今後の母との付き合い方回答受付中
親の機嫌について、一般的な感覚が分からず相談します。
2年前に父を亡くし、母と2人で暮らしています。私は、母に対して育ててくれたことには感謝していますが、人間としては尊敬できません。
父が亡くなるその日まで機嫌が悪く、父に怒鳴っていた姿が一番印象に残っています。死期が近く頭が回っていない父の
傷ついた顔が忘れられません。
私に対しては、機嫌が悪い時は「化け物」と言ってきたこともありました。そんな時も、機嫌を取ってはいませんが、普段通りに接することで関係修復をしやすい状況にしてきました。
最近もまた機嫌が悪くなり、1週間ほど口を聞いていません。もう面倒くさくて、県外に就職してそのまま戻ってきたくないと思いつつ、父もいないため母を1人にするのは忍びないとも思います。母はそんな性格なので、親族とも折り合いが悪く、友人も1人しかいません。趣味は少しあります。
客観的に見て、県外に就職して母を1人にするのは恩知らずでしょうか。また、県外に就職するとした時に、私の罪悪感とはどう向き合えば良いのでしょうか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
悪循環が善の心を妨げ素直ななれないお母様がいます。
拝読させていただきました。
「県外に就職するとした時に、私の罪悪感とはどう向き合えば良いのでしょうか。」
上記、ご質問の最後の段でのお言葉を察していることは、やがて後悔の波が押し寄せてくることが予測されます。
お父様がご逝去される直前まで怒鳴っていたことは胸が痛みます。そのようなお母様に対し、温容なお父様であったことと思います。そこにお母様のお気持ちからは"やさしさ故に憎さ百倍"が、心の存在として生じていたかも知れません。ことにお母様自身が貪瞋痴である三毒に侵されてしまい煩悩にまみれ、更に自心を混迷させてしまっているかも知れないと感じます。
素直になれない性格を自身で形成してしまったことから、年齢を重ねるにつれ頼るところは娘様にしか居ないことも分かっているものの、今からどのように立ち振る舞いをして、素直な自身に戻っていけばいいのかも混迷しているかも知れません。
ひとりっこさん に当たれば当たるほどお母様自身が苦しんでいることも一番分かっているかも知れないないですね。
救える方法はすこし難しいですが、外に連れ出して社交ある環境に導いてあげることが必要となります。
自尊心もすこしお高いところもありそうなお母様であることと察しますので、法話会などに連れ出したり、それ以外の生命の在り方などでもいいと思います。講演会や法話会をされる方や僧侶は万人を相手し、万人の苦悩を知り、あらゆる角度から直接的に指摘ぜずとも「素直にならなければならない。」ということを伝えていかれます。
お母様の顔見知りもいない環境での法話会など人生の生きる指針を改心してくれる会へ連れ出すことは厳しいでしょうか。
その環境に導くことが難しければ、詩人などの「31日繰り返しの日めくりカレンダー」などをトイレに設置することも得策です。
ひとりになれる静かな環境は唯一、トイレが意識を他に赴かず、集中できる場所でもあるからです。
人は大切と分かっていることも、煩悩が善の心を侵そうとしてきます。
名言などのカレンダーはネットでも購入できる時代でもあります。
人は時に気づくことが、心が変わらなければならない。変わりたい。いろいろな角度から気づきが穏やかな環境に導くことと感じます。
ご返答と場違いな心境であればお許しください。
合掌