過去の人との関わり方
いつも大変お世話になっております。
昨年子供が産まれ毎日慌ただしくも、幸せを感じながら過ごすことができています。
ですが子供が愛おしくて仕方がないと思えば思うほど、今までの自分の生き方や人との関わり方をとても後悔してしまいます。
私が今まで関わってきた人の中で、きっと私のことが嫌いだとか気に食わないと思ってる人もいるだろう。将来その人たちと自分の子供がなんらかの形で関わることになって、私の子供だと分かったら危害を加えてきたらどうしようとか、ネガティブなことばかり考えてしまいふとした瞬間にとてつもない不安感に襲われます。
なんでもっと誰にも悪く思われないような生き方ができなかったんだろうとか、過去をひたすら後悔してそのことで頭がいっぱいになってしまいます。
過去にばかりとらわれず未来に目を向けていくにはどうしたら良いのかアドバイスをいただけましたら幸いです。
よろしくお願いいたします。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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過去を未来への栄養にしましょう。
まず、お子さんの誕生を心からお祝い申し上げます。新しい命がもたらす喜びと愛情、それは比べるもののないほど素晴らしいものです。しかし、その愛情が故に、様々な心の葛藤や不安が生まれてくるのも自然なことです。
あなたが抱えている後悔や不安、その思いの深さを理解します。自身の生き方や過去の関わり方について悩む気持ちは、母親としてとても自然な反応です。それは、あなたが子供を非常に大切に思っている証拠でもあります。
過去の出来事について悔いる気持ちは、人として避けられないものかもしれません。しかし、過去は既に定まっており、変えることはできません。ここで大切なのはその過去をどう受け入れ、未来に向けた行動に繋げていけるかということです。過去を後悔することも、自分自身を見つめ直す大切なステップです。
例えば、お子さんに対する愛情を思い起こす時、未来への希望や願いがあなたの心に芽生えていることでしょう。その希望を抱きながら、未来に目を向けることができるのではないでしょうか。
過去に囚われず未来を見つめるための具体的な方法として、以下のようなことを試してみてはいかがでしょうか。
1. 現在の思いや感情を日記に書き出す。言葉にすることで、心の中のモヤモヤを整理する手助けになります。
2. 瞑想や呼吸法を取り入れる。心を落ち着かせ、過去の雑念から解放される時間を持ちましょう。
3. 日常に感謝の時間を設ける。子供の笑顔や日常の小さな幸せに感謝する習慣を持つことで、未来へのポジティブな視点が育まれます。
4. 周囲の支えを頼る。パートナーや友人、家族と気持ちを分かち合うことで、孤立感が和らぎます。
あなたが過去の出来事について深く悩むことも、未来への道筋を見つける為の大事なプロセスです。そして、あなたの愛情あふれる母親としての存在が、きっと未来の明るい時間を築いていく力となるでしょう。どうか、自分を責めずに優しく労ってあげてください。あなたのその姿勢が、お子さんにも大きな力となることを信じています。合掌
質問者からのお礼
宮本龍太様
お忙しい中ご回答いただき本当にありがとうございます。
今の不安や葛藤のせいで、こんな私が母親でかわいそうだと思ってしまうこともあったのですが「母親として子どもを大切に思ってる証拠」と言っていただけて気持ちが楽になりました。
どんだけ過去を悔やんでも変えることはできない、大切なのは過去を受け入れそれを未来に繋げていくこと、、それを言っていただきハッとしました。
また具体的な方法まで教えていただきありがとうございます。日常に感謝すること、忘れていました。大切な家族が健康でいてくれることや子どもの笑顔は本当にありがたいことです。
産まれてきてくれた子どもと尊い時間を過ごしているのに過去に囚われてばかりでは勿体無いなと思うことができました。
家族と子どもと明るい時間を過ごすことを意識していきます。
本当にありがとうございました。