知り合いや夫婦に嫉妬してしまう
知り合いに、とても仲が良くて話してて楽しい男性がいます。(遊んだりはしない)
異性としての興味や好みでは全くありません。ですが、その人は既婚者で、
一人の女性を大事にしていて、毎日一緒に暮らしていると思うと、嫉妬してしまいます。
私は結婚や同棲をしたことがなく、付き合ってもすぐ別れてしまいます。
愛したことはあるけど、うまくいかないことばかりでした。
法律で許されてるし、誰が誰と結婚しようが勝手ですが、夫婦に嫉妬してしまいます。
一人の人を選ぶのも大事にするのもすごく難しいことなので、それができるのが、自分より優れているのではないかと、思うんです。
辛いです。
前にお坊さんに、夫婦や恋人に価値があると思ってるだけだと言われましたが、それでも嫉妬してしまいます。
どうしたらいいでしょうか?
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
心の視点を一度、気合いで変えてみること。
いろいろ心理学や宗教、書籍やネットなどのどれを見ても、「比較しないことが大事」と見受けていることと存じます。
表面的に理解はしていても、自身の心は そう簡単にいかないのが現実的であるかとも感じます。
この、比較しても何も始まる訳でもなく、自身が幸せになる訳でもなく、嫉妬などをしていることが、時間が経過した時(年齢)に「なんでこんなもったい時間を他人に対する比較をしていたことで、たった一回キリの自分の人生の大切な時間を奪われてしまったんだろう。」と気づくときが誰しも思います。
できることならば、一日、いや一秒でも早く現実の悩みから脱出したいのが事実です。
多くを見聞されておられるからこそ、すこし違う観点からお話しをしていきます。
仏教では「瞑想」や「坐禅」をします。
またヨガ(瑜伽)も同様です。わたしの宗派は真言宗ですが、別称「瑜伽宗」ともいいます。
医学的(脳医学)の見地からお伝えしていくと自身を分析しやすいものです。
まず、「脳を2つに分けます。」
・左脳(論理的思考)
・右脳(直感的思考)
たったこの2種類を理解してみてください。人間の脳作用から心身ともにRNA(転写)という細胞が働きかけています。
トクメイさんは、左脳がよくはたらているのでしょう。
左脳を停止させ、右脳をはたらかせていくのが瞑想、坐禅、ヨガです。悩みが強いときに、左脳のはたらきをもって右脳にリンクさせると悪の感情が出てきます。
世には名言など数えきれないほど、納得できることは数多とありますが、現実は自身がなかなか上手く実行(心で実践)ができていないことから、悩みの暗闇から抜け出しにくいものです。
他人を比較している心は、現実に幸せがあってもそれに気付きにくくなるものです。
誰もがお花を見ればキレイと思うでしょう。それでは駄目であり、「お花をキレイと思える心が何よりも綺麗なのです。」
人の幸福度の物差しは、金銭や健康でもなく、心が満たされているかどうかです。
部屋を掃除しておらず、帰宅すると愕然と疲労感が増すのと同様に、自身と見つめ合い心を掃除していくことに目を向けることが、手っ取り早い方法ということです。
一度、気合いでも何でもいいのです。
「良い意味で、自分を裏切ってみてください。そうすることで新たな視野(世界観)が広がります。」
参考程度までに。
合掌
質問者からのお礼
とても参考になりました。