義母
初めまして。三児の母です。
義母の押し付けに参っています。信仰している宗教の教えで親とは仲良く、ということを強要されます。
実母は誰かの愛人で実父の顔は分からない環境で育ちました。ネグレクト、言葉や肉体的暴力、間接的に性的虐待を行ってるところに置いていかれたり、かなりひどいことをされてきたので母とは思えない、母と認めると死にたくなると話したことがありますが、それでも許せと言われます。
そこで質問させていただきたいのですが、どんなことをされても母であれば許さなければいけないのが仏教の教えなのでしょうか?
許す許さないはすることではなく、相手と自分との関係で自然に築き上げることだと思うのですが、どうでしょうか?
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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許すということ
拝読させて頂きました。あなたのおっしゃる通り許すということ以前にあなたのお母様はあなたに生命をお与えになりましたが、成長するあなたを逆に傷つけたことは事実ですね。そしてあなたに肉体的にも精神的にも害をもたらしたこととなります。その心や体の傷をいやすことはなかなか大変なことと思います。
許すとはそのような傷つけられた状況では本当に難しいかとは思います。ましてや他者が「許せ」と強要するものではありません。私たちは仏様ではありませんから相手から受けた害を相手が本当に反省し謝罪なさるのでなければ許すことはなかなかできません。因果応報の言葉のありますが悪しき行いには悪しき結果がもたらされます。できることは自分自身はできるだけあなたのお母様が行ったような悪しき行いを自分はなさらないように心掛けなさる方が今の状況では受け入れやすいのではないでしょうか。人は他者から受けた害は決して忘れることはできません。であるならばあなたはできるだけほかの方には害を与えぬよう心掛けて頂きたいと思います。その害があなたを境に断ち切られていくことによってあなたにも良いことが必ずや訪れます。そしてあなたの心は穏やかに安らかになって参ります。決してご自分をご自分で貶めぬようにそしてご自分の善なる心を信じて毎日を健やかにお過ごし頂きたいと思います。仏様は私達の心の奥底までお見通しです。そして仏様は必ずや私たちを正しい道へとお導き頂きます。どうぞお心をお健やかに自らを信じ仏様を信じてくださいね。
質問者からのお礼
ありがとうございます、今は理解のある主人、可愛い子供たちにも恵まれてとても幸せです。実母は反省もしてませんし、義母に言われる度昔のことを思い出し暗い気持ちになっていました。今の謝罪一つない状況で実母を許し、理解しようとするとその行いも認めなくてはいけない気がして、とても辛かったです。心が楽になりました。これからは家族を大切にすることだけに心を配りたいと思います。