人の幸せを憎らしく感じてしまいます
人の幸せを祝えないどころか、憎らしく思ってしまうことが度々あって自分のことが嫌になります。
先日、高校時代の友人が結婚することになったと人伝てに聞きました(今は直接の関わりはありません)。
その子は高校時代から成績優秀で、一流大学卒業後2年ほど経ち、近々海外で働く見込みとなったとのこと。昔はよく自慢話をされていましたが、当時の私は「自慢話をされるのは少ししんどいけど、でもあれだけ勉強できたらそうなるか」くらいに思っていました。
今思えばあの頃の私の方が性格は良かったんだと思います。
加えて、当時の私は恋愛や結婚に憧れもなく、誰かがそれを叶えていても他人事だと思っていたので、人の恋愛自慢も特に苦ではなかったように思います。
一方、私は大学受験に全落ちし、一年浪人している上に在学期間も長いので、未だ学生をしています。中堅大学で、ここしばらく彼氏もおらず、勉強と就活に追われてばかり。
自分の生活に余裕がなくなったことや将来のこと(結婚や就職など)を意識し始めたことなどが原因なのか、気づいたときにはもう人の幸せを祝えなくなっていました。
街中のカップルを見ても、勉学で優秀な人を見ても、自分がないものを手にしている人全てが憎らしくてたまらないのです。
私には、中学時代からずっと仲良くしている友人がいます。その子には長年彼氏がおり、その彼の話を聞くたびに、上辺では楽しげに聞いているけれども本当は内心嫉妬に満ち満ちています。
そのうち、その子も結婚することになるかもしれません。
いつかそのときが来たら、そのときにはどうか、その子の結婚は心から祝福したいのです。
ですが、今の私にはきっとそれができそうにありません。
どうすれば人の幸せを心から祝福できるようになるのでしょうか。
ネットで調べても、「人と比べても無意味だ」とか「嫉妬している自分を受け入れましょう」とばかり出てきますが、実際、それができなくて余計に苦しんでいます。
こんな醜い感情を持った私に、なにかアドバイスをくださいませんか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
ご相談読ませていただきました。あなたは真面目で自分を偽れない性格なのかなと思います。
人の幸せを祝えないことや嫉妬に苛まれる気持ちは、誰しもが一度は経験するかもしれない感情です。しかし、そのような感情が自己成長や健全な心の状態を妨げることは避けたいところです。
自分と他人を比較することで生じる嫉妬や敵対心は、自己受容や自己価値感の欠如から生まれることがあります。自分自身を受け入れ、自分の強みや良いところに焦点を当てることを考えて見ましょう。他人と自分を直接比較するのではなく、自身の成長や達成にフォーカスしましょう。
毎日の生活で、自分に起こる良いことや幸せに感謝する習慣を身につけることも重要です。感謝の気持ちを持つことで、他人の幸せを祝う心も育まれます。他人の成功や幸せを祝福する際に、感謝の気持ちが持てるよう、日常的に感謝の意識を高めていきましょう。
他人の幸せや成功を祝福するためには、その人の立場や喜びを共感し、理解することが重要です。相手の喜びや成長を喜びとして共有する姿勢を持つことで、嫉妬心を和らげることができるかもしれません。他者との共感を築くために、積極的なコミュニケーションや共通の趣味や関心事を見つけることが有効です。
自身の成長や目標に取り組むことで、他人との比較や嫉妬を軽減することができます。自分のやりたいことや向上心を持ち、自己成長を重視することで、他者の幸せや成功を自らの成長の一部として受け入れることができると思います。
これらのアドバイスを少しずつ実践してみて、他人の幸せを祝福できる心とポジティブな感情を育むことができると良いでしょう。また、一人で悩むのではなく、信頼できる友人や家族と感情を共有することも大切です。あなたを応援します。合掌
質問者からのお礼
ご回答いただきありがとうございました。
アドバイスいただいた通り、自己成長に目を向けて少しずつ頑張りたいと思います。