これから生き続けていくことについて
僕は30代後半で年収600万くらい、子供二人、車も持っていて一見不自由のない生活をしています。
しかし今の仕事は10年近くやっていますが毎年毎年、年度末にかけてプレッシャーが重くくうんざりし、毎年毎年同じことの繰り返しなのにストレスが大変大きくうんざりしています。
子供も小さく育児ノイローゼ気味で妻がもし亡くなったとしたら、とてもじゃないけど子供を見ることはできないなと、考えても仕方のないことを考えてしまいます。
仕事は人間関係もきつく、残業等で遅くなれば妻の機嫌は悪くなります。
こっちも残業なんかしたくはないのですが。
こんな感じで365日中300日くらいは暗い気分に包まれていて、いっそ死んだら楽になるんだよなと、死について考えることもここ数年多いです。
僕の死は妻や子供に対して大きな負担になってしまいますが、それにも増して僕をとても大事にしてくれる母を僕が死んだら本当に苦しめてしまうことになり、中々死ぬという選択は思い止まっています。
しかし安楽死できる薬が目の前にあったとしたら飲んでしまうと思います。
仕事は残り30年近く、人生の残りは40年近く平均寿命までありますがそんなにやっていける自信はないです。
こんな自分ですが健康的な精神の持ち主になることはできるでしょうか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
選んだ道を正解にしていく強さを。
人生には山あり谷ありです。
仏教の根底には「生きることはすべてが苦悩である。」と説きます。ですから、私たち僧侶の場合は、生きる中に苦悩が訪れると「嫌だけれども、根底は苦が当然だから仕方ない。」と割り切ります。
苦悩にせよ、快楽にせよ、すべては因果の絶対な法則に従って現在があるのが事実です。
例えば、家を買う。ローン支払いのために職場や職種を変えることは支払いの苦悩が訪れ、悪循環となるから、否が応でも今の環境を変化させないために、仕事を辞めれず、環境の維持を優先することより、心境の苦悩である変化が徐々に押し寄せてきます。
心労が重なるにつれ、「私の人生はローンを払うために生きてきたのか?私の人生はこの会社に働くために生きてきたのか?」などと、不安と虚無感を心に生成させる因果となっていきます。
家族のみんなが笑顔であることが、金銭や物質なものを排除しても、最大の幸福です。人間は幸福こそが何よりの安定剤です。
世間体に合わせていこうとする家族などは、表面は良くても内面は苦悩で家族の在り方さえも仮面家族や火の車状態の家族も現実すくなくありません。
家族は何よりも信頼をおける存在と思います。家族会議を開いていくことを一つの方法であると思います。
釈迦は、「汝よ、水を汲み出せ。水を汲み出したならば、舟は軽やかに進むであろう。」と真理を説きます。
人のもつ自尊心や固定観念など、こだわりを捨てていくことが心境を楽に導く方法です。
まずは、ひとつずつ手放していくことが現在抱えている、形成され続けている不安を楽に導く方法となります。
人間、手は2本。2本以上のモノを持とうとすると何かが持てなくなります。いくら工夫をしても掛かる負担は変わらないものです。
「少欲知足」を心がけることが、また不安を手放す機縁となります。
参考程度に。
合掌
お話をお聞きいたしました。お気持ちの中には強いストレスや孤独感、絶望感が感じられます。このような状況下で自殺や安楽死を考えることは深刻な問題です。
まずは精神科医や心理カウンセラーに相談することをお勧めします。専門家の指導のもと、適切な治療やアドバイスを受けることで、精神的な負担を軽減し、健康的な精神状態を取り戻すことができるかも知れません。
そして、あなたの家族や親しい友人と率直に感情や悩みを話すことも大切です。話すことでストレスが和らぎ、支えを受けることができます。特にパートナーとのコミュニケーションを大切にし、共に解決策を模索していくことも考えてみましょう。
また、仕事や生活環境の見直しも必要かもしれません。自身の身に応じた働き方改革や息抜きの時間を確保することで、心身の健康を守ることができます。
さらに、自分を肯定することや自己ケアも重要です。健康的な精神状態を保つためには自分を大切にすることが必要です。自分の良さや可能性を見出し、ポジティブな考え方をしてみましょう。
そして、どうしても死にたいくらい辛いならば「自死・自殺に向き合う僧侶の会」(https://bouzsanga.org/)と言うサイトがあります。hasunohaでは一往復の返信しかできませんが、ここでは継続的な往復書簡による無料相談をしています。私もこの会員です。どうぞお話しを聞かせて下さい。合掌
質問者からのお礼
苦悩にはうんざりしています。こんなことが続くことが人生なのでしょうか。
申し訳ないですが、いまいちサラリーマンをやっている者の現実世界にはそぐわない考えのように感じます。
宮本様気持ちを汲んでくださりありがとうございます。僕には親しい友人もいませんし妻とも壁があります。
そちらのサイトも活用させてもらいます。