夫が味方になってくれるには
夫婦関係の相談です。
少しでも前向きに考えられるアドバイスを頂きたいです。
夫は両親や姉と仲が良いです。
ただ、他人のように気を遣っている様子も見られます。
例えば私が、日曜日だから実家に顔見せに行こうか。と言ったら、親の予定を確認しないで行くのは失礼でしょ?と言われ、
私は軽い気持ちで言ったつもりで、自分の実家だからそんなに気を遣わなくても?と思ってしまいました。
私に対しては時々気遣いのない発言があったり、どうしても私より親・姉を優先して、私の味方になってくれないときがあります。
そのせいか私も義実家がなんとなく苦手になってしまいました。
価値観の違いはあるものの、特別何かされたなどは特にありません。
実親はもちろん大切にするべきですが、今の自分の家族(私や子供)がいるのだから、親族以上に私たち家族の味方でいて欲しいと思ってしまいます。
何かいい解決方法はありますでしょうか。ご返答よろしくお願い致します。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
味方か味方じゃないかのラベルを忘れて
どんなに大切な妻や子供であっても、全ての言動に賛同することはありえないし、反対に、喧嘩ばかりしている相手とでも協力できる場面はあります。
領地争いをしている隣国とでもビジネスや文化交流では仲良くできるのも人間ですからね。
また、政党も思想も異なる政治家同士でもプライベートでは仲が良い場合もあります。
なので、いついかなるときも味方になって欲しいとか、あのとき反論されたから私の敵だ(味方ではない)とかいうラベリングは、意識的にはがすようにしてみてはどうでしょうか。
私のこの回答も、私が夫の味方をしてあなたに敵対しようとしているのではありません。
怒りのストレスからあなたをお救いしたいという思いで、あなたの夫の言葉へのがっかり(怒り・反発)を和らげて欲しいという意図です。
仏教では、怒りやプライドの煩悩はストレスの原因になると考えますからね。
怒りやプライドのフィルターで夫の言葉を聞くと嫌な気分になるけど、夫の言葉をリラックスして聞くならさほどむかつかない可能性かあります。
たとえば、実家に「今から行っても大丈夫?」と確認すれば済む話でもあるし、単純に、夫が家でゆっくり休みたかっただけかもしれません。
「また今回も味方してくれなかった!」と力を込めるのではなく、リラックスして目の前の会話(議論)にその場その場で取り組みましょう。
夫の嫌!を見つけたたらどうだったら嬉しいのか?を考える
aaaさん
お悩み拝見させていただきました。
日曜日だから実家に顔見せに行こうか。と言ったら、親の予定を確認しないで行くのは失礼でしょ?と言われたのですね。これに関してはご主人と家族との関係をそのまま反映されているだけ、だと思います。
例えばですが、うちの主人は本当に家族と仲が良いです。そのお陰で私も義理の家族が大好きです。主人と家族の関係がとてもラフな感じなので、私もお断りもなく頻繁に娘を連れて2人で遊びにいきます。義理の家族も私たちが来ると嬉しいようです。
ただこれは、主人と家族の関係を私がそのまま引き継いでいるだけです。ですので、もし主人が家族と他人行儀なとことがあれば、一旦私もそのルールを採用します。それが一番良好に関係を続けられるコツだと思うからです。
ただ、このご相談を読んたところ、根本のご相談はそこではなく、どうして私より親・姉を優先して私の味方になってくれないのか?ということなのだと思います。
その気持ちはごもっともです。ですがパートナーシップとはお互い育んでいくものです。夫は妻次第で変わります。そして妻の想念の前後10%のイメージで「夫らしさ」が構築されています。
ですので、自分の心の平穏のために「夫を育ててみる。」という視点を持っても良いかもしれません。
まず、親・姉を優先して私の味方になってくれないと思っている。そのことがとても悲しい。ということを冷静に感情的にならず伝えてみてはいかがでしょうか?きっとご主人はaaaさんがそう思っていることすら気づいてないと思います。
悲しいことを伝えたら、どうして欲しいか?を具体的に伝えます。私を優先して欲しい!だととても抽象的で男性には理解できません。どういう状態が私を優先している、ということなのか、具体的にお話しして教育する必要があります。
つまりは、aaaさんがどうして欲しいと思っているのか?自分を深く知る必要があるのです。
夫の嫌!を見つけたたら、どうだったら嬉しいのか?をちゃんと考えることです。
夫婦の幸せは他責にはできません。自分の幸せのために自分で作ってやる!くらいの気概があれば、2人の関係は魔法のようにいくらでも変わっていくと思います!心から応援していますね!
aaaさんの心が少しでも軽くなり温かい光に包まれるようお祈りしております。南無阿弥陀仏。合掌。