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死にたい

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ご相談失礼します。
私は通信制高校に通おうと思っていて。親2人にもその話はしていて母親は受け入れてくれたのですが、父親は納得がいっていなかったようで仕事から帰ってくる度説教をされていました。これはもう今に始まった事ではなくて2年前くらいからこれまでずっとです。
正直言うと私の話も聞かずに一方的に命令口調で説教をしてくる父が昔から大嫌いでした。通信高校の話をした時も私の話はスルーされ命令口調ではなかったのですがここ行けばとかそんなのばかりでした。何年も聞いてきました、それを踏まえた上でここに行きたいと言っているのに全スルー。この説教をされてる時今まで沢山高校の事を考えたり先生に相談したり説明会に行ったりしたのですが、それが全て壊されていってる気がして本当にどうしようもなく悔しくて最悪な事に父の前で泣いてしまったんです。父は泣いた私を見て何を思ったのかベタベタ触ってきたんです。頬を捕まれ至近距離で無理やり視線を合わされたり頭を撫でられたり背中を痛いぐらいに叩かれたり3回くらい息がしずらいほど抱きしめられたり。言ったら悪いのですが本当に気持ち悪くて吐きそうでそれでも逃げられなくて、でも父は構わずこんなに可愛いんだからとかアンタなら大丈夫とか、どの口が言ってるんだと思いました。今まで私の何を見て来たの?何が大丈夫なの?私の事知りもしないくせに大丈夫とか軽い言葉を使って私が今までどれだけ苦しい思いをしたか知らないくせに。

私はリアルで誰かに悩みを聞いてもらった事が今まで1度もありませんでした。ずっと一人で泣いて、その度に思ってました
誰かの胸の中で泣きたい、話を聞いてほしいと、ずっと思っていました
父に抱きしめられアンタなら大丈夫と言われた時なんでこういう時に限って抱きしめて来るのはこの人なんだろう。なんで大好きなお母さんじゃないんだろうと最悪な気分でした

父親だけならまだよかったんですが現実は甘くなく、フリースクールでも私だけ挨拶を無視されたり皆の輪から外れていたり私だけずっと1人。フリースクールなら私の居場所になってくれる思っていたのですが真逆でした。何も出来ない私が悪いんです。全部私が悪いんです。

もう何を信じればいいのかどこが私の居場所なのか分かりません。毎日こんなことを考えて私はいつ解放されるのでしょうか。全てが怖いです

2024年10月24日 5:39

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お坊さんからの回答 3件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

あとひと踏ん張り、信念を変えないこと。

拝読させていただきました。

まず、はなさんは同年齢などからは達観されている考察力をもっています。
それは はなさん自身でも自分の持っている可能性に気づいていない面があるようです。
分析力が長けている分、親も含め同級生からはズレが生じているような感覚があり、周囲が逆に はなさんの才能(鋭敏)に気付いていないと思います。
これは有名な発明王エジソンと同じ境遇に近いものを感じます。エジソンは小学生のときは周囲と馴染めず、また学校からは勉学についていけない能力だと判断され母親に来なくていいと退学を強いられ辞めました。
しかし、母親は息子のエジソンに能力が衰えているから小学校から退学のことは直接伝えず、「エジソン、あなたは学校側はもう教えることはないくらい頭脳明晰だから来なくていい」というふうにエジソンの心を傷つけないように伝えたのです。
それから母親が独学で息子のエジソンにいろいろな本を与えながら学んだいったのです。するとエジソンは白熱球など現代では欠かせないほど世界に灯りを日常化させるほどの偉人となりました。生涯でたしか1093つの発明をされた記憶をしています。確かではありませんが。

現代でも、風習や親のプライドや世間体など周囲はそれなりに「無難」を選択するように施すものです。しかし当人である はなさんの心境はそうではなく、また世の中の同世代で同じように悩みを抱えている人は万と存在します。

全世界の精神学者(メンタルクリニック、心療内科なども含める心理学)での有名なカール・グスタフ・ユングは、このように説きます。
「ある人に合う靴も別の人には窮屈である。あらゆるケースに適用できる人生の秘訣などない。」

ある人(親や同級生や社会)にはピッタリであっても、その人にとってみれば窮屈でしかないことがあります。
これはある意味で相手の欲求心理から生まれる倫理観を押し付けているのです。
生きる上には「倫理(律)」と「道徳(戒)」の2つの両面を心に備えておかねばなりません。
わたしたち目が2つあるのも「二面性から自他ともに観ていく」ことが大切です。
親身に相談に乗ってもらった上、はなさんの理解を踏まえた上で正しい方向へと父親にも説得できるような人がいればいいのですが。。。
未成年の間は我慢ではなく、18歳までの成人までは修行であるとあと少し辛抱しなければならないかも知れません。

2024年10月24日 9:43
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営業マンはお客様を憎まず説得する

親はとにかく安心したいのでしょう。
大多数の人が行く一般的な高校に入ってくれたら親は「とりあえず安心」できるけど、通信制高校に通った場合には、たとえば人間関係が希薄になるからコミュ力が育たないんじゃないかとか、一人で勉強しなきゃならない場面が多いから怠けてしまうのではないかとか、親にとっては不安要素が多いのでしょう。
だから親は、あなたを説得して「普通」の進路に行かせようとするのだと思います。
フリースクールは、元々人間関係が苦手な生徒が多いでしょうから、仲良くなれなくても仕方ないでしょうね。
お坊さんが何を言いたいかというと、親やフリースクールの人々があなたの思いどおりに動いてくれないのは仕方ない、彼らには彼らの欲・怒り・怠け・プライド(こだわり)があるのだから、みんな自分の思いを優先したがるのは普通なのだと思って、親やフリースクールの人への怒りを持たない方が、あなたの心は平安になるのです。
親を憎むのではなく、親と考え方が違うだけだ、さて、どうやって親を説得してやろうかと、明るく知恵をしぼるのがあなたのやるべき仕事なのです。
営業マンがお客様をその気にさせて商品を買わせるように、あなたは親をその気にさせる方法をあれこれ考えるしかないのです。
なぜなら、お金を出すのは親(お客様)なのですから。
営業マンはお客様と今後も付き合うので、お客様を憎むのではなくお客様と仲良くしながら説得しますからね。
説得のテクニックとしては、権威のある専門家から説明してもらうことです。
たとえば学校の先生等から、「お子さんには通信制高校がぴったりです」と言ってもらえたら説得力が増します。
なお、死にたい気持ちが何日も続く場合は「うつ」等の脳・神経の体調不良かもしれませんので、心療内科等を受診してみましょう。

2024年10月24日 12:34
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おきもち

がんよじょうし。浄土宗教師。「○誉」は浄土宗の戒名に特有の「誉号」です。四...
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あなたをお待ちしてます

拝読させて頂きました。
お父様から一方的にきびしく説教されたり触られたり思い切り叩かれ抱きしめられてあなたは本当に辛い気持ちになったのですね、あなたの気持ちも聞いてくれずにいっそのこと死んでしまいたいと思っているのですね。そんな自分が悪いと思ってしまうのですね。詳細なあなたのことはわからないですが、あなたが本当に辛い思いをなさって生きていることは伝わって参ります。あなたのその辛い思いを心よりお察しします。
お父様やお母様のお考えや思いはわからないですが、あなたのその辛いお気持ちや通信制高校に通いたいという意志を第三者にお話しなさってみてはいかがでしょうか?
児童相談所の相談員さんにもご相談してみましょう、或いは医師やカウンセラーさんにも今までのことや親とのことやあなたの辛い思いをしっかりとお話しなさってみてしっかりと聞いてもらいましょう。
具体的にすぐ答えはでないかもしれませんが、あなたの心の中だけで抱え込まずに公的機関の相談員さん等の第三者の方々に話してみて先ずあなたの心の中から出してしまいましょう。
読ませて頂き私はあなたは決して悪くはないと思いますし、あなたにはあなたなりの生き方や学び方や人との接し方があると思います。通信制高校に通うのも一つの手段でしょうしそれ以外にも様々な方法や生き方があると思います。
ここであなたのお気持ちをお話しになって頂くことも一つの手段ですからね。
先ず児童相談所等にご相談してみましょう。
あなたがこれからも沢山の方々に相談なさり様々な生き方や考え方を学んでいかれ毎日を健やかに充実して生き抜いていくことできます様に心から祈っております。そしてあなたを心から応援してます。
またあなたの思いをお聞かせ下さい、あなたを心よりお待ちしてます。至心合掌

2024年10月24日 20:09
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おきもち

Kousyo Kuuyo Azuma
脱サラして10年が経ちました。栃木県佐野市の一向寺に勤めています。(佐野ラ...
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