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心がついていきません

回答数回答 2
有り難し有り難し 15

事実婚で10年ちょっと同居していたパートナーの浮気が発覚しました。
ふとしたキッカケでパートナーの方から告白されました。

身体の関係だけを持つセカンドパートナーの方が数人いるとのこと。
出会い系アプリで相手を探し、似た境遇の女性数人と関係を持ってました。

私が数年前に子宮系に持病があり、身体の関係はなくなってしまっていたので
他に相手を求めたとのこと。
また、今後も継続してセカンドパートナーとは付き合っていきたい。
ただ感情はなく、割り切った身体の関係だけだからと。

しかし、一緒に旅行に行ったり誕生日にプレゼントを買ったり
月に数回会っているようです。
一人ではありません。同時進行で3人くらいいます。
金銭的にも時間にも余裕がある人なので、アプリで簡単に見つかるようです。

私のことが一番大事でずっと一緒にいたい気持ちは変わらない。
ただ、セカンドパートナーを認めて欲しいと言われても・・・

精神的についていけません。

彼が言うのは、女性と男性は肉体の構造が違うから
我慢できないと言います。

私が認めてくれないなら、別れるしかないと。
苦しめられないからと。彼からの告白を聞き、過呼吸になったり眠れなかったり
食事がとれなくて憔悴していく姿を目の当たりにし、辛いと言ってきます。
出会った頃と自分が変わってしまって申し訳ないと土下座されました。

私も何とか乗り越えられるかも?とここ数カ月頑張ってみましたが
やはり他の女性と遊びに出かけたりするのは、気になって仕方なく
仕事も手につきません。
いつも疑ってしまいます。お互いの家族にも紹介した仲で、ずっと一緒に生きていくと疑ってなかっただけに、心が壊れるくらいしんどいです。

いつか止めてくれるか?を待ち、一緒に暮らしていくのか?
すっぱり縁を切り解消するのか、日々気持ちが行ったり来たりしています。

彼は、時々思い出して辛くなっている私の様子や色々聞かれるのに疲れて
開き直った態度で逃げている感じになっています。

好きだと受け入れるべきなのでしょうか?

2023年4月20日 17:23

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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

全ての男性がそうではないです

『女性と男性は肉体の構造が違うから
我慢できない』
というのは個人の感想ですね。

我慢できるかどうかは、欲の話であり構造は別の話ですね。

2023年4月21日 8:07
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有り難し
おきもち

「変えるべきは自身ではなく歩む方向」「時間とお金の使い方」「向きが変われば景色が変わる」「人を変えるつもりはないが成長の支えにはなりたい」と願っています。 生き辛さの困りごとは心理や福祉でたくさん聞いてきた。 でも、それと同じくらい僧侶の現場では「あともう少し長く生きたかった」という声も聴いてきた。 今の地球って自分が都合過ごせる環境じゃない、年々生き辛くなる。それは百も承知。 でも、あなたが今生きているイノチは、先に旅立った人が求めても手に入れられなかったイノチでもあります。 だから、自分を大切にしてほしいと心から願っています。。。
一人だけで抱えられるほど軽くないのがイノチ。 僧侶となって40年経ちました。 毎日、毎日念じてます。

好きでも、受け入れられないものはある。

あなたが精神的についていけないのは
当然だと思います。

告白する必要も無かったのにと感じましたが
パートナーも良心の呵責に苛まれて
あなたに打ち明けたのかもしれませんね。

でもその重荷はあなたに移されてしまい
パートナーは気が楽になったことでしょう。

あなた自身も
自分の気持ちが分からないのでしょうが
今のままではあなたが辛過ぎます。

2023年4月21日 12:29
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有り難し
おきもち

 浄土真宗(大谷派)/広島県広島市/17世住職。  1967年京都市生まれ。山形大学理学部卒業後、証券会社で勤務。30歳で脱サラし、親戚筋の超覚寺に入寺、45歳で住職継職。  遺族の分かち合いやお悩み相談など地道なグリーフサポート活動を続け、お寺の掲示板による法語伝道にも尽力している。カープ坊主の会会員。

質問者からのお礼

お話を聞いてくださり、ありがとうございます。
告白されてからずっと辛い日々を送っています。今も同居しています。
彼は私に告白したことで、嘘をつかなくて良くなったので
認めてもらえたと考えているようにも思えます。

ずっと一緒に居たいと思っていましたが、いつ止めてくれるかも
分からないまま、遊ぶのを見て見ぬ振りをしていくのは
私には厳しと感じています。

笑えない日々を送るのであれば、すっきりお別れして
辛くとも前を向いて行こうと思うようになりました。

優しいお言葉に感謝申し上げます。

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