他人に心を開けずひとりぼっちです
人に妬まれることに不安を感じます。
それゆえに他人との会話でどこまで自分を出せばいいかわからずいつも聞き手になってしまい、自分のことがわからなくなりました。
私はある分野で能力があると認められ周りから褒められる機会が沢山ありました。
元々自信がないタイプなため自分が褒められているのを第3者視点で見て他人から妬まれていると思ってしまい、自分を出すことに引け目を感じます。
他人と会話する時自分のことを話すと自慢と捉えられるかも、と思ったりナルシストだと思われたくなくて自分のことを話すのが極端に苦手です。
そのため自分のやっている分野、活動に自信が持てません。
他人が自分を攻撃する人のように見えてしまったり自分の殻に篭りがちになり、自己開示できなかったり対人関係をどのように築けばいいかわからなくなってしまったみたいです。
これから1人で生きていく時に誰とも関われずひとりぼっちになってしまう予感がしています。それがとても怖いけれど他人との関わりも怖く堂々巡りです。挑戦も怖いです。最近はもうこんな人生辞めたいとまで思ってしまっています…もっと自信があればもっと活動的になれて友達もできるんだと思います。
本当は自分の能力を正しく認めたいのですが、注目されるとものすごく怖くなってしまい、謙虚なのか卑下なのかわからない状態になり、自己アピールも難しいです。
会話の時はひたすら聞き手になっています。
聞き続けるのが辛いと思う時もあり、自分を出せたら違うのかなと思う時もあります。
長々と申し訳ございません。
このような質問はお坊様から見るととてもくだらないものかと思いますが、お坊様が考える正しい人間関係はどのようなものでしょうか?
そしてこれは疑問なのですが妬まれることが怖いのは傲慢なのでしょうか。
またこのような私が自分をどの程度出せば良いと思いますか?
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
仏教は救ってくれます
根本的に、自分の身を通して以外で生きていないという事実に目を向けていただきたいと思います。
たとえば、生まれてから現在まで自分の目で見た景色以外は見ていないはずです。そして、生まれてから毎日食べてきたものの味も、他人の感じた味を味わったことは一度もないはずです。
いつでも自分のこの身体をとおしたことしかないのです。
つまり、あなたの感じている妬まれないようにというのもあなたの思ったこと。他人の思いだと感じていることも、あなたの想像であるのです。
仏教はこうした真理に目を向けるから根本解決できるのです。人にどう思われていても自分の問題にはならないのに、自分が問題にしているから悩むという仕組みに気づくと、自分次第でどうにでもなるということなんです。
知らぬが仏という言葉がありますが、最初から相手の気持ちなんかわからないのです。どこまでいってもそのひとにならない限りわからない。そして、その気持ちもコロコロ変わるのが人。
幻のような物なんです。そこに焦点を当てた生活は迷うに決まっています。
だからこそ事実に目を向けるのです。主語を自分にし過ぎずみんなも救ってしまうほどの大きな生き方をしたら良いのです。
わかりづらいかもしれませんが、気になったら更に聞いてください。
ご相談、読ませていただきました。他人に妬まれることや自分を出すことに対する不安や葛藤は、多くの人が経験することです。特に自信がない方や内向的な方にとって、他人との関わりや自己開示が難しい状況はよくあります。このような感情や状況に苦しむことは、決してくだらないことではありません。自己認識や対人関係に関する悩みは人間の普遍的な課題であり、大変重要なものです。
正しい人間関係とは、相手を尊重し共感し合いながら、誠実なコミュニケーションを通じてお互いを支え合い、成長し合う関係のことを指します。自分を出すことは、他者との関わりの中で自分を表現し、認めてもらうことであり、その過程で相手に自分を理解してもらい、深いつながりを築くことができます。自分を出すことは決して傲慢な行為ではなく、自己の本質を表現し、他者との間に真のつながりを築くための重要な一歩です。
自分をどの程度出すべきかについては、自己開示のバランスが重要です。相手にも自分にも気持ちよく、安心して接することができる程度で自己開示を行うことが理想的です。また、自己アピールと謙虚さのバランスも重要です。自分の強みや能力を謙虚に認めながらも、自信を持って自己表現することは大切です。他人とのつながりを築く上で、自分を受け入れ、認めることが自己成長に繋がります。
最後に、自信を持つことや他人との関わりにおいては挑戦が不可欠です。恐れや不安を乗り越えることで成長し、自己肯定感を高めることができます。自信を持って自分を表現し、他者との関係を築いていく過程で、少しずつ自己成長を体験することで、より豊かな人間関係と充実した人生を築いていけるでしょう。挑戦や自己開示が怖い気持ちも理解できますが、その中で少しずつ前に進むことが大切です。あなたを応援します。合掌
傲慢ではないです
ご質問拝見させて頂きました。私も同じ考えを持っていますので話を聞くということが主になりがちです。ですが相手とお話をする以上、受け答えが必要となりますよね。その際に自己主張をされたり自己権利を強調されたりしたら、確かに傲慢となるかもしれませんが、お話に同調されたり、そこから日常会話に広がったとしても全く普通の会話であり不安になる要素はないと思います。私も褒められることに慣れていないため内心言われたら浮かれてしまう気持ちもありますが、そこは煩悩を抑えて、謙遜も大切なことでしょう。基本的な人同士の会話は表面的なやり取りが多いため、自分を出すというよりは自分が偉いみたいな立場や関係性に上下をつけるものは口にしない、ということを守って頂けたらきっとスムーズが会話が出来ると思います。ご参考までに。
ちなみに、あなたは全く傲慢ではありませんのでご安心ください。誰もが会話は不安の中でするものです。正しく伝わるかな?妬まれないかな?傷つけないかな?ということを常に考えることが大切だと思いますよ。 合掌
質問者からのお礼
皆様、丁寧な返信をありがとうございます。
自分のことばかり考えていたようでした。
相手のことも考えながら自分も認めつついいコミュニケーションを取れるようになりたいです。バランスを考えて、また挑戦していけたらと思います。