過去の行いを後悔しています
私には今婚約者がいます。
人間性も素晴らしく優しくて、私には勿体無いくらい大切な人です。
ただ、私には過去の行いで後悔していることがあります。
具体的に申し上げることはできませんが、それを話せば彼や周囲の人に拒絶されてしまうことは明白なため、墓場まで持っていくつもりで生きていこうと考えています。
(犯罪や浮気ではありませんが、人間性を疑われてしまうことは確かです)
今冷静になって考えれば、自分自身何故あんなことをしたのか、本当に後悔しています。
自分自身が気持ち悪いとも感じてしまいます。
いつか天罰が下るのではないか、何かしらの形で報復があるのではないか、彼や周囲の人に知られてしまうのではないかと恐怖でいっぱいになります。
また、このまま結婚すること、将来誰かの親になる資格があるのかも分からなくなってしまいました。
このまま幸せになっていいのか、いっそのこと死んだ方が楽になるんじゃないかと考えることが増え、誰にも話すことができないためこちらに相談させていただきました。
こんな最低な私でも幸せになっていいのでしょうか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
生きやすくなるために。
om 様 相談ありがとうございます。
過去の失敗、あやまちを悔いておられて、苦しい思いが心の底にとどまっているようですね。そして、自分が気持ち悪いとまで感じ、恐怖もあり、幸せになっていいのかと自分を卑下するような感覚にもなられて辛い状況ですね。
でも、もしその過ち、悔いている行為に向き合ったとき、自分の為にそうせざるおえず、そうしなければ、もっと酷いことになっていた、自己崩壊を起こしていたかもしれないなど、回りの環境と合わせて俯瞰してみてはいかかでしょうか?思い返すのが辛いかもしれませんが、自己の中で向き合い、後悔の念を持ちつつも、自己完結的な解釈を改めて出来れば、今後が生きやすくなると思います。
もちろん反省と教訓を得ることも大切です。
「もうあのような行為をしない、その行為から大切なこと(何か)を学んだ」と。
それから、たとえ、自己完結的なことができなくても、後悔が消えなくても、自己批判・自己卑下は役に立たないことも理解してください。
自己批判や自己卑下は、脳内で脅威信号を発することが多くなります。そうすると不安感に襲われ、ますます恐怖から離れることができず、自己嫌悪に陥ります。
悪循環です。
自己批判や自分は幸せになってはいけないのではという思いが襲ってきたら、ゆったりとした呼吸で出る息と入る息に集中して、ただ鼻を通る空気の流れに意識を持っていきましょう。ただそれだけにして思考を巡らさないようにして、心を落ち着けていきましょう。心の中に平穏を感じるようにしましょう。こうして自己批判の思いを遠ざけ、不安に襲われないようにして、自分に思いやりを向けて、あなたにとって最も優しい人に包まれているイメージを持つようにしましょう。温かく穏やかに安心安全感を充分に感じるようにして、そのままで居ましょう。
そして、彼と仲睦まじくいてください。幸せになっていいし、あなたが幸せになることを誰も咎めたりしません。もし何か辛い不都合なことが起きても、お二人が仲睦まじくいれば乗り越えられるでしょう。
私はそう思います。一礼
心から懺悔なさって下さい
拝読させて頂きました。
あなたは過去の行いについてとても後悔なさっておられるのですね。あなたのその辛い思いを心よりお察しします。
今あなたが抱えているその後悔のお気持ちを仏様や神様やあなたのご先祖様に心から告白なさって下さい、素直なお気持ちであなたが思いつくままに心からお伝えなさって下さい、そして心から反省なさり誠意をもって懺悔なさって下さい。
そしてあなたがなさったことで傷つけてしまった方々や被害を与えてしまった方々へ心の中で誠意をもって謝りましょう。あなたがその様なあやまちを犯さない様にと心から仏様や神様やご先祖様にお誓いなさって下さい、あなた自身にもお誓いなさって下さい。
仏様や神様やご先祖様はあなたのその思い・祈り・誓いを全て優しく受けとめて下さいます。あなたを優しくなぐさめ寄り添い善き方へとお導きなさって下さいます。いつでもどこでもどんな状況の中にあっても仏様や神様やご先祖様はあなたをあたたかくお見守りなさっていて下さいます。どうか安心なさって下さい。
そしてこれからの未来を大切な方々と一緒に穏やかに健やかに幸せを分かち合いながら生きて下さいね。
あなたがこれからも仏様や神様やご先祖様に優しく見守られながら大切な方々と一緒にお互いを思いやり仲良く幸せに生き抜いていかれます様に切に仏様や神様やご先祖様に祈っています。そしてあなたを心より応援しています。
また宜しければあなたの思いをお聞かせ下さいね、あなたを心よりお待ちしております。
質問者からのお礼
優しいお言葉ありがとうございます。
自分を責めるばかりの毎日でしたが、ご返信いただいた内容を読んで、少しずつ少しずつ、自分のペースで前を向いて進んでいこうという気持ちになれました。
幸せになっても良いと言うお言葉には自然と涙がでてきました。
周囲には相談できず1人で抱え込んでいたので、こちらで思い切ってお話してよかったです。
これまでの自分の愚かな行動を戒め、これからは彼や家族、周囲の関係者、そして自分を大切にすることを常に念頭に置き行動し、生きていきたいと思います。
辛い時にはご返信いただいたお二人のお言葉を思い出し、精進してまいります。
本当にありがとうございました。