数年前に蛙化現象で男の人を陥れてしまった
はじめまして。
数年前に、いわゆる「蛙化現象」で、好きだった男の人をとてもひどい形で陥れてしまいました。
数年前、大学生だった頃、私には好きな男の人がいました。当時の私は恋愛経験がなくどうしたら良いか分からなかったので、遠目で眺めているだけで精一杯でした。
ところがしばらく後、その男の人からデートに誘われるようになりました。このとき私は急激に気持ち悪くなってしまい、デートの誘いを何度か断ったのですが、その人がヒートアップしてしまい、私のことを責める風になっていきました。当時の私は、じょじょに相手の男性に恐怖を感じるようになっていきました。
そこで母親と友人に相談したところ、ストーカーで警察に被害届を出したほうがよいということだったので、近くの警察署に被害届を出しました。
ただしこのとき私が卑怯だったのは、最初、私がこの男性に好意を持っていたことはいっさい話さなかったことです。
その後、警察は対応をしてくれ、相手の男性に拇印付きの誓約書を書かせたということで、その誓約書を見せてくれました。そこにはその男性の謝罪文と、今後は近づかない、といったことが書かれていました。
私は、大学在学時~卒業後しばらく、自分を正当化していました。自分がストーカー被害にあったのだと思っており、周りの人にもそのように話していました。
ところが近年「蛙化現象」という言葉を知り、当時の私の振る舞いや心理を見直したところ、そもそもの原因は私の「男性不信」や「経験不足」や「相手の理想化」であって、男性側にあるのではない、ということがわかりました。
当時の出来事をいま振り返ってみると、相手の男の人が一方的にヒートアップしてデートに誘ってきたのではなく、そもそも私がその男の人のことを好きになり、その人がどこかでそれに気がついてくれてデートに誘ってくれたにも関わらず、私が「蛙化現象」を発症し、一方的にその男性を拒絶した。
そしてとても、信じられないほど深く傷つけた。
そういう出来事であったことが理解できます。
このことに気がついてから、罪悪感で胸がはち切れそうです。本当は謝罪したいのですが、いまの生活を失いそうで怖くてできません。
私はこれからどのような心持ちで生きていけばよいでしょうか。
また償いとして、なにかできることはあるでしょうか。
ご助言のほどよろしくお願いいたします。
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時効じゃないですか。
あなたは、あなたの思う素直な気持ちで相談にあるような態度を取ったのだと思います。私は蛙化現象というものがよく判りません。でも、ほんとうにその人に好意を寄せているのにその人を拒絶するのでしょうか。ほんとうは見た目で思う気持ちと実際に接して思う気持ちにギャップがあるから起こるのではないかと思います。そうであれば、あなたの取った行動には何の問題も無いように感じます。もちろんそのお相手はあなたが思うほど悪い人ではないのかも知れません。でも、あなたが嫌悪を感じていれば相手をシャットアウトするのは自然に思います。
しかも、あなたはそのお相手とは大学時代のことであり数年経っている訳ですよね。それは時効じゃないですか。あなたが成長する上でそれはそれで必要な体験と思えば良いのではと思います。そして、これからはその経験を活かして相手を思いやることができる素敵な人になれば良いと思いますよ。
あなたが反省しているなら同じ過ちは犯さない。そう思ってください。応援します。