生きていることが苦しいです
「今」を一生懸命生きて、楽しみたいのに嘘をたくさん吐いている、乱暴な言葉をたくさん使ってきた、相手の気持ちよく考えずに自分の気持ちだけでイライラしたり怒ってしまっている、働ける状態なのに肘が曲がらないなどを理由にして毎日だらしなく過ごしているので亡くなったら地獄に行くことになるのだろうな…と毎日毎日考えてしまって今の生活が苦しいです…
十善戒を知ってからは、その事をしないように心がけて生活をしているつもりなのですが
自己満足の為だけに相手の気持ちを考えずに嘘をついてしまう癖はどうしたら治るのでしょうか…
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
もっと気楽に生きていい。
ももか 様 相談ありがとうございます。
あなたの噓は、十善戒を守れない、十善戒に嘘をついているということになるのでしょう?もっと気楽に生きていいのですよ。
十善戒は、そのようにしないと注意して、してはいけないことから離れることが大事だといわれております。決まり事を守り、生きるための指針とするものですから、戒をがんじがらめに考えすぎて、本来の生き方を見失うのは、戒としての役目を逆に果たしていないことになるでしょう。
もし失敗したら、反省して次にいかせばいい。もし必要なら懺悔のお経を僧侶にあげてもらえばいいのです。
仏教の目的は、まずあなたがあなたらしく、自分の人生を自分が主人公として、自分を愛おしく思い、生きていくことから始まります。そして、自分が愛おしいということは、傍にいる人も、「自分が愛おしい」と思っている人なので、お互いが「自分を愛おしいと思っている」ことになるので、お互いを尊重し合うということから、慈悲(お互いを慈しみ、お互いの苦しみを理解すること)が説かれていくのです。十善戒はその正しく慈悲を発揮するための手助けをする役割と言えます。
ですので、あなたはまず、「自分を愛おしい」と充分に思うことを心がけて、自分をいたわり、自分を優しく扱い、自分に思いやりを向けてください。こうして心を癒し、心を落ち着けた時、傍にいる家族にも、友達にも、安心して「元気にしてる?」と伝えることが出来るでしょう。だんだんと優しさが心に満たされていくでしょう。私はそう思います。参考にしてください。一礼
楽しむときに何をしますか?
ももかさん、はじめまして。質問を拝読しました。
ももかさんは、今を懸命に生きて楽しみたいけれど、嘘を吐いたり、乱暴な言葉をたくさん使ったりするのですね。
ももかさんにとって楽しいとはどのような状態なのでしょうか?
相手の気持ちを考えること?
働ける状態なのでがんばること?
ウソをついてまで、ももかさんがやりたいことは?
十善戒にはウソをつかず、乱暴な言葉を使わず、邪なことを考えないと書いてありますね。これは仏さまとももかさんとの約束であり、誰かのためではないものです。
ももかさんが楽しむときに何をしますか?
ウソをついて取り繕うことではないと思うのですが、どうでしょうか。