法要でお経一緒に唱えるのは失礼でしょうか
いつもお世話になっております。
お坊さま方にたくさんのありがたい助言をいただき、常に懺悔の気持ちを持ちながらも少しずつ前向きに生きております。
hasunohaに出会ったおかげで仏教に興味を持ち、お経を練習するようになりました。
先日とある合同法要がありました。
そこでちょうど、練習している仏説阿弥陀経をお坊さま方が唱えられました。
そこで私は愚かにも、つい一緒に唱えてしまいました。
修業もなにもしていない身で、しかもうろ覚えのくせにです。
いまになってとても後悔しています。
合同法要なので他にも沢山の方がいて、お坊さまも数人おられました。
ただの一般人の私が、しかもろくに覚えてもいないのに…。
これは仏様やお坊さま、他の方々に対して失礼なことだったでしょうか。
またそうであればどう償えば良いでしょうか。
お忙しいなか申し訳ありませんが、ご教示ください。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
ご一緒におとなえ下さいね
拝読させて頂きました。いつもご質問頂き本当にありがとうございます。あなたがこの場を通して仏教に興味を持たれて、自らのことを心から省みて懺悔なさっておられることとても尊く感じます、この場で私も学ばせてせて頂いております。これからもどうぞ宜しくお願い申し上げます。
ご法要で僧侶と一緒にお経をおとなえすることは失礼なことなのかどうかと思っておられるのですね。なんとなくあなたがその様にお感じなさるお気持ちもわかる様に思います。
ご法要で僧侶がお経をおとなえしている中で一緒におとなえしては失礼なのではないかと感じる雰囲気は確かにありますよね、何となく荘厳さや神聖さを損なうのではないかと思ってしまいますよね。おそらく沢山の方々がその様にお感じなさって一緒におとなえするのをご遠慮なさっていらっしゃると思います。
あくまで私の意見ですが、私はご法要でご参加なさる方々全てにお経本をお渡ししております。そして皆さんご一緒におとなえ頂きます様にと最初にお願いします。またこれから読むお経の一部意味を含めてお話しさせて頂きながらご法要を始めさせて頂きます。そして合間合間に今何ページですとお伝えさせて頂きついてきて頂く様に促します。それから木魚を皆さんの前に置いていますので「南無阿弥陀仏なむあみだぶつ」とお念仏おとなえする時にはご一緒に木魚もたたいて頂きます。
そして和歌の様な御詠歌を皆さんと一緒に歌います。
つまり最初から最後までご一緒におとなえさせて頂きます。皆さんのそのお声やお心は必ず仏様やご先祖様に届いて参りますし、必ず仏様やご先祖様やお亡くなりになられた方々はしっかりと受け止めて下さいますし、きっとお喜びなさって下さいますからね。ですからぜひご一緒におとなえなさって下さいね。
法要の内容や宗派や僧侶によってはおとなえなさらないで下さいと言われる場合もあるかもしれません。しかし今まで私も一緒におとなえさせて頂いて注意を受けたことはありませんからほぼ大丈夫かと思います。
あとお経の最初の一句や独唱するところはあります。その部分はお読みなさらないでよいかと思います。
いずれにせよどうぞお気持ち込めてご一緒にお経をおとなえなさって下さいね。きっと仏様やご先祖様やお亡くなりになられた方々は優しくお見守りなさって下さいますからね。至心合掌 南無阿弥陀仏
一緒に唱えることが功徳になります
一緒に唱えてはいけないことはありません。
僧侶の方々とご一緒に唱えた方が一体感が増して、私は良いと思います。
供養とは、相手のためだけではなく、自分のためでもあるのです。
うろ覚えでも恥ずかしいことではありません。
完璧に唱えることができなくとも、心を込めて丁寧に唱えることが大切です。
今後、御法要がある際も、ぜひ続けてみてくださいませ。合掌
質問者からのお礼
Kousyo Kuuyo Azumaさま
いつもありがとうございます。
Azumaさまはいつも私のとりとめのない質問にも答えてくださり本当に感謝しております。
愚かで罪深い私ですが、今後もよろしくお願い致します。
早々にお答えいただきありがとうございます。
>おそらく沢山の方々が…一緒におとなえするのをご遠慮なさっていらっしゃると思います。
それなのに私は弁えもせず本当に情けなくお恥ずかしい限りです。
決して大きな声で唱えたわけではなく、呟き程度ですが、他にも沢山の方がいらしたのでご迷惑だった可能性や、唱えてはいけない法要だったかもと思うと不安です…。
ですがAzumaさまの優しいお言葉、救われます。みなさんで一緒に唱える…Azumaさまのご法要に参加してみたいです。
こうだいさま
ありがたいお言葉をありがとうございます。
修業もしていないただの一般人(それどころかたくさんの罪を犯している)の私がなんて失礼なことを…と悩んでおりました。
供養は自分のためでもあるというお言葉にハッとしました。
唱えさせていただくことで自分の頭の中や心が落ち着きます。
今回は合同法要だったこともあり、沢山の方への迷惑や仏様、お坊さまに失礼だったかもと後悔していましたが心が軽くなりました。
今後は事前に確認するなども気をつけ、続けさせていただこうと思います。
本当にありがとうございました。