彼の自死について
1年前、その彼は自死しました。彼は既婚者でした。妻子のいる人だとわかってお付き合いした私に非があります。
自死した原因は子供を授かったからです。
子供は諦め別れるつもりでしたが、
離婚して一緒になると彼は言いました。
ご家族に話すと言っていた前日、私は今後の人生を考えたらとてつもない不安に襲われ、彼にやっぱり堕ろす、あなたとも別れると伝えました。彼から返事はありませんでした。
連絡がないことに不安が押し寄せてきました。
その翌日彼は家族と住む家で首をつり自死しました。
私は彼の友人から連絡があり知りました。
突然のことで最初は理解ができませんでした。
本当に自死したのか現実を受け止めることができませんでした。
葬儀にも参列できないので、彼とはお別れすることもできませんでした。
二週間後子供は堕しました。
ただただ現実を受け止めることができませんでした。
なんで?と思う気持ちばかりです。
自分でどうしようもできなくなったからと逃げて、卑怯だとも思いました。
そんな風に思ってしまう私が一番罰を受けなければならないと思う気持ちと、勝手に何も言わず残さず逝ってしまったんだから、私にそれを背負わすのは卑怯だよ、と思ってしまう自分もいます。
自業自得なのもわかっています。そんな私は幸せに生きることが許されないのかとも思っています。
最近、死の罪は死でしか償えないのかなと考えています。
私はこれからどのようにして生きていけばいいのでしょうか。
幸せを感じる人生を歩むことは罪なのでしょうか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
Satoko 様
まずは、その場所からでかまいませんので、お付き合いした彼のご冥福をお祈りいたしましょう。合掌礼拝
あなたが妻子ある人とお付き合いしたことは、非があるといわれても仕方がないでしょう。しかしあなたがその人を愛したことに変わりはありません。
このことは不倫を認めていることではなく
ただ、あなたは人を愛したという心の温かさをしっかり持っていてほしいということです。
どちらにしても二人にはいばらの道だったのでしょう。彼はそう捉えたのでしょう。多くの人を傷つけることになったけれど、あなたはしっかりとした自分の生き方をしようと試みたことも間違いない事実かと思います。
今もまだ混乱してわけのわからない状態かと思います、悲しみと怒りとやるさなさと、気持ちをぶつける場所の無いことなど、落ち着かず。イライラとかフワフワとかしているかもしれません。しかし、心の温かさ、自分の生き方をしようとしたことを
今一度捉えなおしてみて、新たな一歩を踏み出す準備をしてください。
思いっきり泣いてもいいし、何かに怒りをぶちまけてもいい(物を傷つけないように)
そして、苦しみは何時かはいえて、また新たな出会いがあり、新しい自分というものにも出会えることもあるということも心に留めておいてください。
直ぐに、過ぎ去るものでないとおもいます。またどうぞお気持ちをお話しください。お寺でお話を聴いてもいい。きっと支えになるものがありますから。
合掌礼
追伸:お礼メッセージ、ありがとうございました。前を向くこと、少し心が軽くなったこと、よかったと思います。混乱したりフワフワした気持ちや怒りが湧いたときなど、これからどうぞご相談ください。この度のご縁に感謝申し上げます。再礼
心から告白なさって下さい
拝読させて頂きました。
あなたが深く悲しみ悔やんでも悔やみきれないお気持ちでおられるのではないかと思います。詳細なあなたやその人のことはわからないですけれども、あなたのそのお気持ち心よりお察しします。
お亡くなりになられたその人そしてあなたの中に生まれて亡くなられた命が心安らかになります様に心よりお祈りさせて頂きます。至心合掌 南無阿弥陀仏なむあみだぶつ
あなたもどうかその人とその命が安らかになります様に心を込めてお祈りなさって下さい。至心合掌
あなたのその悲しみや後悔や罪悪感は決して消えることはないでしょう。
心の中からあなたのそのお気持ちを仏様や神様やご先祖様やその人やその子にありのまま告白なさって下さい、そして心から懺悔して下さい。そして仏様や神様やご先祖様やその子やあなたが傷つけてしまった方々や被害を与えてしまった方々に心の中からでも誠心誠意謝りましょう。
そして悪しきことなさらない様に善きことをする様にお誓い下さいね。
お亡くなりになられたその人やその子は必ず仏様や神様がお導きなさって下さいます、先に往かれた親しい方々やご先祖様が必ずその人やその子を優しくお迎えなさって下さいます。そして一切の迷いや苦しみや痛みからもお救いなさって下さいます。そしてご先祖様と一緒に清らかに何の憂いもなく円満にご成仏なさいます。そしてあなたやご縁ある方々をあたたかくお見守りなさって下さいます。
いつの日かあなたが与えられた天寿を全うなさる時には必ず仏様や神様がお導き下さり、ご先祖様やその人やその子があなたを優しくお迎えなさって下さいます。そして再会を喜び分かち合うことでしょう。そして一切の苦しみや迷いや辛いことから救われて清らかに円満にご成仏なさるのです。
あなたとその人やその子とのご縁は永遠に続くのです。
あなたがこれからも自らのことを省みて懺悔し心から謝罪し、悪行をせず善き考えや言葉や行いを日々心がけ、皆様とのご縁を心から大切になさり、これからの未来を心から豊かに自分や周りの人達を大切になさり幸せに生き抜いていかれます様に、あなたが与えられた天寿全うする時仏様に救われその人やその子に再会なさいます様に切に切に仏様や神様やご先祖様やその人やその子にお祈りさせて頂きます。至心合掌 南無阿弥陀仏
またあなたのことお聞かせ下さい、あなたを心よりお待ちしております。
質問者からのお礼
お返事いただきありがとうございます。
前を向いて頑張って生きていこうと思います。
彼に対し手を合わせることがなかったのですが、これからは気付いた時は手を合わせて合唱したいと思います。
少し心が軽くなりました。
本当にありがとうございます。