回答 1
有り難し 19先日、中学生から好きだった人に降られました。彼女に振り向いて欲しくて勉強に仕事にオシャレに精一杯努力して自分を磨いてきました。ですが、結局は駄目で何だかもう空しくて、生きる目的を失ってしまった感じです。
人生を振り替えってみれば、楽しいことも苦しいことも一杯あって、好きな人もいて、結構いい人生だったなと思います。
誰かを恨んでるとかそういうのではないのです。山の頂上に着いたような、満足したような、不思議な気持ちです。
これで死ぬのは変でしょうか。お坊さんの意見が聞いてみたいです。
お坊さんからの回答 1件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
拝読させていただきました。
自死(自殺)が世界一の日本国では、自ら生命を断つことに、もう少し迷わなければなりません。
仏教では生きる根底には「四苦八苦」である一切皆苦が伴うことが常です。
生きることは苦悩に満ちるからこそ、神や仏の教え(宗教)が存在します。
この度の相談内容では、『虚無感』を覚えた範疇です。虚無感から這い出す方法を見出した第一人者はニーチェかも知れません。この虚無感の中から生きる希望を見出していくことが肝心です。
人生には無駄が無いともよく言いますが、悩みの渦中にいるときは意味がないことも考えにくいものです。しかし、今まで＂仕事に勉強にオシャレ＂を頑張ってこられたことで、意中の人には届きませんでしたが、それ以上のものを手中できたのではないでしょうか。
「こんなにも頑張れる自分がいたんだ」
「以前の自分よりも精神面で強くなれた」「好きないることで、目標に向かう大切さに気付いた」などなど、多くを手に入れれたことと感じます。
出来るならば意中の人を結ばれることが何よりと今は意識が強い時期でもあります。しかし、頑張ってこれたからこそ他の人にも輝いてみえたり、魅力的になっているのも事実です。
世の中は順風満帆には頑張っても行かないこともありますが、頑張らないと順風満帆にも近づかないのも事実です。
人生には苦楽が付随します。ニガい思いをしなければ、何が楽かも分からないものです。
人生には「追い風」と「向かい風」があります。人生に追い風ばかり吹いている人は誰ひとりとて存在せず、向かい風は自身への試練として捉えていくことが肝心です。辛い中から向かい風に立ち向かうことは馬力がいることですが、乗り越えれる力をすでに持ち合わせているものです。
人生にはいろいろな風がありますが、この度は辛い局面の精神的な状態ですが、人生の中に経験をひとつ積んだのだと認識してみてください。そして「虚無感」とはこのような心情になるのだと感じ捉えてください。
失恋、離婚を含める愛別離苦は艱難辛苦です。
わたしたち生きるもの全てには寿命があります。自ら死を選択せずとも死は寿命が自然に迎えに来てくれます。
焦らず、この現在の心境をしっかり捉えていただき、必ず良い機会があることを信じてください。
合掌
法源様
ご回答ありがとうございます。
想いを抱いて15年、出会ったのを含めれば20年。思い返せば、彼女は私にとっての人生そのものでした。
今後の人生で何を支えに、何を目標に生きていけばいいのか、分かりません。
正直なところ死にたいという気持ちもまだあります。ですが、もう少しだけ悩んでみようと思います。
法源様
ご回答ありがとうございました。
一月ほど悩みましたが、やっぱり死のうと思います。
折角答えて頂いたのに申し訳ありません。
不躾ですが冥福を祈っていただけたら幸いです。ありがとうございました。お世話になりました。
