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彼女が過去にパパ活をしていた

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有り難し有り難し 21

彼女が昔、アイドルのオタク活動の為にパパ活していたことが分かりました。
それでも彼女のことは大好きで、お別れ等は今のところ考えていません。

ですがショックなことに変わりはなく、
体を売るという発想が過去にでもあった事、それを隠し通すという発想がない事、行為にこだわりが無いって言ってたのはそうゆう過去があるから?
頭の中で色々な考えが回っています。

過去の事だから、自分のほうが年上だから、
気にならないようになるのが1番いいとは思いますが1人では抱え込めません。
正直ショックを受けたということや、どんな人としてたのか、どんなことをしてたのか、
今の自分の気持ちや気になる事を話すべきか、時間に頼って気にして無いふりを続けるかどうするべきでしょうか?

2024年2月12日 2:10

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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

散財上等な心理はあなたも滅ぼしかねない

単純に女性の人権をとことん考えれば、無知な女性の心の隙間を狙って女性にとって必要なお金や防衛心理や貞操観念をきらびやかな癒しキャラで奪い取るということは、巧妙な女性の人権侵害でしかないという大和魂精神を持つべきです。
人生に必要なのは「推し」ではなく精神的なリーダーです。推しはスキマ産業なだけで、家庭を崩壊しかねないナリスマ市民です。
あなたが私の兄弟、家族であるという視点でお話しします。
推し活系アイドルという新型ホストクラブは合法に無知な女子・子供からお金を巻き上げる。お金が無くなればお金を稼がせるためにパパ活までさせる。もちろん進んでさせているわけではないものの、止めもいないし、そういう呼びかけをしているわけでもない。「推し活に使うお金は惜しんだらダメ」とかいうアホな洗脳も関連業者があおっているわけで本質は事務所に金が入ればいい、経済が潤えばいいだけ。ファンが求める義理恋愛・愛・やさしさ・夢・美・きらびやかさ・一体感を自分で作り出せばいいだけのこと。
アイドルとか言ってますが、本質は女衒(ぜげん)文化由来な危ない人たちです。
女衒とは女性の人権を考えないブローカー。町中に女性を社会のド底辺に突き落とす風俗キャバのバイトに勧誘する車を見たことがあるでしょう。地下になれば何が行われているかもわかりません。そういうものに引っかかってしまう無防備な人が家庭を守れるか?という問いを。ましてやアイドルのためにパパ活までしてしまうという時点で自分を守る意識が欠如してしまっていると思われます。
ですが、その子が可哀そうなのは、おそらくほかに頼れる存在がなかったのではないでしょうか?カルト宗教にだまされたか弱い、よりどころのない人たちが教団や教祖のため、狂った教義ために自分の身や財産を捨ててまで教団に貢献する心理も同じでしょう。
寂しさゆえに優先するものが外の作られた美というトラップになっている。
ですが、本当に優先したいのは、その自分自身の空虚さ、さびしさ、家庭で得られなかった手ごたえのある愛、それを満たして欲しいと代償でアイドルという幻想に手を伸ばす。
自分の乾いた器を満たしてくれる見せかけのエネルギーに見入ってしまい、魅せられて、正常な理性を見失ってしまった、ということでしょう。
だから、あなたが彼女のことを守りたいと思うのであれば彼女のその心の渇きを救ってあげる愛です。

2024年2月13日 9:30
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有り難し
おきもち

お悩み相談08020659278
今月の法話 文殊の剣 ❝己がそのものを観ていながらそこに余計な色や思いをつけたさぬその己の様子を「こそ」見届けてみてください。❞(本文より) 「大丈夫、慧の剣を取る。」 大いなる菩薩や老師は智慧の剣を取って、人の迷いの見解を断ち切り真実の姿をみせてくださいます。 智慧の剣とは人間の自我、我見の無いこころからなる、無垢で清らかなる「事実の様子」「本来の様相」を見極める力ともいえましょう。 それこそが智慧の剣なのです。 文殊とは自己を鎮め得た者の姿。 人間の内なる思慮分別の猛獣を修め得て、その上に鎮座する姿。 事実を事実のとおりに見るということは、余分なものがないということです。 そこに現れる余分な見解というものを断ち切った姿。 そもそも、もともと一切の事象、事実というものには余分なものはありません。 とは言えども、それでも人は人の習癖・習慣的に物事に思いをつけたす。 いまや「写真で一言」という要らぬ添え物をするバラエティ文化もあるぐらいですから、ものを本当にそのままに受け取るということをしない。 文殊様の持つ剣、智慧の剣というものは、そういう人間の考えを断ち切る働きを象徴したものです。 その文殊の剣とはなにか? お見せしましょう。 いま、そこで、みているもの、きこえていること。 たとえ文字文言を観るにしても、そのものとして映し出されているという姿がありましょう。 文字として見えているだけで意味を持たせてもいない、読み取ってもいないままの、ただの文字の羅列のような景色としてみている時には、文字であっても意味が生じません。 本当にみるということはそこに安住しています。他方に向かわない。蛇足ごとが起こらない。 見届けるという言葉の方が適しているかもしれませんね。 ❝己がそのものを観ていながらそこに余計な色や思いをつけたさぬその己の様子を「こそ」見届けてみてください。❞それはものの方を見るというよりはそれを見ている己を見つめる姿ともいえましょう。 そういうご自身のハタラキ・功徳に気づく眼を持つことです。 あなたの手にはすでに文殊の剣がありますよ。用いることがないのはもったいないことですね。

一定の確率でそういう人がいる

田舎暮らしの私でもパパ活という言葉を知っているということは、世の中にはけっこうやっている人がいる、クラスに1人くらいはいるかも知れないのが現実でしょう。
結局は、あなたの好みの問題です。
違法行為なのかどうかはわかりませんが、若い頃の過ちなんか、クラスに一人くらいはヤンキーがいるようなものです。
彼女が元ヤンの場合に置き換えて考えてみてはどうでしょうか?
過去に他校のヤンキーと殴り合いをやったことがある彼女だったら?
世間には元ヤン教師や元ヤン弁護士などもいます。過去を吹き飛ばすような輝きが今あるかどうか。
若い頃の過ちより、現在の性格や善悪の価値観、現在の生活習慣や金銭感覚があなたと合うかとうかを考えてみましょう。
過去の男性関係より、今後浮気する可能性がないかも気になりますが、間違っても勝手にスマホを見たり束縛したりしないでください。
スマホを勝手に見るのも仏教的には「盗み」ですからね。
たとえ恋人でも、彼女はあなたの所有物ではありませんから、彼女の生き方に口出ししすぎるのはお互いのストレスにつながります。

2024年2月12日 13:32
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有り難し
おきもち

がんよじょうし。浄土宗教師。「○誉」は浄土宗の戒名に特有の「誉号」です。四十代男。 仏教は、悩み苦しみを制御したり消したりするための教えです。まだまだ未熟者の凡夫ですがよろしくお願いします。

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