部屋が片付かないことに悩んでいます
家がゴミ屋敷に近い状態になっていることに悩んでいます。もともと家族全員片付けが苦手で、散らかり気味でしたがコロナ禍の頃から人が家に入る機会がなくなって拍車がかかり、業者さんを頼むしかないのか?と思うレベルになってしまっています。
でも大規模な業者さんに頼む勇気はなくて、小規模な便利屋さんに相談したいと思っていますが、「この惨状を人に見せるのか」と思うと一歩前に進めません。すでに友人や親戚などに相談していて、具体的にこう進めていったらいいよというアドバイスをもらったり、手伝いに行くよとも言ってもらえていて、私ができる対策はもうひととおりできたと思っています。
しかし、もう片付けを実際にはじめるだけの状態になっているのに、もう手遅れで片付かないのではないかという大きな不安がなくなってくれません。
どうしたら安心して、集中して片付けができるでしょうか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
対策ができているのであれば、手遅れはない。必ず片付いていくわ
対策ができているのであれば、その対策通り進めるのみ。
片付け始めたら、部屋が変わっていくわけだから、手遅れなんてありません。必ず片付いていくのですよ。
片付いた後、また今までのような生活であれば、時間が経てば、今のような状態に逆戻りする事はあるかもしれませんね。
ゴミは一旦置くのではなく、ゴミ袋へ。
ゴミ回収日を覚えておいて、必ず外へ出す。
家の中のものは整理ですが、それはゆっくり物の置き場を決めて、そこに戻せばいいだけですから、難しく考える必要はありません。
まずは今ある荷物を、対策の通りに進めていき、片付けていきましょうね。
『0と1』
なつ様
ハイサイ、なつ様、ウブン、ウサガミセービタンヤー(琉球・沖縄方言)?
※訳:こんにちは、なつ様、お食事は、お済みになられましたか?
はじめまして、沖縄県の帰依と申します。
多々、私も思い当たるところがあり、共感させていただきました。
私は、なつ様が、「ゴミ屋敷に近い状態」を自覚されていることに、一筋の光明を見出させていただいています。
その理由は、お悩みを解決するとき、お師匠様から、表題の『0と1』、厳密には、『0と1の違い』をご指導いただいたことがあるからです。
『0と1の違い』から、なつ様のお悩みを拝見するとき、すでに、「私ができる対策はもうひととおりできたと思っています」とのこと。
よく、ここまで、ご自分で辿り着けましたよね。
この『0と1の違い』は、お悩みを解決するときの強力な味方となり、言い換えれば、『初動』→『最(初)の行(動)』にあたるといえます。
『初動』につなげることができる否か、お悩みを解決するとき、大きなポイントになるのではないでしょうか。
『初動』につなげることができれば、そこは、お悩みを解決する、1の出発点となり、『初動』につなげることができなければ、そこは0のまま・・・つまり、『初動』につなげることができるのとつなげることができないのとでは、『0と1の違い』があるということなのでしょう。
お師匠様の常の仰せには、「0は何を掛けても、0のままだが、1は何を掛けても、掛ける数字の価値を見出せる」とのことです。
当時、『初動』の第一歩を踏み出すことの大切さを教え諭してくださったのだと思います。
なつ様には、「もう手遅れで片付かないのではないかという大きな不安がなくなってくれません」との思いがあろうかと存じますが、大きな視点から申し上げますと、もう『初動』をクリアされていますので、『お片付け』は始まったも、同然、これからは、その不安を抱えつつも、ゆっくり、1を2へ、2を3へ進めていくことにより、やがては、100の『お片付け』終了となることでしょう。
なつ様のお悩みをご教縁とし、私も、当院の伽藍・境内のお掃除に、日々、勤しまさせていただきたいと思います。
チューガ、なつ様ニトゥリマシティ、シェーウェーヤルーヒヤイビーングトゥ(琉球・沖縄方言)。
※訳:今日が、なつ様にとりまして、幸せな一日でありますように。
質問者からのお礼
中田様
ご回答ありがとうございます。
ご回答いただきとても励まされました。手遅れはないと言っていただけて心強いです。少しずつでも着手していきます。
ありがとうございます。
帰依様
ご回答ありがとうございます。
とても興味深く読ませていただきました。
1を2に、2を3に、地道にやっていこうと思います。
ありがとうございます。