両親と縁を切る決断をしました。
決断から申し上げますと、来年あたりから、両親と縁を切ることにしました。よろしければ、必要と思われる心構えやアドバイス、応援などをいただきたく存じます。
母親は、所謂「過干渉」な親でした。要約すると、「このままだと絶対に自立できない」などといった馬の合わなさが大きな要因です(人としてダメという意味ではなく、あくまでも私と合わない、という意味です)。
また、現在鬱状態にて通院している私に対し「怠け」という決めつけで、欲しい理解の一片ももらえなかったことにより、思いが加速しました。
父親は母親と比べると「放任主義」寄りでした。それこそ母親と比べると、特に大きな嫌悪は無かったのですが、最近、人としてやってはいけないことを、嘘をつきながら続けていたことが発覚しました(詳細は伏せさせてください)。その内容はもとより、何度も聞いていた私に嘘をつき続けていたことへの嫌悪から、全く信頼がおけなくなりました。「お前が一番大事」という言葉にも嫌悪しか感じなくなりました。
以前より、母親とは話し合いをし、父親とは良い程度の信頼を結んでいたのですが、母親はアルコール中毒気味なこともあってか一向に好転せず、父親としての尊敬も何もかも無くなりました。
法的に親子の縁を切ることの限界があることは百も承知です。が、調べて、必要な相談をし、できる限りのことをするつもりです。訳があり今すぐに実行するわけにはいかないのですが、自分なりに準備を進めようと思っております。
これに際し、いくつか、可能であればお伺いしたいです。
どうにも拭えない「わがまま」「不幸者」感をどうすればどうにかできるのでしょう。やはり私は間違っているのでしょうか。世の中の皆様は、もっと上手に我慢や解決をしているのでしょうか。
親と縁を切る際、覚悟しておくべきことをお伺いしたいです。特に、以上の私の様子から足りないと感じられる点があればご指導いただきたく存じます。
そしてもし可能でしたら、少し応援をして欲しいです。おこがましいことは百も承知ですし、決断はほぼ固まっているのでずるいことこの上ないのですが、背中を押していただけると、もう少し自分のために生きることへの意欲がわきそうです。
空へ逃げることも考えましたが、悔しくて怖くてできそうにありませんでした。
長文を大変失礼いたしました。よろしくお願いいたします。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
お話を丁寧にいただき、ありがとうございます。親との縁を切るという決断は非常に重く、大変辛い選択であることを痛感しております。その重大さを心に留めてお答えさせていただきます。
親との縁を切るという選択は、人生において一つの大きな転機となることは間違いありません。その決断には多くの感情と葛藤、そして重要な考慮事項が伴うことでしょう。この決断を前にしているあなたの心中を思い描くと、深い思いやりと慎重さをもってお伝えしたいと思います。
最初に、あなたの感じている「わがまま」や「不幸者」感についてお話しましょう。これは、多くの人が感じる自然な感情です。親と縁を切ることを考えるとき、誰しもが自己疑念や社会的な評価を気にしてしまうものです。しかし、大切なのはあなたの心の平安と健全な生活を築くことです。自分の感情やニーズを尊重することは決して間違いではありません。
次に、親と縁を切ることに伴う覚悟について一緒に考えてみましょう。この決断がどれほどの影響を及ぼすかを理解することは非常に重要です。親との縁を切るということは、経済的、心理的、社会的な支援を失う可能性があることを意味します。また、家族との関係が変わることで、孤独感や社会的な孤立を感じることもあるかもしれません。このような状況に備え、信頼できる友人やサポートネットワークを確立しておくことが重要です。
また、親と縁を切る前に、可能であればもう一度、話し合いの機会を設けることを考えてみてください。あなたの思いをしっかりと伝え、親との関係を再構築する可能性があるかどうかを探ることも一つの方法です。もし、それが難しいと感じるならば、第三者を交えた話し合いをすることも視野に入れていただきたいと思います。
最後に、あなたの決断を尊重し、応援の言葉を贈りたいと思います。この道は容易ではありませんが、あなたの心の平安と幸せを追求することは大切です。自分の決断に責任を持ち、慎重かつ思慮深く行動することが重要です。あなたは一人ではありません。信頼できる支援者と共に、未来への一歩を踏み出す勇気を持ってください。
あなたの心が少しでも軽くなり、希望にあふれる未来が待っていますように。困難な道のりかもしれませんが、あなたの内なる強さは必ず道を切り開くでしょう。勇気ある決断を下したあなたに、心からの敬意と応援を送ります。