自分の誕生日にロードキルを起こした
車で夜道を運転していたら、道路脇から突然、黒い影が飛び出してきて車の下に潜り込んできました。
慌ててブレーキに足をかけようとした瞬間、ゴンッと嫌な音がして、その直、左後輪で低い縁石を乗り越えたような感覚がしました。
近くに車を停め、その道を確認したら、猫さんが横たわっていました…。
夜遅くなので市役所は閉まってる、この時間に開いてる動物病院なんてこの辺に無い…。
猫さんは起き上がるために少し足を伸ばしていましたが、私があたふたしている間に動かなくなりました。
「ああ、私はなんてことを‥」と頭が真っ白になり、どうしたら良いかを聞くために父に電話をかけました。
父:「今からその猫の元に向かう。母さんが心配してるから後は任せて帰りなさい。」
これでいいのかな…と思いつつ、猫さんが他の車に轢かれないような場所にいるかを確認した後、「本当にごめんなさい…天国で幸せになってね」と心の中で手を合わせながら帰宅しました。
私から電話がかかってきてすぐ、父はその道に向かったそうですが、動物の死がいはどこにもなかったそうです。
もちろん私は具体的に猫を轢いた場所を説明しましたし、家から車で10分程度の距離です。
どなたか優しい方が猫さんを弔ってくださったのか、実は生きてた猫さんがその場を去ったのか…その後、猫さんがどうなったのかは知らぬまま。
もし優しいどなたかのおかげならば、感謝と申し訳なさでいっぱいです。
猫さんは首輪が付いておらず、痩せていましたが、もし飼い主さんがいたら…
自分の生まれた日に、猫の命を奪ってしまった…罪悪感と自己嫌悪で苦しいです。
長文失礼しました。猫さんへの償いとして、何か私にできることはありますか?
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
事象に捉われずユニバーサル社会も気にされてはいかがでしょうか
momoさん
こんにちは
拝読させていただきました。
ロードキルを起こし猫さんへの思いに悩まれ、お辛いですね。
都会の道路でも動物が突然出てきてというのはありますし、中山間地域の道路では、各種小動物との衝突、夜行性のシカとの衝突もけっこうあるのが実情だと思います。
いまとなれば、猫さんが生きているのか、どなたかに弔われたのかわからないところだと思います。
momoさんが、ごめんなさいという気持ちで心の中で手を合わせ・・・で良いのではないでしょうか。
猫さんの命がどうなったかわかりませんが、
荒っぽい運転でなくても、いつも運転を注意してね! というお知らせと受け取るしかないのかもしれませんね。
momoさんは、優しい心持の方だからこそ、罪悪感と自己嫌悪を抱かれると思いますが、あまりその思いを引きずらない方が良いのかもしれません。
これからも運転を注意深く、事故のないよう努めることが、猫さんへの思い(罪悪感)を緩め、報いることなのかもしれません。また、視点を変えると、歩道橋がこんなにもあるのは世界広しといえども日本ぐらいです。道路、車優先ではなく、障がいのある方や車椅子の方、人間だけでなく動物も住みやすい共存共栄のアニマルウェルフェアも含め真のユニバーサル社会になればと思います。
応援しています。
一つの参考となれば幸いです。
念仏
南無阿弥陀仏(なむあみだぶつ)と念仏を称(とな)えて、猫さんが極楽浄土に往生できるように願いましょう。
あとは、阿弥陀仏にお任せしておけば良いです。
質問者からのお礼
願誉浄史様
今日、ロードキルを起こした場所で南無阿弥陀仏と称えてみました。猫さんが苦しみの無い世界で幸せに暮らせますように…。少しだけ私のメンタルも楽になった気がします。お忙しい中、回答をしてくださり、ありがとうございました。
慧徳様
なるほど、ユニバーサル社会ですか…アニマルパスウェイを設けるなど、人だけでなく、動物も安全な道路が増えたら嬉しいです。
今後、夜は動物が行動する時間だと意識し、運転をするように心がけます。
お忙しい中、貴重なご意見、考え方をありがとうございました。