それなくしてはどんな人間関係だって上手く行きません…親子・兄弟それらの関係もすべて同じです。
 いえ、心配は要りませんよ…大体最初から上手く行かないお二人だったなら、交際も同棲も続いていないでしょうし、結婚することもなかったでしょう。
 お互いがお互いでなきゃダメ、イヤ…そんな深い思いがあったから、今のお二人の生活があるのです。
 『タイミングも悪く お互い余裕がないのも原因かと思います』『一緒にいて楽しい時間はもちろんあるのです』…御自身でそのように冷静に原因を分析し、良い点もちゃんと分かっていらっしゃいます。
 今あなたは『適応障害(現在休職中)』というご病気でいらっしゃること、又夫君も『大事な試験と研修』がおありとのこと。
 お互い御自分のことで一杯一杯なのも仕方ないですよね。
 だからこそ「今だけはお互い我慢しよう」と話し合い、そこを再確認なさって下さいませ。
 今深刻に考える必要はありませんよ。心配要りませんよ…。
 又何かのことあればこちらハスノハにご相談なさって下さい。
 お二人のご多幸を念じ上げております…。

2022年11月9日 14:21
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有り難し
おきもち

これからの未来を

拝読させて頂きました。
付き合っているうちはわからなくても、一緒に生活したり結婚してみると意外と違っていたりすることや気がつかなかったことってあると思います。とりあえずはしばらく様子を見てはいかがでしょうか?
ご夫婦生活始まってお互いに精神的に余裕がない中ですと追い込まれてしまって、いきなり感情的になってケンカになってしまうこともあるとは思います。ですが、先ずはお互い一息呼吸なさって落ち着いてみましょう、できるだけ冷静になって会話できるようにお互いに心がけてみましょう。

新しい生活ですから何でも試行錯誤だと思います、ですからあわてることではありません。
これからたぶん落ち着いてくるのには半年1年かるくかかると思います。

万が一暴力や暴言DV等の命の危険に関わるようであれば速やかに第三者からのサポートや救済を得ることが望ましいですが、そうでないならばあなたもご主人様も先ずは落ち着いてお互いを尊重し合いましょう。

あなたとご主人様がこれからの未来をお互いを尊重し合い思いやりながら心から仲良く二人三脚で幸せに生き抜いていかれます様に切に祈っています。

ゆっくりあなたとご主人のご夫婦を作っていって下さいね。心より応援してますね。

2022年11月9日 15:12
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有り難し
おきもち

Kousyo Kuuyo Azuma
脱サラして10年が経ちました。栃木県佐野市の一向寺に勤めています。(佐野ラ...
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質問者からのお礼

あたたかいお言葉ありがとうございます。
彼なら大丈夫とお付き合いを始め、彼に添い続けることがてきると思いプロポーズにこたえたことを思い出しました。夫婦二人三脚、これからも日々を過ごしていこうと思いました。

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ