病気ばかり考えてしまう
初めて質問させていただきます。
子供の頃から神経質な性格でしたが、最近50歳を過ぎたころから、病気や死についての不安が強くなり、時間がある時や1人でいる時に、病気のことを考えるようになってしまいました。
ちょっとの体調変化や検査結果の以上などを一喜一憂してしまい、病気のことをネットで、調べたり、受診をして確認作業をしてしまいます。
体温を測りすぎたり、体の体調変化を気にしすぎてしまいます。
この先どう考え方を変えて、少し楽な気持ちに切り替えられればと思います。
よい気持ちの持ち方があれば、アドバイスいただけませんか?
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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みんな年老いていく
こんばんは。私も昭和40年代生まれ、50代の半ばとなりました。髪や目、徹夜の耐性など、色々変わってきました。我々は女性ほど劇的な変化はありませんが、やはり年代と共に変化しています。
「考え方を変えたい」のであれば、「それが普通のことだ」と見ることです。過去の(もっと良かった)頃を標準とせず、今は今として、老いてきた自分を「そういうもの」と捉えることです。
お釈迦さまの仰った「生老病死」は、ある意味公平に、誰もが辿る変化です。老後や死、病気に敏感になるのも、「今までは気にならなかったけれども、ああ、そういう年代に入った」と謙虚に従うことです。基準を今におくことで、見方や気持ちは変わります。これだけ長い時間、心臓は休まず体内に血液を送り、さまざまな臓器があなたを生かしてくれている。そりゃ疲れても来るでしょうよ。それに気づき、感謝できるのは、この変化を認識できるからです。
私もあなたも、残す命は30年程度。それが見えると、「一日いちにちを過ごせるありがたさ」も感じられるようになるでしょう。
質問者からのお礼
お忙しいところご回答ありがとうございます。
老いに関して、これから考え方を変えていかないといけない歳を迎えたのかなー
と思うようにしていこうと思います。
ありがとうございました。