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仲が良かった上司との関係に悩んでいます

回答数回答 1
有り難し有り難し 5

初めて相談させて頂きます。
今の会社へ入社時から仲良く、プライベートでも遊ぶような関係性だった上司と、あるトラブルで溝ができてしまいました。
そのトラブルでは、上司からある疑いをかけられ、違うと説明しても、更に心無い言葉をかけられたことで強いショックを受けました。
上司からは後ほどメールで謝罪は受けたものの、今までにないくらいショックが大きすぎてしまい、すぐに許す事ができず。とても悔しくて悲しい。こんなことは、初めてでした。
ただ、いつまでも引きずりたい訳ではなく、上司の存在そのものを嫌いになったわけではないため、その後私からは、少し時間はかかるかもしれないけど、元々の関係性には戻したいと伝えていました。
なので普通に会社では話したいのですが、以降、私にだけ直接話しかけず、厳しい口調のメールを送ってくるようになりました。トラブルに関わったメンバーは他にもいるのですが、その人達とは笑って会話をするのに、私にだけ、冷たいです。疎外感を感じる毎日です。会話をしたいと伝えても、突き放されてしまいます。

まさかの態度に驚き、恐怖を感じ、もの凄く悲しいです。

私もこうなってしまったからには割り切って働ければいいのですが、やはり仲が良かった事が私の中でも大きいのでしょう、そう簡単に割り切れず、強いショックとストレスを感じ、食事がほとんどとれず、涙が止まらない毎日です。
また、私自身、このトラブルとは関係のない、私の過去の人間関係の出来事をフラッシュバックしてしまい、私の人生、いつもうまくいかない、こんな自分は死んでしまえばいいとまで思うようになりました。

日にち薬という言葉がある通り、時間が何かしらの解決に向かう可能性はありますが、今、どうしても辛いです。

友人や他の上司へ何度か相談していますが、そろそろしつこいと思われそうで、やめなければいけないかなと感じています。でも、ひとりで抱え込み続けられず、こちらにもご相談しました。

私がこの先心晴れやかに過ごすにはどんな心持ちが必要でしょうか。
よろしくお願いします。

2023年9月3日 1:15

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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

大丈夫。(ここにいる)みんな、あなたのお味方なのですよ

ご相談、拝読致しまして、あなたのお気持ちを思うと胸が痛みました。あなたにとってあまりにもショッキングな出来事でしたし、悲しい出来事でしたでしょう。あなたの方は前向きに捉え直していたところに、除け者扱い、厳しい口調のメール、ですからね。先方(上司の方)が実際に何を考えてのことなのか、なにか真意があるものなのかはわかりませんが、恐怖を感じたというのもごもっともだと思います。しかし、そのような苦境におかれましても、ゆずこしょう様が前向きにおなりになろうとしているご様子が感じられ、頼もしく、ご立派だなと私は思いました。

まずは少しずつ食べられるものから召し上がってくださいませ。食事に限らず、ほかのことも、一気に何でもやろうとなさらず小さな出来る事から手を付けてみてくださいね。心が疲弊しているときには、それまで普通にやれていたことも出来なくなったり、やる気が起こらなくなってしまうでしょうから。今、あなたの体も心も回復しようとがんばっています。この苦境を乗り越えようとがんばってくれています。あなたのなかのいのちが、あなたを生きているかぎり、それが止むことはございません。死にたくなるような苦しい時でも休むこと無く、止むこと無く、いのちがあなたを生きているのではありませんか? ですから「大丈夫」なのですよ。あなたは必ずや、あなたのやり方でこの苦境を乗り越えられるはずです。またもし、どなたにもご相談出来なくなってしまったら、何度でもこのハスノハを頼ってくださいませ。あなたの苦しみに寄り添い、力になってくれるお坊さんがここには沢山います。みんな、あなたのお味方なのですよ。ともに乗り越えて参りましょう。

また、これはいささかお節介かもしれませんので、必要なければ聞き流していただきたいのですが。お仕事の環境というものは生きていくうえで非常に重大ですから、上司の方の態度やご様子、ゆずこしょう様との関係性に改善の兆しが見えないようならば、お早めに職場環境そのものを変えること(転職や異動願いなど)もご検討いただきたいと思います。このまま残るのも、新たな職場を探し挑戦なさるのも、どちらもご苦労はあるかと思います。どちらにしましても、あなたの決めたものこそが正解です。微力ながら拙僧は、責任をもって、あなたをサポート(応援、お手伝い)させていただきます。

そわか合掌

2023年9月3日 9:27
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有り難し
おきもち

個別相談可能
「抜苦与楽こそ“お坊さん”の仕事」 これは拙僧のささやかな信条です。「仏道修行」という旅のなかで得られた仏法の妙味を、御縁をいただいた皆さまと分かち合い、喜び合えますことなどは、もう本当に本当に有り難く、心の底から嬉しくもなり、おのが修行の励みともなるものであります。一つ一つのよき御縁に感謝をし、命のままこの道を行こうと思っております。是非、ともに仏法を探究いたしましょう。そわか合掌 ※唐突に安居(あんご:瞑想修行・自己対話に集中する期間ほどの意)に入ってしまう時などもあり、あまり沢山の回答は出来ないかもしれません。ですが、ご回答出来る時には全身全霊を尽くし、御相談者さまのお心に、たとえわずかでも仏法の妙薬が浸透し、またその妙味を味わっていただけますよう精一杯心を砕き言葉を紡がせていただきます。 ●その他、拙僧文章(ぶんしょう)について… ・心の支えとしている仏教書は、池田魯参先生の「『摩訶史観』を読む」と「天台小止観」 ・瞑想スタジオ「そわか」主宰(現在はオンライン中心) ・瞑想の先生、人生コンサルタント ・サッカー好きな一児(中2)の父
どのようなお悩み事でも、安心して打ち明けてください。つまらぬ正論や説教臭いだけの綺麗事は申し上げません。人がどのように理屈をこねようと、すべての物事は❝あるがまま❞。 現在、八方塞がりで藁をも掴もうというご心境の方、仏法(仏教)に救いをお求めの方は、是非いつでも真剣にご相談くださいませ。その苦しみこそ、あなたを導くほとけの慈悲なのですから。 そわか再拝

質問者からのお礼

文章さま

ご回答頂きありがとうございます。優しいお言葉で寄り添って頂き、涙が止まりません。気にするな!とか他のこと考えよう!というアドバイスをくれる人は居て、それ自体はとてもありがたいのですが、本当は私は、何よりこうして気持ちを受け止めて貰いたかったんだなあと気づきました。
自己否定感で死にたくなったり、これ以上卑屈にならぬよう、なるべく前向きに健康的に過ごしていけたらと思っていますが、挫けそうになったらまたご相談させて頂きます。
この度はありがとうございました。

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