お線香の立て方で不幸になる⁈
お世話になります。
我が家は浄土真宗大谷派です。
義父の病気を機に同居を始めて、毎朝、お仏壇にお参りをさせていただいています。
義父と主人は一本のお線香を3つに折り、火をつけて寝かせ置くと言われました。
言われた通りにして来ましたが、葬儀屋さんのサイトで浄土真宗は2つに折り寝かせ置くと書いてあります。
サイトによってはお線香のやり方を間違えると不幸が続くとまで書いてあります。
浄土真宗の正しいお線香の置き方を教えてください。
よろしくお願いします。
主人と私の両親が他界しており、今は舅と2人で暮らしています。
お坊さんからの回答 2件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
作法の間違いが、不幸を招くということはありません。
本数は関係ないので、気にされなくていいですよ。
お線香の長さも、香炉の大きさも、家によって違いますからね。大切なのは、寝かせるということ。
お線香を2つに折って、その長さで香炉に入ればいいし、3つの方が入るなら3つに。
お坊さんは、参ってくださいますか。
お坊さんの手元を観察したり、消えたあとの香炉をチェックしてみたり。
お坊さんに聞くのが一番ですし、なんでも気軽にお尋ねくださいね(*´꒳`*)
それから、作法の間違いが、不幸を招くということはありません。そのサイトは、デタラメですね。悲しいわね。
作法から、大切な仏縁に繋がっていきますよ。南無阿弥陀仏
不幸になりません
ご相談拝読しました。
浄土真宗ではお線香は折って寝かせて置きます。この際、火を点けた方は左側にすると言われます。
なぜ折って寝かせるかというのは、特に意味が込められているわけではなく、元々の由来です。線香というのは後代に利便性から出来たものです。元々は香炉の灰に溝を掘ってそこに抹香を入れて火を点けた名残から、線香になってもそのような形に習ってしているとのことです。
なお、折る本数は特に気にする必要はありません、香炉の大きさに合わせてバランス良い長さにするとよろしいかと。また、お勤めの時間に合わせて長い時は長め、短いときは短めにすると、お勤め後に火気に注意を払う時間も減ります。火を扱いますから火事のリスクは軽減したいですね。
ちなみに、善導大師というお方のお聖教に「横超断四流」という言葉があります。「阿弥陀仏の本願力によって、速やかに(横超)迷い(四流:欲・有・邪見・無明の煩悩の流れる様)を断ち切ること。」という意味ですが、それにあやかって四つに折るという言われもあったりしますが、このあたりはお好みで取り入れると良いでしょう。
インターネットの情報は根拠の危うい物も多数散見されますので、お坊さんやこうしたサイトで質問するのが確かでしょう。
お線香などお香はその香りによってこの身と場を清浄にし、阿弥陀仏の教えを聞く状況を整えるものです。変なとらわれに迷わされずに今後もお参りを続けてください。
南無阿弥陀仏 合掌
質問者からのお礼
吉武文法さま
仲田三恵さま
ご回答を頂き、ありがとうございました。
心から感謝いたします。
お話を聞いてホッといたしました。
ハスノハのようにお寺の解らない事をお坊さんに聞けるというのは大変に助かります。
まだまだ暑い日が続きますが、体調を崩されないようお気を付けください。



午後から夜の時間帯は都合がつきやすいです。
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