義父の遺骨供養で責められてます
義父が亡くなりました。
実父は、義父が亡くなったその日に、義父の遺骨を私の自宅に持ち込むなと言ってきました。
義父は離婚しており、また、子供は女性ばかりで皆嫁いでおり独り身でした。
長女が私の妻です。義父の実家とお墓は鹿児島にあります。
福岡にいらっしゃる義父のお兄さんから、コロナ禍でこちらに来ることができないので骨にするまで面倒を見てください、と頼まれていましたので、結論ですが、四十九日は元より、コロナが落ち着いて義父の遺骨が実家のお墓に入るまでの間、私の家で面倒をみました。
実父の言うことよりも、手を合わせて義父をきちんと送り出すことを選びました。
私の家の御仏壇は隣の実家にあります。
私の自宅は実家の隣にあるものの、後追いで土地を購入し建てたもので、世帯主は実父でなく私です。いわば別世帯で、御先祖に手を合わせる時は実家に行きますから、御先祖がいる所に義父の遺骨を置いたとは私は思ってません。
それでも実父は、私が長男で跡取り、その家に遺骨を持ち込んだ、御先祖がお怒りだ、なんてことをしてくれた、と言ってます。
相談内容
・実父の言っているよう、義父の遺骨を私の家に持ち込んだことは、問題行動だったでしょうか?
・問題であれば、私はどうすべきだったでしょうか? 今後、どう努めれば良いでしょうか?
ご助言をお願い致します。
私の家は浄土真宗大谷派、義父の家は浄土真宗本願寺派です。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
「持ち込むな。」と言うのは干渉であり、あまりに心が狭いですね
奥様のお父様の御逝去の際し、心より御悔やみ申し上げます。また、義父の葬儀のためにいろいろと御尽力されたことと存じます。誠にご苦労様でした。
本来なら、あなたのお父様は葬儀の際に「お前の嫁さんの父親であり、女兄弟の長女なんだからお前が支えてあげなさい。」と言って欲しかったですね。自分の息子が女兄弟の長女と結婚するなら、将来今回のようなことが起こることは想像できることです。妻の実家の冠婚葬祭を支えてあげた息子を褒めて労うべきだと思います。ちょっと残念な言葉ですね。
「自分の家に持ち込まれるのは嫌だ。」と言うことは正しいとは思いません。正しいとは思えないけど、そういうこと言う人は時々います。心情的に理解できない訳ではありませんが、心が狭いですね。隣とは言え、別世帯の、「あなたの持ち家」へのの持ち込みを「ああだ。」「こうだ。」言うのはおかしいですね。どらやきさんは間違っていません。間違っているのは、お父様です。
1,今回はコロナ禍の中で、すぐに納骨できないための緊急避難的な措置であること。
2,義父の子供は娘だけであり、自分で妻がその長女であることは結婚した時点からわかっていたことだと思う。
3,自分の親のことは当然大事にするし、今後も大事にしていきます。同時に、妻の親のことを大事にすることも、人として大切なことだと思う。
お父様が冷静な状態の時に、以上の三点を説明して、理解してもらうように努めるしかないと思います。でも、無理かなあ。自分の思い込みに凝り固まっている人には道理を説いても、聴く耳を持たない場合もありますからねえ。
それでも、まだお父様が「持ち込むな。」と言い続けるなら、
4,「ここは自分で土地を買い、自分で家を買いました。其の自宅に妻の親の遺骨を置いたからと言って、お父さんに迷惑を掛けている訳ではありません。言いがかりもいい加減にしてください。」
と言うのも止むを得ないかもしれません。でも、敢えて口から発するのは押さえて、心の中で言うだけに留めておきましょう。話してわからない場合は、お父様の言うことは聞き流しておきましょう。
ご先祖様は平等です
拝読させて頂きました。
様々な家族間のことや宗派やお寺さんのお考えやご意見もあるかと思います。
あなたのお気持ち心よりお察しします。
あくまでも私の意見として述べさせて頂きます。
私達は沢山のご先祖様がいらっしゃって皆今生きています、皆存在しています。
ですからどのご先祖様どの方がいなくても今私達は存在することはできません。つまり実家のご先祖様も義理のお宅のご先祖様もどちらも本当に大切です、どちらも尊いのです。つまり平等に尊い存在です。
仮にですけれども、それが天皇家でも徳川家でも藤原家でも名前もわからないご先祖様でも平等に尊いのです。
私達は遡ってみると誰しもがつながっています。何十代も百代も遡ってみると何億人何千億人のご先祖様がいらっしゃるのです。
いかがでしょうか?ご遺骨を大切にご安置なさって心を込めてご供養なさることは本当に尊いことです。
立場が逆だったらどうでしょうかね?
ゆっくり考えてみれば自ずと答えは出ます。
あなたや皆さんがこれからもずっとご先祖様を心からご供養なさり、ご先祖様に皆さんがいつも見守られながら仲良く心から幸せに生きていかれます様に切に祈っております。きっといつもお義父様も優しくお見守りなさって下さいますからね。
質問者からのお礼
Kousyo Kuuyo Azuma様
吉田俊英様
ご回答ありがとうございます。
真偽は定かではありませんが、父は遺骨を持ち込んでいけない宗派上の理由があるようなことを言ってました。(浄土真宗にそんなしきたりは無いことを信じたいですが。)
ご助言いただいた通りに父と話をしてみようと思います。その中でも
・妻の親を大切にすることは間違っていない。
・実家の御先祖も義理の御先祖も平等に尊い存在。
の2つは丁寧に伝えたいと思います。
それでも理解が得られなければ、私は人として間違ったことはしていない、それで先祖から罰をうけるのなら構わない、本望だと伝え、その後は何を言われても流すようにします。
決心できました。ご助言ありがとうございました。