死までの過程が怖いので明るい例が知りたい
ペットロスから老い、病い、死について延々と考えてしまう時間が長くなっています。
こちらでいただいた回答を読み返し、少しずつ考えが変わってきたような気もするのですが、死ぬまでの過程で病や老いも避けられないと思いまた怖くなってきてしまいました。
(若くして事故なんかで死ぬのは絶対嫌です…)
テレビを見ていても医療保険のCMでウッとなってしまうのですが、そこで疑問が浮かびました。
保険に入っている人はたくさんいますが、全員使っていたら商売が成り立たないのでは?
もしかして別にそんなに病気で苦しまずまあ寿命といった形で亡くなる方もそこそこいるのではないかと思いました。
お坊さんは色々な方の死に触れていると思いますが、高齢、そんなにひどい病気でもなく割と明るいお葬式だったみたいなパターンもあるのでしょうか?
高齢で亡くなるとそこまで悲しみに暮れず和やかだったというような話も聞くのですが、身近でそういった例がありません。
そんなに病み苦しむこともなく天寿を全うされたような方の死は珍しいのでしょうか?
時間が経つことが怖い
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
拝
長生きされて
死を穏やかに受け入れられる方は
それほど珍しくありません
反対に「なんで爺さん迎えさこねんだべー」
と会うたび言っているおばあちゃんもたまにいらっしゃる
それはそれで人の世話にならなければ
生きられないのに長生きしてしまう事に
悩まされていたりするわけでして
悩みはどの段階にもあるという事ですね
病気であっても受け入れる「時間」と「死を受け入れる勇気」があれば穏やかにその時を迎えられる
もう一点若い人であれば
私が大事だなと思う事は
明日死ぬかもしれないと思って
道を選ぶ事でしょうか
自他の幸せを願い
自他の幸せの為に生きる
明日死ぬと思ってね
逃げても恐怖は追っかけてくる
本当にやらなければならない事も
本当にやりたいと思っている事も
でもただ何もしなくても
その時には死は訪れる
ただそれだけの事
怖いと思ってたら怖い時間になるけど
その時笑っている自分の姿を思い浮かべられる
そんな生き方にしていきたいですね
死より何より怖いのは
実は自分を見失わせる不安や恐怖なのね
合掌