回答 1
有り難し 9いつも読ませていただいてます。
私は、つい口から悪いことを言いがちです。
主に、文句や不満など。
自分でも嫌な人間だと思います。
なるべく物事や人の嫌なところではなく、良いところを見ようと思っているのですが、どうしても悪いところばかりが目につき、文句を言ってしまう本当に嫌な性格だと思います。
前向きになれる本を読んだり、怒りを抑える本を見たりもしましたが、いざ直面するとすべて忘れて文句が出てしまいます。
こんな自分を変えるにはどうしたら良いでしょうか。
どうかお知恵をお貸しください。
よろしくお願いいたします。
お坊さんからの回答 1件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
拝読させて頂きました。
あなたがどうしても不満や悪口が口から出てきてしまってとてもお悩みなさっておられることを読ませて頂きました。そうですよね、悪口や不満を言わない様になりたいですよね。あなたのお気持ちとてもわかる様に感じます。あなたのそのお気持ちを心より受け止めさせて頂きます。
私達は誰しも自分が満たされない時や理不尽だと思う時や納得できない時にはどうしても不満や悪口を言ってしまうものです。それはあなたに限ったことではなくて誰でもが心の中ではその様な感情が渦巻いているのです。ですからそのことばかりで自分自身をあまり卑下したりネガティブにお考えなさらなくてもいいと思います。
もしもそういう悪いことが思い浮かんで来たら心の中で仏様や神様やご先祖様にあなたのその思いをおっしゃってみてはいかがでしょうか、あなたの心の中であふれてくる不満や悪口を素直に仏様や神様やご先祖様に聞いてもらいましょう。時間がかかってもいいと思います。あなたが全て吐き出すまで納得できるまで心から仏様や神様やご先祖様にお伝えなさってみて下さい。
仏様や神様やご先祖様はあなたの思いを全てを優しく受けとめて下さいます、あなたの思いや声にしっかりと耳を傾けて下さり、受け入れて下さいます。そしてあなたの心の中から不満や愚痴を吐き出して一度空っぽになさってみてはいかがでしょう。それでもまたあふれてくるかもしれませんよね。そんな時にはまた仏様や神様やご先祖様にお伝えなさってみたり、ここでもどうかおっしゃって下さい。
あなたをお待ちしています。
もう一つ「足るを知るものは富む」ということわざもあります、仏教用語でも「小欲知足」という言葉です。
何となく意味は分かるかと思いますが、あれこれと欲や不満ばかりを持つのではなくて今の自分自身が足りていることを知ることでその心は満たされていくという意味です。それも一つの知恵かと思います。
一度ゆっくりと我が身と周りとの関係も見つめ直してみてはいかがでしょうか。そこにきっかけが見つかるかもしれませんよね。
あなたがこれからの未来を心から豊かにおおらかに満たされながら生きていかれます様に、皆さんと一緒に充実なさって心から幸せに生き抜いていかれます様に切に祈っています。
暖かいお言葉、ありがとうございました。
私の悪い気持ちを否定しないでくださったことが何よりも救いになりました。
お陰様で、頑張って生きていこうという前向きな気持ちになれました。ありがとうございました。
