私はお付き合いしてる人と数ヶ月前からペットを飼っています。
以前から飼いたいと思っていて、ペットショップで胸を打たれてしまい、2週間後にお家にお迎えしました。
とても可愛くて、大事に大事に育てています。
しかし、あることがたまに心にひっかかり苦しくなります。
それは死についてです。
ペットは私たち人間より寿命が短いので、成長していくたびに嬉しい反面悲しい気持ちにもなります。
私が飼っているペットは平均寿命が8年といわれています。
そんな悲しいこと考えてしまうと、ペットにも失礼だとわかってはいるのですが、ずっといっしょにいられないんだと辛くなります。
彼はペットが幸せを全うすればいいんだよとアドバイスをしてくれますが、
幼い頃に大事にしていたペットが亡くなった時のショックが今でも忘れられません。
そんなにトラウマなら飼わなければいいのにと言われますが、ペットといっしょにいると人間にはない癒しがあります。
今飼っている子を幸せにしたいから飼いました。
死について、後ろ向きに考えてしまいます。
死についてお坊さんからお話していただけたらと思います。
お返事よろしくお願い致します。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
本体である魂は、たっぷりと愛情を注がれるために肉体という器を手に入れています。
溢れんばかりの愛情を注いでもらった魂はその幸せを手土産に元の姿に戻っていきます。
お別れはお互いに悲しくさみしいものです。
しかし、愛情の歴史は誰にも覆すことのできない確かなものなのです。
ペットは私達の心を癒やしてくれ、
時には家族以上の存在になる時があります。
別れを想像すると、
いたたまれない気持ちになることは多々ありますね。
でもその事こそがまいさんに大切なことを教えてくれています。
ここにヨーロッパの言い伝えと言われている言葉があります。
子供が生まれたら 犬を飼いなさい。
子供が赤ん坊の時 子供の良き守り手となるでしょう。
子供が幼年期の時 子供の良き遊び相手となるでしょう。
子供が少年期の時 子供の良き理解者となるでしょう。
そして 子供が青年になった時
自らの死をもって子供に命の尊さを教えるでしょう。
以上ですがどうでしょうか。
まいさんもこのことを学んできたのではないでしょうか?
命の尊さを知ったからこそ、
不安な気持ちになるのでしょう。
では命の尊さを学ばれた今、
まいさんはどのような心がけをすればいいのか?
それはその命が終わるまで、
いつも付き添い、限りない愛を注ぎ、
あぁ!この家に飼われて幸せだった!
とペットが思うような飼い方をすることが、
心得かも知れません。
あなたでなければ、だめだったペット、
あたたに出会うために生まれてきたペット、
そのペットに出会えたまいさん。
そのお気持ちを強くお持ち下さい(。-人-。)
お二人とも回答ありがとうございました。
初めて死について詳しく知ることができました。
ペットが死んで辛い思いをした過去がある、それは決して全てが悲しいことでは無く、そのペットが私に教えてくれることがあるんだと前向きな気持ちで考えられるようになりました。
将来その場面に出くわした時は非常に悲しくて辛いと思います。
しかしその感情を押し込める必要は無いと思っています。
お二人のお言葉を思い出し、ペットに感謝の気持ちを持って送り出せたらいいなと思います。
相談にのっていただきありがとうございました。