これは正しいのでしょうか?
先日、祖母が亡くなりました。
その際に通夜10万円、告別式45万円、四十九日が10万円、トータル65万円ほどお布施としてお坊さんの方から金額を提示されてそれが支払えないと拝んでもらえないらしく親戚中からお金を借りてどうにか支払いました。
(真言宗豊山派)
(※葬儀会社への支払いとは別)
でも他の方々から聞くとその金額はおかしいらしく我が家以外の檀家の方々もそのお坊さんに対して不信感を募らせています。
ですが檀家という事でお墓を人質にとられている以上、誰も逆らえず何十年とそれが続いてるみたいです。
お金の事以外にも遺族の方、葬儀社の方など…様々な方々に横柄な態度をとっています。
これから新盆や一周忌にまた何十万というお金を払わされなければいけないかと考えると腹がたつし、祖母もそんな方に拝んでもらってもちゃんと成仏できるのかなどとにかくモヤモヤが積もってしまい今回相談させて頂きました。
この支払い金額は妥当なのか…
良ければ御回答お願い致します。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
納得も出来ぬまま、進めるしかなかったこと、残念ですよね。
祖母さまのご往生
謹んで哀悼の意を表します。
ご家族の皆さまにとって、悲しみの中にありながら、お寺への不信感で、複雑な思いでお過ごしのことと思います。
皆さまが、納得も出来ぬまま、このような形で式を進める(お願いする)しかなかったこと、何とも残念なことですよね。
妥当かどうかに関しては、お寺と檀家との関係性や地域性や取り決めなど、いろんな面から定まっていることがありますから、なんとも申し上げにくいですが。私から見たら、ビックリするものであります4倍以上かな。
金額だけでなく、きちんと納得してこそ、また寺側もお伝え(説明)してこそです。
今回のこと、また日頃の態度からも、到底 受け入れられないことですよね。
大切な お葬儀や、これから続いていく仏縁にまで、影を落としてしまいますね。
お寺や僧侶の役割、向き合い方に、多少の違いはあったとしても、檀家さんとともにあってこそなのですから。読経、布教だけのことではありません。こうした一つ一つの振る舞いに信頼を重ねていくものです。
モヤモヤ、本当にそうですよね…。
お葬儀も大変お疲れになられたと思います。ご両親、あなたも、どうぞゆっくり休まれてくださいね。
私もこちらから、祖母さまをお偲びし静かに手を合わせますね。合掌
長いお付き合いになるように
こんにちは。まずはお婆さまがお亡くなりになったとのこと、私は浄土宗なので南無阿弥陀仏をお唱えさせていただきます。
さて、お寺とお檀家さんとの付き合い方は、「長く続けていけるように」が根本だと考えています。そのためには、様々な機会において、「お互いに無理をしない・させない」ということが肝要と思います(もっとも、こんなことを言えるのは私が東京区部のお寺に住しているからでもある、地域性があることです)。
今回の場合、お檀家さん側が無理を「させられてしまった」と感じておられるのですから、お寺の人間として残念なことです。後味が悪い、それを引きずってしまっているのですから二重に。
正攻法としては「お布施はお気持ちが本来、と聞いたことがあるのですが今回お示しになったのには何かご事情がございますか?」とか「積み上げて計算、ということは告別式のみでもよろしいのですか?」などと突っ込んでも良いでしょう(あなたの納得のために)けれど、「お墓を人質」と感じておられるならば、それも難しいでしょうね。…この「納得感をどこまで大切にするか」が今回の肝と思います。
ただ、「拝んでもらえないらしく」とのことですから、そこ(払えないなら拝まない、なのか?)は確認しつつ、本当に腹が立っているのであれば、「申し訳ありません、御供養したい気持ちはあるのですが、お示しの金額に私ども応えられませんので、私どものみでお参りしたいと存じます。御供養のお経を教えていただけませんか」とやっても…うーん、やっぱり対決姿勢かなぁ。
また、他師も仰っていますが、これらはみな相対的なもの。年収ン千万の方にとっての今回と、「年金のみ」の方にとっては、負担感は異なるでしょうね。「親戚中から…」とのことですから、前者ではないと理解していますけれど。
残念ながらおそらく先方は、あなた方がどれだけ苦労してお布施されたのかはご存じないでしょう。そこにはあなた方のプライドもあるかも知れないけれど、ことを動かしていきたいならば、「納得か・プライドか」でじっくり考えてはいかがでしょうか。
質問者からのお礼
回答ありがとうございます!
話し合いは無理そうで、要求した金額を必ず払いなさいという意思が堅いようです。
祖母の新盆や一周忌の際にまた高額な金額を要求されたら檀家さん達と話し合ってどうにか解決に向けて頑張ろうと思います。
今回はお忙しい中、相談をきいて頂きありがとうございました!